散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2008.04.03 西新宿5 「大衆食堂 こころ屋」

2008-04-30 06:12:35 | 散歩
好天下、山手通りあたりから神田川沿いに、散り始めた桜を見つつの散歩の途中であった。
あやめ橋を過ぎ、相生橋手前あたりから十二社通りに向かおうかというところ。路地を出たところで 「大衆食堂 こころ屋」が目に飛び込んできた。
何ともまあ、カラフルな店。しかし、塗装はくすみ、全体に生気を失っている。もうやってないらしい。
あたりは、ごみごみと家が建て込んだ一角。摩天楼聳える新都心がすぐそことは言え、「そんなものとは関係ネー」というような所。晴れた日のけだるい昼下がりだけに、まさに「閑古鳥がなくような」空気が漂う。
「こころ屋」の前に停まった軽バンが写真を撮るには邪魔で、しばらく待ったが動かない。運転するお兄さんが車内で弁当を済ませ、昼寝でも始めるらしかった。




2008.04.09 金沢; レトロな建物の宝庫!

2008-04-29 09:25:14 | 国内旅行
金沢の街にはレトロな建物が溢れている。そのうちの殆どが、「見世物」として保存されているというわけではなく、見たところ、「現役」で使われているのが嬉しい。「いつか又、カメラを担いで行ってみたい」と思うほどだ。
「歴史と伝統の街」として、何とか何時までもこうした姿を保って欲しいと思わざるを得ない。
写真は、コンクリート造りのレトロな建物。




2008.04.27 中野区南台, 児童館壁際のメルヘン

2008-04-28 09:46:54 | 散歩
南台児童館の外壁下、道路に接した僅かの幅の所、草花の間に白雪姫と小人の人形が一体ずつ置かれている。どこのガーデニング用品屋でも置いてあるような代物かもしれない。普段は草むらに埋もれたかのようで目につきにくい。
しかしこの時、春の日暮れ時、咲き盛った花に囲まれ、「児童館」にはドンピシャリの感じでメルヘンチックに輝いていた。




2008.04.09 金沢, ひがし茶屋街

2008-04-27 08:31:14 | 国内旅行
かつて遊郭があったところという。今は、格式高い現役の「茶屋」の街だそうだ。それで、格子戸をつけた古い家並みは「枯れた遺跡」とはなっておらず、しっとりとした「生きている情緒」を感じさせるものだった。
通り抜けたのは昼間、午後三時半ごろ。「夜の時間」は未だ少し先。華やいだ感じと言うより、のどかな普通の生活感が漂っていた。






2008.04.09 金沢, 長町武家屋敷跡

2008-04-26 10:07:36 | 国内旅行
ここは、江戸時代、上級武士の居住区だったそうだ。中には、一万石もの「家臣」もいたと言う。ちょっとした「殿様」並み。
家の造りは、住む人の禄高などに応じ、しっかり決められていたらしい。結果、家を見れば、そこに住む人が「なんぼ」のものかすぐわかるようになっていたという。
今、この一角は単に「観光地区」であるだけではなく、現役の「住宅街」になっている。いったい、かつての武士の子孫、どのくらいの数が住み続けているのだろうか? いずれにせよ、「身分格差」のついた家に住むという心地は如何なものであろうか?




2008.04.24 杉並区和田1, ツツジが「はみだした」家

2008-04-25 08:54:19 | 散歩
エネルギー旺盛と言えばそうだが、むしろ「我が物顔」のツツジ。路地に面した民家の庭角に、塀を押し破ってはみ出したかのように咲き誇っていた。
引き戸ののついた塀は、道路に向って大きく傾いてしまっている。・・・・しかしこの家、塀だけじゃないな、塩ビトタンの屋根も垂れ下がっている。板壁もツタがはびこるのにまかせた様子。
いったい人が住んでいるのかと思うが、二階のガラス窓には吊るされたシャツが見えたりする・・・・・まあ、他所の家を覗いたり詮索したりするような態度は止そう!「挙動不審」などと思われたくない。


2008.04.22 たそがれ時近くの南台商店街

2008-04-24 09:11:56 | 散歩
最初の写真は、夕陽を背にした南台商店街の風景。時刻は夕方五時近く。人出もまあまあ。よく見ると、高齢者が目立つ。
南台商店街は、南台三丁目バス停(京王バス)の所で中野通りを東西方向に挟み、約600mの長さで続いている。
写真は、そのうちの西側。まあ、「現役商店街」の体をなしている。しかし、ポツリポツリと、つい最近まであった店がいつの間にか姿を消していたりする。
一方の東側、これはもう完全にたそがれてしまった感じ。残った店もうら悲し気。それらに並ぶ店作りの家々は、今、錆ついたようになっていて、かつてそれらが商店街の一員であった事を物語るだけ。
二番目の写真は、そのような「さび付いた家」の一つ。
それにしても、なぜこんな所に商店街が育ったのだろうか? また、この商店街にどうしてこのような「東西格差」が生じたのか? 理由を知りたいところだ。




2008.04.06 「花飾り」をつけた家々

2008-04-23 08:47:19 | 散歩
春。待ちかねたように花々が一斉に咲き始める。
我家の周辺、都内ではあるが意外と緑は多い。しかし家が建て込んでいて、散歩の目を楽しませてくれるものは、正直っ言って少ない。
しかし、この時期は違う。突然であるかのように、家々に「花飾り」がつく。「写真でも撮ろう」という気になる。・・・・・「住宅街をうろつく不審者」などと思われないように気をつけつつではあるが。






2008.04.06 水道通り沿いに咲いたチューリップ

2008-04-22 09:58:48 | 散歩
今朝(4/22)、NHKのテレビニュースで、ひたち海浜公園のチューリップ畑を映していた。今が盛り、「来週にでも行って見ようか」という気にさせた。しかし来週はもうゴールデンウィークのはしり。予想される人出を考えると、「やはり止めた」とならざるを得ない。
写真は、水道通り沿いに咲いたチューリップ。笹塚から西の方向、環七に到る間、道沿いの空き地や小さな公園で地元のおばさんたちがボランティアで育てているものだ。
チューリップ畑では、「チューリップの集団」がきれい。しかし、この道端のチューリップは、その花一つ一つがきれい。
どっちにしても「花はきれい」だが、小生、どちらかと言えば「一つ一つのきれいな花」が好き。




2008.04.06 散歩の途中に見た「満天星」

2008-04-21 09:47:10 | 散歩
今朝のNHKニュースで、金沢武家屋敷にあるドウダンツツジの巨木を紹介していた。白い小さな花を、満天の星のようにいっぱいにつけていた。ドウダンツツジは別名「満天星」とも言うのだそうだ。
写真は四月六日、散歩中に近所の生垣で見たドウダンツツジ。今朝テレビで見たのに比べれば小さいが、それでも、私が始めてみたほど大きい「満天星」だ。見上げる位置に空いっぱいに広がっていた。

かつて我家が小田原の近くにあった時、生垣にドウダンツツジを植えていた。もう一枚の写真は、その根元に咲いたサクラソウ。私が好きな写真の一つ。この写真を撮ったのは、もう二十年ほども前になろうか??