2012年度税制改正に向けた論議が大詰めを迎えました。政府税制調査会
(会長、安住財務相)は7日、各省庁から寄せられた要望に対する最終段階の
査定結果をまとめました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111207-00000976-yom-bus_all
明日にも閣議決定する12年度税制改正大綱に盛り込み、来年の通常国会に
関連法案を提出します。小粒ながら減税項目が大半を占めており、消費税増税
論議に向けた地ならしの意味合いも持っているようです。
12年度大綱に明記することが決まった項目のうち、住宅関係では、来年度
から始まる予定の省エネルギー住宅向け税優遇が目玉となります。
エネルギー消費量を従来の基準より1割節約できる住宅を12年度に新築した
場合、所得税額から10年間で最大400万円を控除できます。
相続税では、納付義務がある相続人が、相続税を滞納した場合、他の相続人が
連帯責任を負う制度を見直し、条件を満たせば連帯責任を問わない様にします。
東日本大震災や原発事故を受けた措置も盛り込み、太陽光や風力など再生可能
エネルギーの発電設備を導入した場合、固定資産税の減額措置などが受けられる
ようにします。
車体課税(取得税や重量税など)は、減税するとなれば、国内市場の掘り起こし
に繋がり、経済下支えに効果があります。減税して経済を活性化し、税収増に
結びつける発想が必要ですが、現政権の政策決定能力が問われる所です。
さて、日経平均は下落し、57円安の8664円の大引けでした。
(出来高 概算17.3億株の商いでした。)
今朝方のNY市場、底堅い展開でしたが、10月機械受注が予想以下と、
振るわず昨日の上昇、反動安のトリガーになりました。
日経平均は小幅反落し、5日移動平均線(8660円)や75日移動平均線
(8662円)を挟んでもの攻防です。ローソク足は、昨日の値幅に収まる
「はらみ足」の形状で、明日SQ通過でどっちに動くか注目されます。
注目のNY市場、小幅安の展開のスタート。 明日の日経平均、師走末に向けた、トレンドを決定する1日になるかも ☆ 各1クリック
いずれにせよ、ECB理事会やEU首脳会議の行方が注目されます。
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