「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

政府、発送電分離にようやく踏み込む!東電一時国有化!?

2011-12-27 23:59:15 | 企業を斬る

            
今日、政府は「電力改革及び東京電力に関する閣僚会合」を開き、電力会社を
発電と送配電部門に分ける「発送電分離」など、電力制度改革に着手しま
した。

また、枝野幸男経済産業相は同日、東電の西沢俊夫社長に「一時的な公的管理を
含め、あらゆる可能性を排除しないで、(来春にまとめる)総合特別事業計画を
検討してほしい」と伝え、同社に実質国有化を受けいれるよう求めた。
政府は、東電の経営権を握ることで、電力改革の議論に弾みをつけたい考えだ。
【野原大輔】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00000093-mai-bus_all

東電は廃炉費用などの負担が増大し、13年3月期にも債務が資産を上回る
「債務超過」に陥る可能性が高まっています。

政府は損害賠償の確実な実施を優先するためにも、東電が発行する優先株を
引き受けるなどして1兆円規模の資本を注入する方針。優先株に議決権はない
ものの2/3以上の株式を保有して、実質国有化
に踏み切る構えです。

閣僚会合で、枝野経産相が電力会社を持ち株会社の下に発電と送電を別会社で
置く「法的分離」など発送電分離の方法を提示。この他、供給力不足の懸念が
ある時間帯に電力料金を引き上げる価格調整制度や効率的な配電を促す次世代
電力計(スマートメーター)の普及などの論点整理も示しました。

政府は有識者で構成する専門委員会を年明けに設置し、具体化に向けた議論を
本格化させます。

閣僚会合後、枝野経産相は西沢社長と会談し「安定供給を錦の御旗に、値上げが
電気事業者の権利であるという考えであれば改めていただきたい」と、電気料金
値上げを強くけん制。福島第1原発事故の被害者への賠償支払い体制を1万人超
に拡充することも求めました。

西沢社長は、国による資本注入などについて、「指示の内容を踏まえ、総合特別
事業計画を策定したい」と答えたようです。

東電が値上げ申請をしたとき、当ブログでも、発送電分離の必要性を指摘したが
この指摘に沿った動きになりそうです。

さて、日経平均は、小幅に反落し39円安い8440円の大引けでした。
(出来高 概算8億株と、1日取引として超閑散状態でした。)

欧米市場のクリスマス振替休日で、市場参加者が限られる中、弱い動きとなった
格好です。

日経平均は反落、SQ値(約8478円)や25日移動平均線(8461円)を
割り込みましたが、5日移動平均線(約8422円)はキープした格好です。

この先、休場明けのNY市場の追い風がほしいところ。
注目のNY市場、小幅高のスタートですが、終了まで頑張ってほしいところ。

明日の日経平均、はんぱつして良い水準ですが、どう反応するでしょうか。


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