Fly into the next stage , never surrender !

~さらなる高みへ~

11/29(Sun) 第4回富士山マラソン

2015-11-29 23:59:59 | RACE
睡眠 21:30~5:30

9:00 スタート
17'58
35'43(17'45)
53'42(17'59)
1゜11'50(18'08)
1゜15'10:Half
1゜31'18(19'28)
1゜49'44(18'26)
2゜08'02(18'18)
2゜26'22(18'20)
2゜34'30(8'08) 6位

6:00宿で朝食。7:00過ぎ出発。
到着してから、休憩室を提供している建物へ入る。トイレへ。待ちながら体操や軽いストレッチ。
中山道の後、左ハムの状態が悪いので23(月)にチタンテープを買いに行って貼っている、10年?15年?ぶりにすがる。
治りはしないが悪くもならないので不安を無くす上では正解。
不安要素をひとつでも消してスタートする。
UPでjogをするよりも重要。

カーボショッツを11袋持って行ったが、今回使ったのは9。前回別大は計10で、前夜にも摂っていたが、今回は当日になってから摂った。起きてすぐ1、朝食後に2、会場入りして荷物を預ける前にカフェイン入りを6袋、スタートの40分前までに溜め込む。

ずっと暖かい11月だったが、今週末はやや気温が下がった、愛知よりも河口湖の方が低い。特に起きた直後はそうだった。
ランシャツ・ランパンだが、手袋とアームウォーマーを付ける。8:30には陽射しが強くなりかけていたが、最善を尽くすため、岸本さんからもらったビニルポンチョを使う。

今日すべきことは、3'30/kmで行けるところまで押して行くこと。
それで行けなくなってからどうなるかを試しておきたかった。

スタート。廻りを見渡しても昨年出場されていたE本さんやM岡さんの姿がない。
隣に並んでいた伊東君があっという間に離れていく。自分は行く手を阻まれてなかなか前に出ていけない。あぁ、これはレース経験数の差だな。と思った。焦らないようにジワジワと追っていく。300mくらいでようやく後ろに付けた。前方には先導白バイが見えて、その後ろに15名くらいの選手がいる。序盤はやや登っていくコース。廻りが少し速いようなので様子を見ながら1km通過。3'30"ちょうど。このペースでいい。無理に集団を追わない。伊東君の前に出てほぼ横並びで進む。2km,3kmは3'30を少しオーバーしていた、早くも。3'33"でもいいからまず序盤でペース感覚を掴みたい。コース最南端を折り返して、5kmへ向かっていく。4km付近は緩やかな右カーブの直線をセンターラインギリギリまで寄って最短コースを走る。陽射しがある。サングラスをしておいて正解。ポカポカ陽気。5kmの給水所を狙って、ビニルポンチョを脱ぎ捨てる。アームウォーマーは付けたまま。(別大は12:00スタートなので、付けずに少しでも軽くして走った方が良さそう。)自分は給水を摂らないので、ここで一緒に走っていた伊東君ともう一人の選手が離れる。少し上げて3'30"を目指す。危うく入りの5kmから18分かかるところだった。5km17'30"で行きたい。コース幅が狭く曲がっているので先頭集団はもう見えないが、パラパラと数人見えるので背中を見て追っていく。丸富荘の近くを通って湖畔コースへ。坦々と。ここから21kmまでほぼ平坦なコースのはず。ペースを刻む。10km通過。単独走だがまだ序盤、ゆとりをもって走る。今回は失うものがないので緊張もなく、現状の力試し。でも、外さない。まず、ここで手応えを掴んで別大で勝負。E木さんやKの君たちと同じびわ湖のスタートラインに立つ。だから外せない。
事前に確認したストリードビューでも分らなかった道路を行き、河口湖大橋へ出た。橋に差し掛かる前に、前方に黒地に赤ラインの選手が見えた。名工大のM浦君っぽく見える(実際は違ったのだが)。その距離差を見て追う。沿道から応援してくれる人たちを観察するくらいの余裕はある。まだ10km過ぎ。楽しんで走る。橋を渡り終えて下り坂、M浦君!?からは橋を渡る前より大きく離されていた。
民家の間を抜けていくコース。前方の選手は離れていく。振り返ると後ろに伊東君たち数人が見える。
このまま気を抜いたら岸本さんにあっという間に追いつかれる、後半ペースダウンしたら抜かれてしまう。まだ全体の1/3。いや、もう1/3が終わった。これだけゆとりを持って走れていれば最後まで行けるだろう。左ハムもこのペースなら痛みが出ずに持ち堪えられそう。ペースは相変わらず3'30"で刻めない。それがダメでも3'33/kmで行っておきたい。この時点で3'35/kmまで落ちているが、これだとギリギリ18分が切れるペース。次第にそれも刻めなくなり、15km通過は17'59。辛うじて18分を切った。もう以上落とせない。後半も17分台で押し切るほことに重点を置こう。
単独走で民家の間を走っていく。似ている。日比野賞豊橋で早々に集団から離され15kmで単独走になってしまった時と、似ている。このまま潰れてしまうか?少し不安がよぎる。
初マラソンの豊橋、前半オーバーペースのため25kmから異常を感じて30kmで完全にガス欠。沿道のおばあちゃんから「歩いとるなぁ。早ょ走らなあかん。」みたいな言葉を浴びせられ、33kmでバス収容。一歩も歩けなかった。その場に布団を敷いて寝たかった。
2008の豊橋も、終盤にガス欠。30kmから大失速。歩くより遅いペースで何とか辿り着いた35km給水でスペシャルドリンクを摂って回復するものの、40km関門に間に合わず。失格になりながらもゼッケンを外して競技場に進入してフィニッシュラインを越える。完全にルール無視の行為だったが、4月からKAKERU登録が始まるので意地でも完走しておきたかった。
2009、最後の豊橋、セカンドベストを出してM2の時と同じ6位に入った。フィニッシュ直前で目の前にH田さんとE本さんが見えていたが届かず。
マラソンは豊橋で育ててもらった。初マラソンでガス欠を経験して2回目で克服したと思ったら3回目のマラソンでも失速して、甘くないことを思い知った。だから人一倍 エネルギー補給には気を遣う。
今回は別大の前哨戦なので、潰れるわけにはいかない。外さない。

