陽気の良い季節に、朝カーテンを開けて「良い天気」となれば、「どこかへでかけよう」と勇み立つのが我が習性。
しかし、クソ暑さが続くこの夏は、連日、朝から晩まで「晴」だ。「良い天気」も、「又か! 仕方が無い、家に篭ろう」になりがちだ。
せめてもの救いは、夕方、ベランダからの空の眺めがなかなか華麗・壮麗なことだ。我家から見ると西の方向には富士・箱根あたりから始まって丹沢・奥多摩の山々が地平線上に浮かぶ。
このところ殆ど毎日、天気予報では「夕方になると山岳地帯では大雨の恐れ」。そのせいか、西の方向、夕焼け空の下は入道雲をつぶしたような分厚い雲で埋まる。その雲の後ろから沈む太陽の光芒が直線をなして広がる。
「キレイ!」と思っても、空の様相はそれこそあっという間に変っていくゆえ、慌ててカメラを取り出して、撮影条件設定などもそこそこに、とにかくシャッターを切ると言うような次第である。
下の写真で、最初は昨夕、次は一昨日の夕方に撮ったもの。
それにしても使ったカメラ、α900は性能的に概ね「大満足」だが、高感度撮影には不向きなようだ。ISO800でもう、特に暗部で粒子の粗れが目立つ。
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Camera: Sony α900/ Minolta AF zoom 70-210mm F4