木曜祝日に走って、金土は走らず。
土曜午前に移動。竹隆窯へ寄って勝ちゃんで昼食、こまつドームで受付・開会式、買い出し。2年間のブランクがあったが、朝食をたくさん買い込めない。レースの朝にたくさん食べられる自信がない。控えめの買い込み。
おびしに到着して、入浴、夕食。隣の席にロングの部 伊藤さん、6連覇宣言。パスタ3人前をあっという間に平らげる。自分の方が先に食べ始め、1人前をやっと食べ終えたというのに。早い。強い選手は食べる。食べなきゃ走れん。(レース後、実感。)
例年よりも眠くて21:30前には就寝。
9/25(日)
4:30 起床 朝食(量は結局これでちょうど良かった)
ドリンク準備
5:30 出発
5:40 ドーム到着
バイク準備
6:05 受付
スポーツマッサージ(硬い膝回り・ハムを緩めてもらう)
トイレ・補給
北方さん、町田君の姿を見かけるが、声を掛けられず。
■UPjog 9分(ドーム2階)
消化させるの最優先、なのであまり走りすぎないように。でも豊川記録会でじっくりUPすることも試したので、多少はペースを上げて可動域を広げておきたい。
阿部さんを見つけてあいさつに行く。
準備・補給
2年のブランク、前回・前々回もいまいちの結果。自分のことを知っている選手はほぼ皆無、誰も前を譲ってくれないだろうから、今年は早めにスタートラインに向かう。
今年はランシャツ+短パン。ランシャツは止めた。(この選択をした時点で既に例年より気迫が足りない。)登山用に短パンのポケットにカーボショッツを入れておく。
7:10 スタートラインへ
若林さん、阿部さんと目が合い、会釈。スタートセレモニーで町田君が頑張ろうコール。町田君、小川さんとは会う機会がないままスタート。
7:30 スタート
■1stバイク(40.6km)
どうせ付いていけないから3,4列目くらい、道幅の中央あたりからスタート。
今年は珍しくスタート後スムーズにクリートが嵌った。狙っていない年に限って上手くいく。
例年通り、集団の中について先頭の動きを伺う。ギアはインナーからスタートしたが、問題なさそう。アウターに変える。
久々のレース、集団の中で転倒するのが怖いので、なかなか車間を詰めて走れない。
第1集団に付きかけていたが3kmくらいで遅れる。木場潟あたりで若林さんが後方から上手く上がっていって第1集団に入ったのが見える。見図るのが上手い。数年前、ずっと目標にしていた原田さんも同じように走っていた。今年の自分は付けない。2年ブランクがあるが、3年前・4年前は東京にいたこともあり、まるまる1年間バイクに乗らないままで出走していた。それを考えれば今年の方がバイクトレーニングはできているが、ランが低迷していて根本的に体力が低下。第1集団に付いて行っても、どうせ早々に零れ落ちるのがオチ。公設市場を右折し、ここから尾小屋までは直進。第2集団で行く。
あっという間に第1集団が見えなくなってしまった。
ちんたら走っていたら、第1集団からは1分、また1分と離されていく。3年前もそれで10分遅れた。誰か速いペースで回してくれないかな。6人くらいの集団の最後尾で走行。短パンの裾が風でビラビラ揺れる、練習で試していないことをレースでやるから。松東を過ぎて、ここから次第に登っていくコース。若干の牽制。付いて行く分には楽なペースだが、少し遅いんじゃないか。無駄に飛び出しても後で喰われて浪費するだけかもしれないが、でも、これじゃあ第1集団から離され過ぎる。たまらず前に出る。そのままペースアップ。あれ、誰も付いてこない。なんで?こうでもしないと前から離されるばかり。ちょうど第1集団から零れた選手2人が前に見えてきた。徐々に詰めていく。
もう少しで追いつく。と思ったら後方から音。忘れた頃に離した選手が追いついてきた。しかも6人じゃない。振り返るとその後ろに大集団がくっついていて大きな第2集団を形成。まあ、仕方ない。こうでもしないとペースが上がらなかったかもしれない。
前方の2人をすぐに吸収する。
広報車が反対車線を行く。もうすぐ第1集団が折り返してくる。
