毘沙門洞窟から岩礁を歩いて湾をまわり、西側まで来ると
「宮川大橋」へ向かう上り道と 湾先の漁港へ向かう細道に分岐します。
私達は、漁港へ向かう左の細い道を進んで行きます。
港の堤防を過ぎると、再び岩礁の道に。
山側は、荒々しい断層の地層がくっきり。
丸い凹状は、ノジュールの剥落跡?
海側は、「千畳敷」と呼ばれる広い岩場。
牙のように尖った黒岩が並ぶ様子から、「鬼の洗濯岩」とも。
不思議な光景に、自然の大きな力を感じて圧倒されます!
「盗人狩(ぬすとがり)」
昔 盗賊が追われてこの山の端まで来て、下を見ると 高さ30mの
断崖と逆巻く怒涛に度肝を抜かれ、足がすくんで身動きできなくなり
たやすく捕まった という言い伝えから、こう呼ばれているそうです。
干潮の今でも迫力のある光景ですが、これが満潮になったら・・・
「かながわの景勝50選」に挙げられています。
この辺り、奇岩・断崖が これでもかとばかり次々と現れ・・
「スゴ~イ!!」を連発
ずうっと 来てみたかったんです。 でも、独りでは とても・・
今日 やっと念願叶って、大満足! イェ~イ
広い岩場には、丸い穴がいくつも見られます。
ガイドさんの説明によると、この辺りで嘗て塩作りが行われ その
作業の為の柱を立てた跡とか。 四角に切られた水槽跡もあります。
「宮川湾」
高台に、2基の風車が見えています。
「産業技術総合開発機構(NEDO)」と「(株)アルココーポレーション」が
「宮川公園」に設置した風力発電用の風車で、発電量は105万KW/h。
これは、約230世帯が1年間に消費する電力量に相当するそうです。
デンマーク製
「みうら・宮川フィッシャリーナ」
みうら漁協が管理するプレジャーボートの停係泊施設。
2001年秋にオープンしました。
岩礁歩きは此処で終わりです。 ここからは歩きやすい
普通の道を歩いて、市街へと向かいました。
*今回出会った海辺の花*
ハマボッス(サクラソウ科)
クサフジ(マメ科) ミヤコグサ(マメ科)
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