「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

12月第4週 相場展望と予定

2011-12-18 23:55:41 | 相場展望

             
週末にかけ、忘年会や何やらで、ブログの更新を滞ってしまいましたが、
再開です。

さて、12月第3週を振り返ると、EU首脳会議を通過して、リバウンド
期待もありましたが、格付け会社が、その期待を吹き飛ばしました。

フランスの格下げ警戒感を強め、ユーロ売りの背中を押した様に働きました。
ECBの役割拡大、ユーロ共同債等へ消極的だった点が、危機に対する対応
の欠如となった格好です。

欧米株式市場は、軟調な中、ユーロ売りが強まった格好です。
また、原油や金など商品市況が崩れており、各国の株式市場を不安定なもの
にした格好です。

週末にかけてNY株式市場、予想を上回る経済指標で、上昇しての推移も、
欧州債務不安が上げ幅を縮め、ほぼ前日付近の終値となりました。

結局、日経平均は、1週間で約135円下落(↓1.58%)の8401円の終値
でした

12月第4週(12/19~12/23)の主なイベントと予定は、下記1.の
通りです。

来週は、クリスマスを控えた週となり、東京市場は、天皇誕生日の3連休を
控え、商いが細ることが予想されます。

ただ、参加者が少ない分、先物主導で、乱高下も想定していた方が良いが、
下値は、案外限定的かもしれません。

日経平均、12月第4週の想定レンジは、8300円~8700円程度を想定
しています。

1.12月第4週(12/19~12/23)主なイベントと予定
 12/19
  日本 日本製半導体製造装置BBレシオ
  日本 橋下大阪市長、任期スタート
  日本 テレビドラマ「水戸黄門」最終回
  米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁、講演
  米   国債入札 2年債(350億ドル)
   ギ   ギリシャ3年物国債償還 
  EU  ユーロ圏財務相会合?
 12/20
  日本 日銀金政策決定会合(~12/21)
  日本 クオール、東証2部上場
  米   11月住宅着工
  米   11月建設許可件数
  米   国債入札 5年債(350億ドル)
  米   オラクル決算
  豪   中銀議事録
   独   12月ドイツIfo景況感指数
  独   1月GFK消費者信頼感調査
  英   12月GFK消費者信頼感調査
  12/21 
  日本 日銀政策金利発表
  日本 白川日銀総裁、講演
  日本 スターフライヤー新規上場
  米  11月中古住宅販売件数
  米  7年債(290億ドル)
  米  ナイキ決算
  NZ  第3四半期GDP
  英  中銀議事録
  EU ECB期間3年流動性供給オペ
 12/22
  日本 12月日銀金融経済月報
  日本 気象庁3カ月予報
  日本 あさひ、ミタチ産業、サッポロドラッグ各決算
  米   第3四半期実質GDP確報値
  米   新規失業保険申請件数(~12/16までの週)
  米   12月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
  米   11月景気先行指数
  英   第3四半期GDP確報値
  EU  ECB定例理事会(金融政策発表)
 12/23
  日本 祝日のため休場(天皇誕生日)
  米  11月PCEコア・デフレータ
  米  11月個人所得・支出
  米  11月耐久財受注
  米  11月新築住宅販売件数
  仏  第3四半期フランス実質GDP確報値

2.NY市場、為替/債券 各結果(12/16)

 ユーロと伴に資源国通貨も軟調な動きを見せた。豪ドル円は78.00付近
 まで上昇していたものの、一時77円台前半まで伸び悩む動きも見られた。

 豪ドル円はきょうも21日線に跳ね返された格好となっており、強固な
 レジスタンスに変化している模様。
 前日安値の77.00水準を下回らなかった事から、完全な21日線ブレイクは
 確認できないが、下への圧力が強い状況は続いている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=132943

 16日のNY市場、欧州懸念は一服していたものの、ユーロはリバウンド
 続かずに失速している。S&Pがユーロ圏の経済見通しについて、緊縮策の
 実施が財政的な成長支援の打ち切りを示しており、来年は厳しい経済情勢
 が予想されるとの見解を示したことも圧迫した。