2つ目のトンネルを抜けたところですれ違った。先頭が一人抜け出していて、少し空いて2位以降の選手が大集団を形成している。30人くらいか。この集団と何分差か?ここにきっと町田君・若林さん・小川さんがいるはず。第1集団から零れたのが数名。集団とすれ違ってから2分40で折り返す。単純計算して倍の5分20か。第2集団の中では5,6番目くらいで折り返す。
下り始めて一気にペースアップ。トンネル前でウォッチを見て、第1集団とは4分。無難な差に抑えた。が、きっと赤瀬ダムに行くまでに8~10分くらいに開く。10分差に留めたい。
今、自分のレースに集中。この第2集団から零れたらいけない。下りで第1集団からこぼれた4人を吸収したが、すぐに大集団に抜かれ順位を下げ始める。集中して中位にとどまる。勾配が緩くなってきたところでもう一度前の方へ上がる。松東の鋭角コーナーまでに集団の前の方に位置しておきたい。ここで一人、単独走行で抜け出す。そのまま鋭角コーナーへ。ここからの細道、上手く位置取りをしていったな。自分もここから振り落とされないように集中。波佐谷小前で前の方に上がる。
徐々に登りコースへ。集団の先頭が見える位置で走行。急坂になったところで皆がペースを落とす。バイクをフォームを維持しているから。自分はDHバーの肘置きを掴み、上体を起こしてママチャリ漕ぎ。この方が脚や肺が詰まらないから漕ぎやすい。形にこだわってる場合じゃない。第1集団から離されたくない。単独抜け出して登りを終える。トンネルに入り下り始める。逃げきれず、6人くらいに追いつかれる。
(3年前よりはマシ、ほぼ予定通りにこなした範疇)
■登山(10.0km)
動山へ。序盤の舗装路は4kmある。ここで稼いで10分前の第1集団に迫りたい。走り出してすぐ、前に見える2人を抜く。さらに前に見える選手がいる。
なかなか追いつかない。むしろ離されているか?と思ったら、抜いた選手に追いつかれた。あれ、あまりペースが上がっていないか?バイク直後なので脚が上がらないのは承知している。右アキレス腱の違和感も若干ある。左足首があまり動かせていないか?硬い。ここから山登りだが、大丈夫か?例年に比べたら既に余裕がない。あまり第1集団の選手に迫れないかもしれない。覚悟。短パンの後方ポケットに入れておいたカーボショッツを1袋摂る。
青年の家で軍手を受け取り登山へ。抜けない。前に見える選手についていく。いったんは2人を抜いたが、力が入らない。心肺が弱いのか、息が切れている。脚が上がらない。抜いたはずの選手に追いつかれたので先を譲る。
登り始めた直後なのに、早々に両手を地面について登る。走れず、歩いてしまう、序盤から。そうこうしてる間にも町田君や若林さんは真剣勝負をしていてみるみると離れていく。自分だけ手を抜いているんだろうな。でも動かないものは動かない。やっぱり準備不足だったな。全然走れない。後方から来る選手に譲る。何十人に先を譲ったか。(7年前,59'59"で)登山ラップ1位を取った時の面影もプライドも無い。このためのトレーニングをしないと登れない動山。やっていないのだから仕方ない、自分が悪い。コースをなんとなく覚えている分、余計に先が長いことがわかる。ダメだと思うと余計に足取りが重くなる。4時間の競技のまだ前半だぞ、こんなんで最後まで持つのか?4時間以上以後動き続けるトレーニングをしてこなかった不安が的中して嵌る。歩くより遅いペースで歩を進める。ようやく頂上が見えた。もうレースは捨てているが、カーボショッツ1袋を補給。集中が切れて消耗も大きい。
頂上通過で既に山登りのラップは62分経過。はぁ?初めて見るペース。先頭はとっくに2ndバイクに入ってんだろうな。水を頭からかけてもらって下りへ。
