散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2008.10.22 新潟県村上市 若林家住宅の干鮭

2008-10-31 17:46:16 | 国内旅行
「若林家住宅」は国の重要文化財に指定されている昔の武家住宅だ。建設は1800年前後だそうだからずいぶん古い。今、一般に公開されていて、村上観光の目玉の一つとなっている。
軒先に干鮭が三匹ぶら下がっていた。何のつもりなのだろうか? 村上を流れる三面川で鮭が獲れることから、昔はこのように干鮭を作ったのか? それとも何かお守りのようにしたのか?
干鮭の顔、なんとも恨めし気にも見えるし、これがお守りとすれば十分頼りになるような迫力ある面構えになっている。






2002年英国旅行回想 9月25日, Minac Theatre

2008-10-31 10:20:52 | 海外旅行
この日の目的地は、ブリストル海峡入り口付近にある町、リントン(Lynton)だった。ランズ・エンドからは北東、約300kmの距離にある。
朝、"The Land.s End Hotel"を発ち、最初、ちょっと反対方向になるが南に10kmも行かないところ、海岸の崖に作られた現役の野外円形劇場、"Minac Theatre"を見物した。これは、英国人女性、ロウィーナ・ケイドが長時間をかけて独力で建設したというもの。ローマ人がかつて各地に作った円形劇場を小ぶりにしたような造り。これを見て、なにしろ、ロウィーナさんの熱意とエネルギーにただただ感心するばかりだった。「英国人の執念」を見たような感じさえした。
向きを北に転じ、B3306に出て、コーンウォールの北側、大西洋に面した「何もない」風景を眺めつつ、この日のドライブをスタートした。

Minac Theatre


"大西洋の荒波"、向こうに廃鉱の煙突などが見える


Pendeen灯台

2002年英国旅行回想 9月24日, ランズ・エンド

2008-10-30 14:23:05 | 海外旅行
その名の通り地の果て、英国本土最西端だ。海の彼方を指し示す標識には、ニューヨークまで3147マイルと書かれている。
その昔、英国人はこの海の彼方に「新天地」を夢見たのだろうか。しかし、「新天地」とは勝手な話だ。要は、「他人の土地」ではないか。正しく言えば侵略を夢見たと言うべきだろう。
英国人に限らず、人類の歴史には侵略の歴史という側面がある。悲しいかな、人の性だ。

海の向こうはニューヨーク・・


Land' End Hotel


付近の一景

2008.10.21 新潟県 瓢湖 足の踏み場に困るほどの鴨

2008-10-29 16:27:32 | 国内旅行
瓢湖をすぐ前にして、「白鳥見物」のためか、かなり広めなタイル張りにしたスペースができている。
ちょうど昼下がり、人影もまばら。足元には、「昼寝」でも楽しんでいるのか鴨が一杯。
間をあるいても、動きもしない。
鴨は野生動物。普通、人を含む敵から身を守るため、水面で休むか、岸辺でも手が届きにくい場所でくつろぐ筈だ。
ここでは彼等、すっかり安心しきっている。時々、どなたかが「えさ販売機」から何やらを買ってくると、その周りの鴨が起き上がって集まり、「鴨だかり」かできる。つまり、衣はともかく「食・住」には恵まれておられる様子。
これは、鴨たちにとっては好都合なのかもしれないが、ある意味では「自然破壊」になっているのではないかと思った。


2002年英国旅行回想 9月24日, ペンザンス

2008-10-29 09:56:48 | 海外旅行
ペンザンスまで来ると、もうLand's Endは眼と鼻の先になる。一応都市と言えるような大きな港町なので、この夜の泊はここと考えていた。
しかし、着いたのが夕方六時を過ぎ、インフォメーションが終わった後で、結局、電話でホテルをあたることとなった。しかしいくつか当たったペンザンスのホテルには空き室がなく、それならと空き室をたずねたLand's Endのホテル、"The Land.s End Hotel"で部屋が取れた。
それで、ペンザンスは夕方の町を少し散歩しただけ。素朴さを残した静かな町であったと記憶している。
散歩の途中でみつけた"Michelngelos Coffee Shop"で晩飯。ムール貝のマリネとスパゲッティ・ボロネーズ。ムール貝はともかく、スパゲッティーの方は、確か、「いま二つ」であった。
"The Land.s End Hotel"は、新しい感じのホテル。それだけに、"岬の本当に突端"に位置する以外に大して特徴はないが、快適。バーでビールを一杯いただいた後、気分良く眠りについた。


