2010.12.20 「大晦日に思う」、の写真

先日近所で撮ったこの「枯れ残りの葉」は落葉寸前で寂し気。
今日大晦日、「今年も終わり」という意味では同様に寂しい。
一方でこの葉、柔らかい日差しに光って静かさ・温かさ・穏やかさを感じさせる。
我家の暮らしも、お陰さまでこの一年、これ又同様に平穏であったなとも思う。
・・などとつぶやきつつ今年も暮れる。無論小生、まだまだ「落ちる寸前の枯葉」と言うわけではない。来年も元気でニコニコ・ギラギラ過ごしたい。その意味で「元気を象徴する」ような街角、渋谷駅前交差点の風景もつけておこう。こちらは昨日撮ったものだ。




Camera: Sony α900
Lens: Sigma AF macro 70mm f2.8 EX DG/ Minolta AF zoom 35-70mm f4

2010.12.29 クリスマス_晦日の狭間の町模様

冬至を過ぎたばかりの日、日暮れは早い。四時を過ぎると早うす暗くなる。
クリスマスと大晦日の狭間の昨日。今年もお仕舞い。大通りの街路樹も既に「冬枯れ」の様相。
我家近くの街中は妙に静かだった。
最初の写真は近くの鶏肉屋。クリスマスの日にはずいぶん賑わっていたのに・・
次は、甲州街道沿いのイチョウ。夕空に枝と僅かに散り残った葉のシルエット。手前の街灯がやけに白々しく浮かび上っていた。




Camera: Sony α900/ Minolta AF 50mm f1.7

2010.12.19 千代田区 専大通り

たまにはいつもとは違う所を歩いてみるものだ！
この日、竹橋から専大通りを神保町に向け歩いた。小生、このあたりには結構何度も足を運んでいる。しかし、この専大通りを歩いたのは「初体験」。
そのため、目に入る景色がとても新鮮。その中で「形が面白い」と目を惹かれた建物二つをカメラに収めた。




Camera: Sony α900/ Minolta AF zoom 35-70mm f4

2010.12.21 西新宿 西参道口交差点： 「大都会暗部」の風景

高架になった高速道路下の部分は、晴れた日、太陽光の中では暗い影になって良く見えない。言わば「真昼の暗黒」となるのだ。
しかしこの日は曇天、この「暗部」も曝け出されるように良く見えた。
「暗い部分は、明るい日にはますます暗くなり、暗い日に良く見えるようになる」と言うこの事実に、世の中の諸々に通じる何かを感ずる次第である。


Camera: FinePix F200EXR
Enhanced with Topaz Adjust

2010.12.19 東京国立近代美術館で見た「世紀末」の眺め

・・と言っても、館内の展示物で見たわけではない。入口近くにあったベンチに座って皇居方面を見た光景が下の写真である。所々で薄日が光る初冬の曇り空の中にカラスのシルエットが一つ。
今は21世紀初めであって「世紀末」ではない。しかし、「世紀末」という言葉には「世も末」の響きがある。
そのような「世紀末」を思わせる、何やら暗く不気味な眺めが目の前に広がっていた。


Camera: Siny α900/ Minolta AF zoom 35-70mm f4

2010.12.17 京王線笹塚駅近く、 NAビル

NAビルは、京王線笹塚駅近辺では唯一「ご立派」と思えるビルである。周囲に高い建物が無いせいもあってとても目立つ。
下の写真は、笹塚から上原方向に散歩の途中、ここに立寄って撮ったもの。直線的に並ぶ「円柱群」がカメラにつけたレンズの写り具合を確かめてみるのに良いかな、と思ったのだ。
結果、快晴下でかなり絞ったことはあるにしてもずいぶんとシャープ。「ご満足」であった。
なお、レンズはSMC Takumar 50mm f1.7である。


Camera: Fujica AX-3
Film: Kodak GA 100

2010.12.21 渋谷区本町６ 不動通商店街 満開の山茶花

不動通商店街を「西側ゲート」から入るとすぐに上り坂になる。その坂の途中の道端、小ぶりな山茶花が一杯に花をつけて咲いていた。
この日、天気予報では「夕方から雨」で、午後早めに散歩に出た。空は曇天であったが意外に明るかった。目に入る光景は、直射日光下とは違って全体に柔らか。その中にこの山茶花が浮かび上がるように見えた。


Camera: FInePix F200EXR

2002.12.17 渋谷区上原３： 元気なおば（あ）さん何処へ行？く

井の頭通り上原３交差点から入ってすぐの所である。緑と赤の段々縞に塗った店のシャッターに目を惹かれて写真に撮っていた。突然、後期高齢にあると思われるご婦人二人の姿がファインダーを横切った。そのままパチリ。
後でPCモニター上でその写真を見ると、お二人の姿がしっかり写っている。とてもお元気そう！
このシャッターを撮った他のコマはみんなつまらない写真であったが、お二人が入ったこのこまだけに「ほのぼのとした生気」みたいなものが感じられた。「おもしろい！」と思ってdeleteせずに残した次第である。


Camera: Fujica AX-3/ SMC Takumar 50mm f1.7
Film: Kodak GA 100

2010.12.14 西新宿、アイランドタワー入口の"LOVE"

熊野神社前交差点から坂を上がり新宿駅西口方向に向かう道順は、私の散歩では「定番」の一つである。「花の新都心」の一角ゆえ、超高層ビル群を始めとして目に入る光景はなかなかゴージャスなものである。しかしその光景も目に映るだけではダメで、心がそれを捉えないと驚き・新鮮・刺激とはならない。その意味で、この定番ルートも「写真目線」が触発されるような光景に出くわすのは意外に少なくなってしまっている。所謂「マンネリ」というやつだ。
その中で唯一つ、いつも「オッ！」と思わされるのがアイランドタワー入口の"LOVE"である。交差点角の広場にあることもあって、集まり行き交う人々の姿とコラボして出現する光景も、そのたび毎にいろいろで面白い。


Camera: Fujica ST705W/ EBC Fujinon 55mm f1.8
Film: Kodak GA 100

2010.12.09 原宿駅前 ファミマ×サンリオのコラボ店

下の写真は、原宿駅前、竹下通り入口にある「ファミマ×サンリオのコラボ店」で撮ったもの。
午後二時。西向きの壁面にはカラフルでかわいい装飾がいっぱい。さらに、黄葉もかなりまばらになったイチョウの街路樹を通した「木漏れ日」がこの壁面模様に変化を加えていた。それらが、散歩中の我が「写真目線」を惹いた。
ところで、竹下通りに集まる客の年齢層は高校生ぐらいだと思う。彼等、キティ&ララなどはもう卒業している年頃なのではないかな？　それとも、まだキティ&ララを「カワイイ！」と思うほど「幼い」のかな？
それともこんな風に考える小生が「ジイサン」なのかな？


Camera: Sony α900/ Minolta AF Zoom 35-50mm f4