下りに入って、さらに足取りが重くなる。足が届かないところは慎重に接地するしかない。3年前、4年前も下りに苦戦したが、今年は右アキレス腱に不安も抱えている。それを繰り返しているうちに、平衡感覚が狂う。山を登り始めてとっくにレースを捨てているが、サングラスをしているせいもあってか、手を伸ばしてロープを掴もうとしても手が届いていない。足をついたつもりなのにまだ付いていない。心拍数と呼吸数が上がったまま。急勾配ではロープを掴んだと思ったら体が先に落ちて反転してしまう。そろそろ来るんじゃないかと思っていた女子トップの阿部さん50代に抜かれる。それから間をあけず、気付いたら角谷さん60代にも追いつかれていた。さらに足取りが重くなる。マズい。一層フラフラしてきた。とにかく山を下りることに専念しよう。初めて打ち切り時間が気になった。何時だったかな、これまで考えたこともなかった。時間がかかってもいいから2ndバイクに入って、runもこなしたい。そこまでの体力があるかもわからないが。前方遠くから走路員の声が聞こえ、登山道の終わりがやっと近づいてきた。ここで林さんにも追いつかれる。一緒に下山。「やっと終わった」思わず声が出る。どんだけかかってんだ。舗装路に出て少しだけペースを上げる。女子3位の選手と並走。一旦は前に出たが、抜き返される。やはり消耗が大きい。もう、今回は完走狙い。トランジッションへ。山ラップが1:44'台。は?自己ワースト。なんだこりゃ、確かベストが62分くらいだったから40分も悪い。いつの間にこんなにかかった!?、寝てたんか?
■2ndバイク(19.5km)
水だけでは足りないのでエイドでオレンジを摂る。どっしり腰を下ろしてシューズを履き替える。女子3位の選手よりは先に出る。
暫く単独走。もう。今回は何をやってんだか。ハイキングか?サイクリングか?。
前に1人選手が見える。ロングの選手かもしれないが。追い越し禁止区間に入る前に詰めておきたい。後方から一人来て、抜かれる。付いていけなかったが、ペースアップはできた。2回目の追い越し禁止区間でも追いつけなかったが、平地に戻ってきて前方に何人か見えてきた。ロングの選手でもいいから抜いてリズムを掴みたい。波佐谷小あたりで林さんに抜かれる。付いていけない。でもまだ体は動いているので最後まで行こう。ランに入れば90分かけてでもなんとか最後まで走れるはず。もう少しで松東の左折。
ここで黄緑ナンバーカードの選手がランをしている。先頭か?さっき6kmがあったところ。もうこんなところにいるのか?近づく。北方さんだ。速い。いや、自分が遅すぎる。北方さんに声を掛けて、バイクで抜いていく。この位置ということは、1時間くらい差をつけられている。こりゃ、5時間かかってしまうな。諦めモードに入りつつも、北方さんに会えて気が軽くなった。きっとこのすぐ近くに町田君もいるはず。自分も最後まで行かなきゃ。
カントリークラブに向かうところで、離されたはずの林さんが前方に近づいてきた。詰め寄り、登りに入ったところで抜く。登りをママチャリ漕ぎで前に迫りさらに2人を抜く。下りで追いつかれないようにペースアップ。3年前、バイクに付けたカーボショッツフラスク2本のうち1本を脱落させてしまったので、今年は1本だけ付けて臨んだ。揺れはしたが脱落せずに済んだ。バイクの間でどうにか補給をこなせた。下り切って、ドームが見えてきた。ロングの部でもチームリレーの部でもいいから、抜ける選手ならとにかく抜く。鉄人の部 何位か全くわからないが、阿部さんの姿も角谷さんの姿も全く見えない。ほんとに寝てたんか?と思うような山、2ndバイクでさらに抜かれているから、きっと順位でいえば中位より下なんだろう。ただ、この位置なら前に鉄人の選手も連なっている。まだ何人か抜ける。トランジッションもさっさと済ませてランへ。まずは角谷さんに追いつかないと。
■run(18.7km)
カーボショッツを2つ、短パンの後方ポケットにしまう。6km、12kmくらいで摂ろう。
走り始めは重ダルさを覚悟していたが、例年よりは酷くない印象。あ、そうか。ここまで無理をしてこなかったからか。とはいえまだ長丁場。無理したら倒れるかもしれない。前に見えてくるロング・リレーの選手を一人ひとり捉えていく。スタート時は曇って涼しかったが、だんだん天気予報通り晴れてきた。水中毒は怖いが、たまらないのでエイドで水を被っていくことにする。
