琵琶島弁財天をあとに平潟湾に沿って歩いていくと、
道路の左側に何やら金色に光るプレートが・・?
「明治憲法起草の地」
書かれてあったのはこんな文言;
この地は料亭東屋(あずまや)の跡で、明治20年(1887)
伊藤博文・伊東巳代治・金子堅太郎・井上毅らが
明治憲法制定のため草案を起草したところです。
明治20年6月から東屋に集まり草案の構想を練っていました。
金子・伊東は東屋に泊り、伊藤は夏島の別荘から、井上は
野島旅館から通いました。8月6日夜、東屋の伊東の室に
盗賊が入り機密書類の入っていた行李が盗まれましたが、
翌日書類は無事発見されました。その後、伊東・金子両名は
夏島の伊藤の別荘に移り、草案が完成されましたが東屋が
起草の地であるとして、昭和10年(1935)「憲法草創之処」と
いう記念碑が金子堅太郎書で東屋裏庭内に建てられました。
現在ここより40m東に移され設置されています。
社団法人 横浜国際観光協会
横浜市教育委員会文化財課
平成3年3月
ということで、少し先の碑
このあたりは釣り船宿がたくさん並んでいます。
今しも釣客を乗せて帰ってきた船が・・
おかみさんが桟橋でお出迎え。きょうの釣果は如何?
島へ渡る橋のひとつ「帰帆橋」で
モノレールの軌道の下から湾を振り返って見ると
島に着きました~ ひと巡りしてみましょう。
「野島公園」
横浜の最南端の自然島。島の約半分が公園になっています。
「野島稲荷社」
野島町の総鎮守で、ご祭神は倉稲魂命(うがのみたまのみこと)。
1227年(安貞元) 阿波守長島維忠の発願により、
子の修理佐頼勝が造立したものと伝わります。
万治年間(1658~1660)、野島浦の南端に「塩風呂御殿」と
称された紀州大納言・徳川頼宣公の別邸があり、稲荷神社が
御殿鬼門の方角に当たるため守り神として頼宣公の
篤い尊信を受けたという古老の話が伝わっています。
石段の両側には奉納された狐の石像
それにしても、どうしてみんなこんなに怖いお顔・・?
両側から怒った狐に睨まれながら・・・
もう、やだ~! と、ビビり猫は早々に退散 ・・
松林の中に大勢の人がいます。何をやっているのかしら?
行ってみましょう!
BBQパーティーでした。煙といい匂いが漂っています。
楽しそ~!
海がもっとよく見える方へ行ってみましょう!
稲荷神社を横から撮ったのはおもしろいですね。
夜猫子さんはよくおもしろい発想をされるので刺激されます。
ところで、熱しやすく冷めやすいわたしなので、続くかどうかは疑問ですが、今日ふと「一日一字」というのを思いつきました。
その日に気になった漢字を調べてみることです。
これまでクイズやパズルにできるかなという角度からののみ漢字を調べてきましたが、少しはまじめにと思ったのです。
最初の今日は「廉」ですが、明日は「草」と決まりです。
野草をよく見ていますが、「起草」「草案」…おもしろいですものね。
わぁスゴイな~!さすがkikyoさん
「刺激されます」の言葉は、そのままそちらへお返し致しますワ(笑)
「野心」「野望」なんてのもありますよね~
それに「野次馬」「野暮天」なども。
「草」は興味深いものでしたが、「野」も面白そう。
今頭に浮かんだのですが、「野に下る」の「野(や)」は「草の根」の「草」と親戚ぐらいの意味になるかも。
いいヒントをいただきました。
次は「野」に決まりです。
そこで勝手なお願いです。
「野」が詠われている短歌または俳句などをご存知でしたら教えてくださいね。
百人一首にある「君がため 春の野にいでて~」くらいですかね~
あと・・・こんなのを見つけましたよ。
「野辺見れば やよひの月の果つるまで まだうら若きさいたづまかな」後拾遺集
(「さいたづま」はイタドリの古称らしいです)
「春の野に すみれ摘みにと来し吾れぞ 野を懐かしみ一夜宿にける」山部赤人(万葉集)
「この七日 若菜より野の なつかしき」横井也有
「野」には「郷愁」を感じさせるところがあるみたいですね。
こんな風にして字を見直したことはなかったですね~
刺激を頂きました。ありがとうございまーす!
そうか、百人一首にありますね。いい歌ですね。
万葉集にも…。
この山部赤人の歌は知りませんでしたが、「茜さす紫野ゆき~」もありましたね。
「この七日~」の俳句も書き写しておきます。どんなときに詠んだ俳句なのか興味がわきました。
話がそれますが、「和気藹藹」の「藹」は難しいので調べてみたところ、「藹藹」には「なごやかなさま」という意味のほかに、「草木が盛んに茂るさま」という意味もあるそうです。
こんなところにも草が出てくるとは…。
よく見ればクサカンムリ。アメカンムリの「和気靄靄」もあるようですが。
「和気」がたちこめるように充ち充ちている様を想像しますね。おもしろいナ!
「この七日」の句;
「若菜」とあるので、私は単純に春の七草の句と思ったのですが・・違うかな?