スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

鎌倉・旧華頂宮邸

2009-04-12 | 鎌倉・逗子・葉山

ハイキングの帰り道に通りかかっては、いつも気になっていた洋館です。
普段は外観しか見られませんが、年に数回 建物の内部が公開されます。
きょうはその公開日(入館料は気持ち分)

「華頂宮(かちょうのみや)」家は伏見宮家の分家にあたるお血筋だとか。
1926(大正15)年に博信王が臣籍に下られて華頂侯爵となられました。
1929(昭和4)年築のこの建物は、侯爵ご夫妻が数年間住まわれた後
幾度か所有者が替わり、1996(平成8)年に鎌倉市の所有となりました。
国の登録有形文化財になっているそうです。


立派な石門を入ると植え込みの向こうに、ハーフティンバー
スタイルの重厚な英国風建物がどっしりと構えています。


一階 玄関ホールを抜けると、パーティに最適な広~い空間と
フランス庭園を見ながらティータイムを過ごしたいサンルーム。
奥のダイニングルームでは、今日はカフェが営業されていました。
    

階段を上って二階へ
    

家具や装飾品が殆ど無いので少しがらんとしていますが、全体的に
余分な飾りのないすっきりとした佇まいです。スチーム暖房設備を
収納した大理石のマントルピースがあちこちに設置されています。


彫刻飾りのテーブル            六角形のドア・ノブ
    



窓から広い芝生の庭園が見えます。




和室もありました。


それぞれの部屋の照明装置も、さまざまな形でおもしろいですね。
    

    

    



    

    

桜の花が似合う洋館です。



たくさん植えられているバラが花咲く季節も
またどんなにか素敵なことでしょう!

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2 コメント

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入ってみようか、う~んどうしよう (kikyo)
2009-04-12 22:06:24
入っていいか、どうしようかと私など戸惑うような建物です。

国の有形文化財に指定されているとのこと、建築様式その他なにもわかりませんが、照明器具をこんなに撮影して見せてもらうと、なんかうれしくなります。
すごいですね~!
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私も・・ (夜猫子)
2009-04-13 06:01:08
難しいことは全然分からないです。
いただいた案内書きなどを見て「ふーん、そうなの」って。
それにしてはエラそうに書いていますね(笑)
ほぼ案内書きの受け売りです・・

生涯ご縁がないような場所ですけど、いろいろ想像しながら
見学していると結構楽しいですよ。
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