山田峠。原田さんを追っていた頃は攻めていくしかなかったが、今年はちょっと気が楽。もう勝負は捨てている。入賞ラインにかすりもしない。その上で、抜ける範囲の選手を抜く。ロング・リレーの選手に混じって、時々鉄人の選手も見えてくる。まだ頭は働いているのでコーナーはイン-イン-インで攻めていく。入りはキロ4分半くらい。
5km、前方に角谷さんが見えた。ようやく。給水所で水を被って、抜く。レースの大半を先行されていた。ここからは1km毎にラップを見ていくことにする。4'15くらいに上がってきた。右アキレス腱もあまり気にならない。脚も少し大きく回せるようになってきた。虎んじっしょんを短時間で済ませるため、シューズの紐が緩めに結んであり、中で少しブレるが、このペースならあまり関係ない。同じ部門の選手には少し掛けづらいが、ロングの部やチームリレーの部の選手なら抜くときに声を掛ける。声を掛けると自分も力が出てくる。沿道の子供の声援にも手を振って答える。初出場の時のように楽しみながら、落ち着きを取り戻す。エイドで水を被っているので集中も持っている。ペースも上がり、キロ4に近づいてきた。5時間はギリギリ切れるか。12kmで2つめのカーボショッツを摂り、残りは少しでも上げて終えたい。残り5km,4km,3kmの表示。木場潟の南を通過。ドームが大きくなってきた。前にまだ黄緑のナンバーカードが見える。ここから2人抜く。抜いてまた前方に見えた。残り1kmで2人続けて抜く。残り500m、まだ前に黄緑ナンバーカードが1人。これなら届く。さらにペースアップ。抜いてドームに入る。前方でロングの選手がフィニッシュする姿が見えたので、遠慮して最後だけスローダウンしてフィニッシュ。
まさかのラン1位。その前でどんだけサボっていたんだ。
ゆっくりシャワーを浴びて、マッサージを受ける。時間をかけて解してもらう。例年より長く走っている分、効く。足指が使えておらず、母指球で蹴っているからふくらはぎに疲労が溜まる、と指摘される。アーチを作るテーピングもしてもらう。
表彰式、アイシングをしながら遠いところから見る。
鉄人の部で、60代1人、50代7人に負けている。愛知の大原さんにも負けた。
山を登っている最中、もう来年は来ない と思ったが、
レース後、町田君、若林さん、北方さん、伊藤さん、小川さんと話していると、
それに滋賀のT.Sさんもいるので、
やはりもう一度、ちゃんと準備して臨みたいという気にもなる。
■■次回目標■■
1:04:00(20)
0:59:59(1)
[0:34:41(4)]0:40:01(26)
1:15:59(1)
total:
[3:54:39] 3:59:59
1stバイク
接触・転倒を恐れず集団についていく。今回、第1集団26位までは1:05台、27位が1:10台。20位1:04でカバー。
登山
今回のトップ中谷さんが1:01:35。町田君、大原さんも上位。目標は再度の59分台かつトップのラップタイムを取ること。ここで先頭に立って貯金を作る。
2ndバイク
鬼門の単独走行。地力をつけてカバー。
run
北方さんが強い。が2ndバイクで負けても3分差以内に抑えないと厳しい。トップのラップタイムを取るのは絶対条件、それだけでなく、ロングの部の小川さんに勝つ1:15台。
2014の北方さんの優勝タイム(3:54:39)を超える為には、逆算すると2ndバイクを34分台、今回4位相当のタイムが必要。まず不可能なタイム。それでも40分26位相当なら現実的に狙える、ギリギリ4時間切りが見えてくる。
バイクもしっかりトレーニングして、近くにいい選手がいるのだから、練習会に参加させてもらって教えを乞うのがポイント。
ラン、バイクも年間通じて走れなきゃ届かない。何を目指すのか、目標がブレそうだが、狙うと決めるならしっかり狙う。
しっかり食べられる選手になる、食べられるよう、普段の運動量をコンスタントに増やせるか。
計 UP1.7+登山(10.0*1/2[山道で歩いた])+run18.7=25.4km