15km,沿道から8位だと告げられる。前方の仮想M浦君との距離は縮まってきた。
子供たちから声を掛けてもらったら笑顔で手を振って返す。(サングラスを掛けていたことを忘れていた。相手には口元の表情しか見えない。)過緊張せずにリラックスして走ったのは正解。これが、あとの無い状態で記録狙いのレースだったら、そんな余裕はない。きっとガチガチになって悪循環に陥る。

5km通過。18分かかっている。17分台で20kmも行けないのか。ここからは5km毎18分かからないように行かないと。
河口湖湖畔の道路に出る。
仮想M浦君に近づいて、ゼッケンをちらっと見る。川内鮮・・・、あ、弟さんだったか。ペースを合わせずに抜いて、さらに前の選手を追う。
21kmの登りへ向かう。沿道から8位と告げられる。えっ、さっき8位って言われたのに。ひとり抜いて7位だと思ったのに。さっきの方の数え間違えだったのかぁ。

力を入れずに登っていく。ここはペースダウンしてもいい。
コーナーで振り返って見ると150mくらい後ろに伊東君。全然離せていない、むしろ詰められている。
この坂は1km続くから、登り切る頃にはきっと追いつかれてしまう。予定変更。追い付いてもらってから併走でペースを立て直そう。
足音が聞こえてきて、登り切ったところで並ばれる。伊東君じゃない。早大同好会、まだビニルポンチョを被って走っている。ゼッケンの名前を確認、青空さん。距離表示、この間キロ4分もかかっている。
組立て直し。後ろまたは斜め後ろに付かせてもらって走る。
前方に2人見える。徐々に詰めていき、6,7,8,9位集団を形成。違う、形成しないようにペースを速める。下り坂を使って自分と青空さんの2人だけが前に抜け出る。
右折して西湖湖畔から一旦離れる。ストリートビューで見ておいたコースだ。見覚えのあるコースだと落ちついて走れる。が、安心した隙に青空さんから少し離れてしまう。微妙な差が開いたがペースは同じなのでそのまま付いていく。
離される。これまでか?・・・5秒ほど経ってもあまり離れなかった。なら、行く。ペースアップして再度真後ろに付く。
また併走。ずっと青空さんに引いてもらっていたが、もう一度前に出る。西湖の終盤、下り坂でようやくもう一人見えてきた。抜いて6,7位集団となる。これで西湖を1周、このあと河口湖に戻る。
坂を下る。下り切って河口湖に出る右折路。下りから平坦に変わるので、ペースを落とさないように行きたい。右折と同時に少しピッチを上げる。あれ、離れたか?ええぃ、行ってしまえ。青空さんを振り切って単独走へ。
残り5km。独りでペースを維持していくにはまだ残り距離は長い。でもまだガス欠しそうな気はしない、スタート前に貯め込んでいるのでまだ切れない。これも練習だ、行ってみよう。
E本さんやM岡さんがいない今年、愛知県勢として連続入賞を守らなきゃ。と勝手に愛知を背負って走る。
後ろから誰か来るんじゃないかと冷や冷やしながら。
時計も気にしながら、残り,4,3,2km。2:34:00を切れるか?2:33分台を出しておくのが走る前に決めていた目標、出せるもんなら32分台でも31分台でも出して良かった。久々のマラソンなので、スコーンと記録を出せてしまえば楽だったが、そう甘くはないか。残り2km切ったあたりで前方に1人見えた。5位が見えている。けど届かない。左ハムの状態も余裕ではない。切り替えてスパートした切れるかも。ガス欠していないのに、まだいっぱいいっぱいではないのに、上がらない、上げられないのはジレッタイ。そのままフィニッシュ。給水も口を湿らせる程度に2,3回摂っただけ。

 前回の別大、今回のレースと、2本続けてガス欠しない走りを徹底できた。
次は序盤から果敢に勝負に行っていい。勝負に行ってもそう簡単には潰れはしない。
学生の時の初マラソン、ハーフを1本走った経験だけで出場して、集団についていったら25kmで以上を感じて、30kmでガス欠、33kmまで進んだが歩けなくなった。
ガス欠して完走する力が無かったと言えばそれまでだが、よく考えてみれば歩けなくなるギリギリまで使い果たす積極性があったということ。最近はそんな走り方ができていない。あと約2ヶ月、

1.3'30"/kmを越えないペースで徹底的に走り込むこと。
2.岸本さんがこなしたのと同じ5'30/LAPで八ツ面20周こなすこと。
どちらも大事だが、強いて言えば1.の方が最重要。

 レース後速めに補給して、宿まで5km弱を歩いて戻るのがいいDown代わりになり、ほとんど疲労感は残っていない。


計 42.5km
コメント
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