 また、後半になると、フィッチがイタリア、スペインを始めとした欧州の一部の
  国の格付け見通しをネガティブに変更したことなどもユーロを圧迫している。

 ユーロドルは瞬間1.30を割り込んだものの、フランスについてはAAA格付け
 を継続したことで1.30台は維持。

 既に他の格付け会社が同様の変更を発表しており、内容自体にサプライズ
 無い。しかし、今週に入って毎日のように、きょうフランスは格下げが発表
  されるのではとの噂が流れ続けていたことから、やや安心感もあったのかも
  しれない。

  ただ、フランスの格付け見通しはネガティブに引き下げていた。この変更に
  ついてフィッチは、他のAAA国の中で最も危機に関するエクスポージャーが
  多く、政府債務増加のリスクが高いことを理由にあげている。向う2年間に
  格下げが実施される可能性は50%超ともしていた。

 週末であることや、来週はクリスマスを控えた週でもあることから、調整
 の動きが中心で、全般に方向感が無くなっている様子も伺える。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=132942
   米国債利回り
     2年債         0.222(-0.016)
     10年債        1.849(-0.059)
     30年債        2.849(-0.068)
     期待インフレ率   1.912(-0.014)
                    *期待インフレ率は10年債で算出

  16日のNY債券市場、利回りは低下。欧州懸念は一服していたものの、
 先行き不透明感は根強く、逃避買いが続いている。
 この日発表になった消費者物価指数(CPI)はコア指数が予想を上回った
 ものの、特に反応は限定的。

 10年債利回りは一時1.83%、30年債は2.83%まで低下している。
 2-10年債の利回り格差は+162(前日+167)。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=132941
3.NY株式市場、結果(12/16)

   NY株式16日
     ダウ平均      11866.39(-2.42 -0.02%)
     S&P500       1219.66(+3.91 +0.32%)
     ナスダック       2555.33(+14.32 +0.56%)

     CME日経平均    8375  (大証比:-25 -0.30%)

   出来高(億株)
     NYSE        17.84
     ナスダック     25.08

 16日のNY株式市場、ダウ平均は横ばい。きょうも欧州債務懸念が一服
 しており買戻しが先行して始まったものの、上げは維持できなかった。
 フィッチがイタリア、スペインを始めとした欧州の一部の国の格付け見通し
 をネガティブに変更したことや、仏格付けのAAAは維持したものの、見通し
 をネガティブに変更していたも圧迫。来週はクリスマス週で市場参加者の
 減少も見込まれる中、全般的には見送り気分の強いマーケットとなっている。

 ダウ平均は一時100ドル近く上昇したものの、結局、前日水準で終えている。
 ダウ採用銘柄ではホームデポやマイクロソフト、GEが上昇。一方、IBMが
 下落しており指数を圧迫した。

 個別に設備レンタルのRSCホールディングスが商いを伴って57%急伸。
 建設機器レンタルのユナイテッド・レンタルズが同社を19億ドルで買収
 すると発表した。

 ナスダックは堅調。ハイテク株は全般に買い戻しが優勢となった。
 クアルコム、グーグル、アップルが上昇。

 個別にRIMが11%の大幅下落。来年の第1四半期にも予定されていた次世代の
 ブラックベリーの発表が来年後半にずれ込むと発表したことを嫌気している。

 アドビが上昇。売上高見通しが予想を上回っていたことを好感している。
 フェースブック上で楽しむゲームの制作最大手、米ジンガがきょう上場
 した。IPO価格10ドルに対して初値は11ドル、その後は売りが優勢となり、
 結局、IPO価格を下回って通常取引を終了している
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=132938

4.NY市場、原油先物1月限、金先物1月限 各結果(12/16)

 NY原油先物1月限(WTI)
     1バレル=93.53(-0.34 -0.36%)

 16日のNY原油先物相場は3日続落。欧州懸念自体は一服していたものの、
 先行き不透明感は根強く、上値での利益確定売りは続いている。1月限は
 来週前半に最終売買日を迎えることもあり、調整の動きは続いている模様。
 1月限は一時92.50付近まで下落し、1ヵ月半ぶりの安値を更新している。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=132932

 NY金先物2月限(COMEX)
     1オンス=1597.90(+20.70 +1.31%)

 16日のNY金先物相場は反発。欧州懸念が一服していたことから、急速な
 下げを見せていた金は押し目買いが優勢となった。2月限は一時1600ドルを
 回復していたものの、戻り売り圧力もあり、また、戻り売りをこなすほどの
 リスク許容度も無いことかから、1600付近での揉み合いに終始した。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=132933

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