土曜午前に移動。竹隆窯へ寄って勝ちゃんで昼食、こまつドームで受付・開会式、買い出し。2年間のブランクがあったが、朝食をたくさん買い込めない。レースの朝にたくさん食べられる自信がない。控えめの買い込み。
おびしに到着して、入浴、夕食。隣の席にロングの部 伊藤さん、6連覇宣言。パスタ3人前をあっという間に平らげる。自分の方が先に食べ始め、1人前をやっと食べ終えたというのに。早い。強い選手は食べる。食べなきゃ走れん。(レース後、実感。)
例年よりも眠くて21:30前には就寝。
9/25(日)
4:30 起床 朝食(量は結局これでちょうど良かった)
ドリンク準備
5:30 出発
5:40 ドーム到着
バイク準備
6:05 受付
スポーツマッサージ(硬い膝回り・ハムを緩めてもらう)
トイレ・補給
北方さん、町田君の姿を見かけるが、声を掛けられず。
■UPjog 9分(ドーム2階)
消化させるの最優先、なのであまり走りすぎないように。でも豊川記録会でじっくりUPすることも試したので、多少はペースを上げて可動域を広げておきたい。
阿部さんを見つけてあいさつに行く。
準備・補給
2年のブランク、前回・前々回もいまいちの結果。自分のことを知っている選手はほぼ皆無、誰も前を譲ってくれないだろうから、今年は早めにスタートラインに向かう。
今年はランシャツ+短パン。ランシャツは止めた。(この選択をした時点で既に例年より気迫が足りない。)登山用に短パンのポケットにカーボショッツを入れておく。
7:10 スタートラインへ
若林さん、阿部さんと目が合い、会釈。スタートセレモニーで町田君が頑張ろうコール。町田君、小川さんとは会う機会がないままスタート。
7:30 スタート
■1stバイク(40.6km)
どうせ付いていけないから3,4列目くらい、道幅の中央あたりからスタート。
今年は珍しくスタート後スムーズにクリートが嵌った。狙っていない年に限って上手くいく。
例年通り、集団の中について先頭の動きを伺う。ギアはインナーからスタートしたが、問題なさそう。アウターに変える。
久々のレース、集団の中で転倒するのが怖いので、なかなか車間を詰めて走れない。
第1集団に付きかけていたが3kmくらいで遅れる。木場潟あたりで若林さんが後方から上手く上がっていって第1集団に入ったのが見える。見図るのが上手い。数年前、ずっと目標にしていた原田さんも同じように走っていた。今年の自分は付けない。2年ブランクがあるが、3年前・4年前は東京にいたこともあり、まるまる1年間バイクに乗らないままで出走していた。それを考えれば今年の方がバイクトレーニングはできているが、ランが低迷していて根本的に体力が低下。第1集団に付いて行っても、どうせ早々に零れ落ちるのがオチ。公設市場を右折し、ここから尾小屋までは直進。第2集団で行く。
あっという間に第1集団が見えなくなってしまった。
ちんたら走っていたら、第1集団からは1分、また1分と離されていく。3年前もそれで10分遅れた。誰か速いペースで回してくれないかな。6人くらいの集団の最後尾で走行。短パンの裾が風でビラビラ揺れる、練習で試していないことをレースでやるから。松東を過ぎて、ここから次第に登っていくコース。若干の牽制。付いて行く分には楽なペースだが、少し遅いんじゃないか。無駄に飛び出しても後で喰われて浪費するだけかもしれないが、でも、これじゃあ第1集団から離され過ぎる。たまらず前に出る。そのままペースアップ。あれ、誰も付いてこない。なんで?こうでもしないと前から離されるばかり。ちょうど第1集団から零れた選手2人が前に見えてきた。徐々に詰めていく。
もう少しで追いつく。と思ったら後方から音。忘れた頃に離した選手が追いついてきた。しかも6人じゃない。振り返るとその後ろに大集団がくっついていて大きな第2集団を形成。まあ、仕方ない。こうでもしないとペースが上がらなかったかもしれない。
前方の2人をすぐに吸収する。
広報車が反対車線を行く。もうすぐ第1集団が折り返してくる。
