北朝鮮の金総書記が亡くなったニュースが昼過ぎから、かけめぐりました。
体制が崩壊し、民主化への1stステップの始まりかもしれません。
それにしても、地政学的リスクが、東京市場の先物主導の売り材料にされた
格好です。
そんな中、明るいニュースは、「なでしこジャパン」のサッカー女子WC優勝を
記念した切手の発売が決まったようです。
(フォトは、岩清水選手(左)と、サッカー解説者の松木氏)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111219-00000047-jijp-bus_all.view-000
3.11大震災から4ヶ月余り過ぎの7/M、あれよあれよと勝ち続け、世界一。
復旧・復興へ向けて歩み始めた日本に、これほど勇気や元気を与えた出来事は
ありません。
1週間前発表された「今年の漢字」でも、「なでしこジャパン」のチームワークが
反映され、「絆」に決まったことは、記憶に新しい。
この「なでしこジャパン」切手は、人気が出るのは間違いありませんが、希少性
から価値が出ると言う期待より、2011年に刻んだグローリアス・メモリーに
価値があります。
さて、日経平均は、反落し105円安の8296円の大引けでした。
(出来高 概算14.3億株の薄商いでした。)
欧州債務危機に対する格付け会社の引き下げ検討が台頭し、東京市場の重しと
なる中、金総書記の死亡ニュースが、先物主導の売り材料にされた格好です。
日経平均は、節目の8300円を割り込みましたが、この辺りが下値となれば
押し目買いの打診チャンスだったかもしれません。
注目のNY市場、北朝鮮の地政学的リスクには限定的で、冷静な小幅高の
スタートとなっています。
明日の日経平均、底値からの反発となれば、小生予測の下値からの反騰に
なりますが、マーケットはどう評価するでしょうか。