「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

東電、デフレ下で電気料金値上げ!?

2011-12-22 23:59:19 | 企業を斬る

             
今日、東電は工場やオフィスビルなど企業向けの電気料金を12年4月以降
引き上げると表明
しました。値上げ幅などの詳細については、12年1月に
改めて知らせるとしています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111222-00000002-jct-bus_all

西沢社長は記者会見で、「値上げは徹底した合理化を大前提に、燃料費負担
増に相当する部分を交渉したい」と説明。家庭向けについても、有識者会議で
の議論などを踏まえたうえで、「できるだけ早い時期に申請したい」と、話しま
した。値上げは企業・家庭向けとも石油危機後の1980年以来になります。

<値上げしないと「経営が成り立たない?」>

東電は、福島第一原発の事故以降、代わりに動かす火力発電所の燃料費負担が
増え経常赤字が続いています。

西沢社長は「燃料費の負担増加で、恒常的な赤字の構造を改善するのが急務」
と強調。そのうえで、現状の料金体系では「経営が成り立たない」とも述べた。

電気料金引き上げについて、西沢社長は「自由化部門を対象に、まず燃料費の
増加分を交渉したい」との意向を示しました。燃料費の増加分を値上げで回収
しようというわけです。

対象となる「自由化部門」とは、契約電力が50kw以上の工場やオフィスビル、
デパートといった「企業向け」にあたります。値上げに国の認可が不要で、販売
電力量は、全体の約6割を占める。顧客ごとに相対で契約している場合が多い。
具体的には約24万件の契約先になります。

値上げ幅については、「自由化部門に関しては原価をきちっと洗い直し、燃料費
増加の見通しや合理化も反映し、考えていきたい」と説明したが、2011年度
の燃料費の負担増は8300億円になる見通しで、この分を値上する。

具体的な値上げ幅は契約内容によって異なるが、1kw時当たり3円前後。現行
より2割程度高くなるとみられます。

「家庭向け」についても「考えているようです。

東電の料金引き上げは、燃料費の急増が理由とはいえ、この円高状況下で、
かなり緩和されているわけ(1ドル90円時代と比べて、約15%安く購入)で、
経営合理化がさらに必要。発送電分離し、自由化すれば、こんな値上げなど
できる状況ではないと、わかるでしょう。

さて、日経平均は、約65円下落の8395円の大引けでした。
(出来高 概算11.8億株と、かなり薄商いとなっています。)

NY市場が、底堅い展開の中、3連休に入る東京市場は、手仕舞いの売りで
反応した格好です。

日経平均は反落し、節目の8400円台を割り込み、ローソク足が陰線転換と
なりましたが、何とか、5日移動平均線(約8378円)はキープした格好。
3連休クリスマス明け後、年末にかけ巻き返しなるか、注目されます。

注目のNY市場、個人消費状況が思ったより良く、小幅上昇してのスタート
となっています。

来週の東京市場、ジリ高の年末となるか、注目です。
ブロガー、読者の皆さん、良い3連休を!

  各1クリック 
応援の協力を お願いします。☆
 

      

   にほんブログ村   

   株式投資ランキング