2つ目のトンネルを抜けたところですれ違った。先頭が一人抜け出していて、少し空いて2位以降の選手が大集団を形成している。30人くらいか。この集団と何分差か?ここにきっと町田君・若林さん・小川さんがいるはず。第1集団から零れたのが数名。集団とすれ違ってから2分40で折り返す。単純計算して倍の5分20か。第2集団の中では5,6番目くらいで折り返す。
下り始めて一気にペースアップ。トンネル前でウォッチを見て、第1集団とは4分。無難な差に抑えた。が、きっと赤瀬ダムに行くまでに8~10分くらいに開く。10分差に留めたい。
今、自分のレースに集中。この第2集団から零れたらいけない。下りで第1集団からこぼれた4人を吸収したが、すぐに大集団に抜かれ順位を下げ始める。集中して中位にとどまる。勾配が緩くなってきたところでもう一度前の方へ上がる。松東の鋭角コーナーまでに集団の前の方に位置しておきたい。ここで一人、単独走行で抜け出す。そのまま鋭角コーナーへ。ここからの細道、上手く位置取りをしていったな。自分もここから振り落とされないように集中。波佐谷小前で前の方に上がる。
徐々に登りコースへ。集団の先頭が見える位置で走行。急坂になったところで皆がペースを落とす。バイクをフォームを維持しているから。自分はDHバーの肘置きを掴み、上体を起こしてママチャリ漕ぎ。この方が脚や肺が詰まらないから漕ぎやすい。形にこだわってる場合じゃない。第1集団から離されたくない。単独抜け出して登りを終える。トンネルに入り下り始める。逃げきれず、6人くらいに追いつかれる。
(3年前よりはマシ、ほぼ予定通りにこなした範疇)
■登山(10.0km)
動山へ。序盤の舗装路は4kmある。ここで稼いで10分前の第1集団に迫りたい。走り出してすぐ、前に見える2人を抜く。さらに前に見える選手がいる。
なかなか追いつかない。むしろ離されているか?と思ったら、抜いた選手に追いつかれた。あれ、あまりペースが上がっていないか?バイク直後なので脚が上がらないのは承知している。右アキレス腱の違和感も若干ある。左足首があまり動かせていないか?硬い。ここから山登りだが、大丈夫か?例年に比べたら既に余裕がない。あまり第1集団の選手に迫れないかもしれない。覚悟。短パンの後方ポケットに入れておいたカーボショッツを1袋摂る。
青年の家で軍手を受け取り登山へ。抜けない。前に見える選手についていく。いったんは2人を抜いたが、力が入らない。心肺が弱いのか、息が切れている。脚が上がらない。抜いたはずの選手に追いつかれたので先を譲る。
登り始めた直後なのに、早々に両手を地面について登る。走れず、歩いてしまう、序盤から。そうこうしてる間にも町田君や若林さんは真剣勝負をしていてみるみると離れていく。自分だけ手を抜いているんだろうな。でも動かないものは動かない。やっぱり準備不足だったな。全然走れない。後方から来る選手に譲る。何十人に先を譲ったか。(7年前,59'59"で)登山ラップ1位を取った時の面影もプライドも無い。このためのトレーニングをしないと登れない動山。やっていないのだから仕方ない、自分が悪い。コースをなんとなく覚えている分、余計に先が長いことがわかる。ダメだと思うと余計に足取りが重くなる。4時間の競技のまだ前半だぞ、こんなんで最後まで持つのか?4時間以上以後動き続けるトレーニングをしてこなかった不安が的中して嵌る。歩くより遅いペースで歩を進める。ようやく頂上が見えた。もうレースは捨てているが、カーボショッツ1袋を補給。集中が切れて消耗も大きい。
頂上通過で既に山登りのラップは62分経過。はぁ?初めて見るペース。先頭はとっくに2ndバイクに入ってんだろうな。水を頭からかけてもらって下りへ。