2008.10.18 台場、ゆりかもめ

2008-10-28 12:42:36 | 散歩
台場駅前のホテル、グランパシフィック・メリディアンに所用があり、新橋からゆりかもめに乗った。久しぶり、四年ぶりぐらいか。その間、ずいぶん新しい建物ができて、高架から眺める車窓の光景は大きく変わっている。「洗練された」とも言えるようになったと感じた。
しかし、ビデオはともかく、写真というと走る車窓からは撮りにくい。「所用」ゆえに、余り時間もない。それで、撮ったのは、台場駅ホームから東の方を向いて防護ガラス越しに撮ったこの一枚だけ。遠くに見えるのは発電所やクレーン。夕方近だったせいもあり、ちょっと寂しげな「電車の写真」になってしまった。


2002年英国旅行回想 9月24日, 聖マイケル・マウント

2008-10-28 09:49:20 | 海外旅行
チャグフォードから山越えのルートでA30に戻り、西に向かった。
途中海が見たくなり、A30を離れて南に。入り江の奥の小さな町(村?)、Foweyに立ち寄った。「崖にへばりついた町」といった感じ。曲がりくねった細い坂道に土産物屋などが並んでいる。結構な観光地らしく、人出が多かった。明るく楽しげな雰囲気。「へえ、イギリスにもこんなところがあるんだ!」と、車を降りて一回りしようと思ったが、ここでも又駐車場所を見つけられなかった。それで、町中を車でチョコチョコっと、殆ど通り過ぎるだけでオシマイ。
さらに西に向かい、Truro、Pedruthと言った町を通り抜けつつ、英国本土西端部の都市ペンザンスに向かった。
ペンザンスに入るすぐ手前を左折し、海岸沿いに5km走ってMarazionに到着。眼前、海の上にフランスのモン・サン・ミシェルをミニチュアにしたような島が浮かんでいる。これが、聖マイケル・マウントだ。フランス語で言えば、モン・サン・ミシェル。名前まで一緒。また、干潮時には歩いて渡れるのも一緒だ。ただ、モン・サン・ミシェルは、観光に便利にするためか、現在は陸地と道路で結ばれている。しかし、ここは潮が満ちれば船で渡るしかない。我々が着いた時、海面下に「通い道」を見ることができたが、もう歩いては渡れなかった。結局、小さな連絡ボートで聖マイケル・マウントに渡った。
島にあるのは、かつて修道院、要塞、監獄などに使われたという石造りの建物。「つわものどもが夢の跡」だ。



海面下、うっすらと「通い道」が延びているのが見える


かつての修道院・要塞・監獄

2008.10.21 新潟県阿賀野市 瓢湖で白鳥を見た!

2008-10-27 09:54:10 | 国内旅行
ドライブ旅行の途中、たまたま瓢湖を通りかかることになった。当然立ち寄らない手は無い。何しろ白鳥の越冬でチョー有名なところだ。
しかし、時節は秋。それも、「深まった」ともまだ感じられないような状況。湖畔には観光客が数人、それに地元とおぼしき人影がいくつかあるだけだった。などなどで、実際湖畔に立つまでは、もう白鳥が来ているとは思ってもいなかった。
しかし、向こう岸の方向に眼をやれば、何と白鳥の姿が見えるではないか! その数、全部で五十羽を越すほどの数であったろうか?
聞けば、白鳥は十月に入ると飛来し始めるという。昨年の今時分はもう千羽ほど来ていたようだ。今回眼にした上記の「五十羽を越すほど」は全体のごく一部であったのかもしれない。
11月に入るとその数六千羽にもなるというから大変なものだ。それだけ、餌付けなどによる「食料状況」に恵まれているのだと思う。




2008 10 15 初台付近秋景色

2008-10-26 15:55:43 | 散歩
京王線幡ヶ谷駅から少し新宿寄りで、所謂「緑道」に入り、新宿駅南口までぶらぶら歩いた。
ここはその昔玉川上水が流れていたところ。今、川は暗渠になっているのか、それとも埋め立てられてしまっているのか、よくわからない。いずれにせよ、今は歩行者専用道路兼公園のようになっていて、手ごろな「散歩道」だ。
途中、遊具などを置いた「公園」になっている部分の木々を見ると、葉の一部がもう赤や黄色に色づき始めたり、小さな赤い実をつけていたりした。それらの色と青空とのコントラストもなかなか綺麗! 「秋景色」の始まりだ。




2002年英国旅行回想 9月24日, チャグフォード

2008-10-26 12:25:55 | 海外旅行
七時半ごろ日が暮れ、朝は七時ごろ明るくなった。
Chagfordの朝を散歩しようと、七時半頃ホテルのラウンジにおりた。誰もいず、真っ暗。出口を探っているうちに支配人がとんできた。八時半前には下に降りるなとのこと。玄関ロックか何かが警察につながっていてポリスが来るとまくしたてられた。変な決まりになっているらしい。やっぱり、田舎か・・・。
それでも外に出て、朝靄がたちこめる牧場の風景を楽しんだ。
チャグフォードは「英国一のかわいい小さな村」とか。しかし、実際のところその「かわいさ」は程々。むしろ、トレッキングなど、周囲の自然を楽しむ基点と考えた方がよさそうだった。