下りに入って、さらに足取りが重くなる。足が届かないところは慎重に接地するしかない。3年前、4年前も下りに苦戦したが、今年は右アキレス腱に不安も抱えている。それを繰り返しているうちに、平衡感覚が狂う。山を登り始めてとっくにレースを捨てているが、サングラスをしているせいもあってか、手を伸ばしてロープを掴もうとしても手が届いていない。足をついたつもりなのにまだ付いていない。心拍数と呼吸数が上がったまま。急勾配ではロープを掴んだと思ったら体が先に落ちて反転してしまう。そろそろ来るんじゃないかと思っていた女子トップの阿部さん50代に抜かれる。それから間をあけず、気付いたら角谷さん60代にも追いつかれていた。さらに足取りが重くなる。マズい。一層フラフラしてきた。とにかく山を下りることに専念しよう。初めて打ち切り時間が気になった。何時だったかな、これまで考えたこともなかった。時間がかかってもいいから2ndバイクに入って、runもこなしたい。そこまでの体力があるかもわからないが。前方遠くから走路員の声が聞こえ、登山道の終わりがやっと近づいてきた。ここで林さんにも追いつかれる。一緒に下山。「やっと終わった」思わず声が出る。どんだけかかってんだ。舗装路に出て少しだけペースを上げる。女子3位の選手と並走。一旦は前に出たが、抜き返される。やはり消耗が大きい。もう、今回は完走狙い。トランジッションへ。山ラップが1:44'台。は?自己ワースト。なんだこりゃ、確かベストが62分くらいだったから40分も悪い。いつの間にこんなにかかった!?、寝てたんか?
■2ndバイク(19.5km)
水だけでは足りないのでエイドでオレンジを摂る。どっしり腰を下ろしてシューズを履き替える。女子3位の選手よりは先に出る。
暫く単独走。もう。今回は何をやってんだか。ハイキングか?サイクリングか?。
前に1人選手が見える。ロングの選手かもしれないが。追い越し禁止区間に入る前に詰めておきたい。後方から一人来て、抜かれる。付いていけなかったが、ペースアップはできた。2回目の追い越し禁止区間でも追いつけなかったが、平地に戻ってきて前方に何人か見えてきた。ロングの選手でもいいから抜いてリズムを掴みたい。波佐谷小あたりで林さんに抜かれる。付いていけない。でもまだ体は動いているので最後まで行こう。ランに入れば90分かけてでもなんとか最後まで走れるはず。もう少しで松東の左折。
ここで黄緑ナンバーカードの選手がランをしている。先頭か?さっき6kmがあったところ。もうこんなところにいるのか?近づく。北方さんだ。速い。いや、自分が遅すぎる。北方さんに声を掛けて、バイクで抜いていく。この位置ということは、1時間くらい差をつけられている。こりゃ、5時間かかってしまうな。諦めモードに入りつつも、北方さんに会えて気が軽くなった。きっとこのすぐ近くに町田君もいるはず。自分も最後まで行かなきゃ。
カントリークラブに向かうところで、離されたはずの林さんが前方に近づいてきた。詰め寄り、登りに入ったところで抜く。登りをママチャリ漕ぎで前に迫りさらに2人を抜く。下りで追いつかれないようにペースアップ。3年前、バイクに付けたカーボショッツフラスク2本のうち1本を脱落させてしまったので、今年は1本だけ付けて臨んだ。揺れはしたが脱落せずに済んだ。バイクの間でどうにか補給をこなせた。下り切って、ドームが見えてきた。ロングの部でもチームリレーの部でもいいから、抜ける選手ならとにかく抜く。鉄人の部 何位か全くわからないが、阿部さんの姿も角谷さんの姿も全く見えない。ほんとに寝てたんか?と思うような山、2ndバイクでさらに抜かれているから、きっと順位でいえば中位より下なんだろう。ただ、この位置なら前に鉄人の選手も連なっている。まだ何人か抜ける。トランジッションもさっさと済ませてランへ。まずは角谷さんに追いつかないと。
■run(18.7km)
カーボショッツを2つ、短パンの後方ポケットにしまう。6km、12kmくらいで摂ろう。
走り始めは重ダルさを覚悟していたが、例年よりは酷くない印象。あ、そうか。ここまで無理をしてこなかったからか。とはいえまだ長丁場。無理したら倒れるかもしれない。前に見えてくるロング・リレーの選手を一人ひとり捉えていく。スタート時は曇って涼しかったが、だんだん天気予報通り晴れてきた。水中毒は怖いが、たまらないのでエイドで水を被っていくことにする。
山田峠。原田さんを追っていた頃は攻めていくしかなかったが、今年はちょっと気が楽。もう勝負は捨てている。入賞ラインにかすりもしない。その上で、抜ける範囲の選手を抜く。ロング・リレーの選手に混じって、時々鉄人の選手も見えてくる。まだ頭は働いているのでコーナーはイン-イン-インで攻めていく。入りはキロ4分半くらい。
5km、前方に角谷さんが見えた。ようやく。給水所で水を被って、抜く。レースの大半を先行されていた。ここからは1km毎にラップを見ていくことにする。4'15くらいに上がってきた。右アキレス腱もあまり気にならない。脚も少し大きく回せるようになってきた。虎んじっしょんを短時間で済ませるため、シューズの紐が緩めに結んであり、中で少しブレるが、このペースならあまり関係ない。同じ部門の選手には少し掛けづらいが、ロングの部やチームリレーの部の選手なら抜くときに声を掛ける。声を掛けると自分も力が出てくる。沿道の子供の声援にも手を振って答える。初出場の時のように楽しみながら、落ち着きを取り戻す。エイドで水を被っているので集中も持っている。ペースも上がり、キロ4に近づいてきた。5時間はギリギリ切れるか。12kmで2つめのカーボショッツを摂り、残りは少しでも上げて終えたい。残り5km,4km,3kmの表示。木場潟の南を通過。ドームが大きくなってきた。前にまだ黄緑のナンバーカードが見える。ここから2人抜く。抜いてまた前方に見えた。残り1kmで2人続けて抜く。残り500m、まだ前に黄緑ナンバーカードが1人。これなら届く。さらにペースアップ。抜いてドームに入る。前方でロングの選手がフィニッシュする姿が見えたので、遠慮して最後だけスローダウンしてフィニッシュ。
まさかのラン1位。その前でどんだけサボっていたんだ。
ゆっくりシャワーを浴びて、マッサージを受ける。時間をかけて解してもらう。例年より長く走っている分、効く。足指が使えておらず、母指球で蹴っているからふくらはぎに疲労が溜まる、と指摘される。アーチを作るテーピングもしてもらう。
表彰式、アイシングをしながら遠いところから見る。
鉄人の部で、60代1人、50代7人に負けている。愛知の大原さんにも負けた。
山を登っている最中、もう来年は来ない と思ったが、
レース後、町田君、若林さん、北方さん、伊藤さん、小川さんと話していると、
それに滋賀のT.Sさんもいるので、
やはりもう一度、ちゃんと準備して臨みたいという気にもなる。
■■次回目標■■
1:04:00(20)
0:59:59(1)
[0:34:41(4)]0:40:01(26)
1:15:59(1)
total:
[3:54:39] 3:59:59
1stバイク
接触・転倒を恐れず集団についていく。今回、第1集団26位までは1:05台、27位が1:10台。20位1:04でカバー。
登山
今回のトップ中谷さんが1:01:35。町田君、大原さんも上位。目標は再度の59分台かつトップのラップタイムを取ること。ここで先頭に立って貯金を作る。
2ndバイク
鬼門の単独走行。地力をつけてカバー。
run
北方さんが強い。が2ndバイクで負けても3分差以内に抑えないと厳しい。トップのラップタイムを取るのは絶対条件、それだけでなく、ロングの部の小川さんに勝つ1:15台。
2014の北方さんの優勝タイム(3:54:39)を超える為には、逆算すると2ndバイクを34分台、今回4位相当のタイムが必要。まず不可能なタイム。それでも40分26位相当なら現実的に狙える、ギリギリ4時間切りが見えてくる。
バイクもしっかりトレーニングして、近くにいい選手がいるのだから、練習会に参加させてもらって教えを乞うのがポイント。
ラン、バイクも年間通じて走れなきゃ届かない。何を目指すのか、目標がブレそうだが、狙うと決めるならしっかり狙う。
しっかり食べられる選手になる、食べられるよう、普段の運動量をコンスタントに増やせるか。
計 UP1.7+登山(10.0*1/2[山道で歩いた])+run18.7=25.4km