スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

長野・善光寺

2014-01-07 | 他県




善光寺さんへの参道を進んで行くと、「仁王門」が見えてきました。


高さ:約14m  間口:約13m  奥行:約7m
1752(宝暦2)年に建立されましたが、2度の火災で焼失。
現在の仁王門は、1918(大正7)年再建されたものとか。

          
仁王像は、高村光雲・米原雲海両氏の作だそうです。
筋骨隆々の立派な御像です。 お顔が見えなくてゴメンナサ~イ!



仁王門から山門までは、賑やかな仲見世通り☆
わぁ、目移りしちゃうナ~~

参道に敷かれた石畳は寄進されたもので、7,000枚余の安山岩。 
大部分は、1714(正徳4)年に完成した当時のままだそうです。


山門に至る手前の短い石橋は「駒返り橋」

1197(建久8)年 源頼朝が参詣の折、馬の蹄が穴に挟まれ
馬を返したというので、この名。 残る凹みは蹄のあと・・?


参道に面して、ずらりと宿坊が並んでいます。 その数39とか。





「山門(三門)」

高さ:約20m  間口:約20m  奥行:約7.8m
1750(寛延3)年に完成した二層入母屋造りの楼門で、国指定重要文化財です。
大正年間に檜皮葺になっていた屋根が、平成の大修理の際に サワラ材を用いた
栩(トチ)葺へと 復元。 楼上には、文殊菩薩像・四天王像が祀られています。

山門の扁額

日光・輪王寺門跡 公澄法親王のご親筆とか。
文字の中に5羽のハトが隠れているそうですが・・わかりますか?
また「善」の文字には、当寺にゆかりの牛の顔が見えます。


山門を入ると、左手に「経蔵」

1756(宝暦8)年築の宝形造り。
内部中央に 回転式の経棚(輪蔵)があり、これを1回押し回すと
一切経を読んだと同じ功徳が得られるといいます。
以前 回したことがありますけど、現在は老朽化のため入れません。


そして、いよいよ ご本堂へ~

定額(じょうがく)山 善光寺


1707(宝永4)年築  高さ:約27m 間口:約24m 奥行:約54m
左に仏堂 右に礼(らい)堂という撞木造りで、東日本最大の伽藍。 国宝です。

創建: 伝644(皇極3)年
   開基: 伝皇極天皇(勅願)
     開山: 本田善光(若麻績東人)
          本尊: 一光三尊阿弥陀如来(絶対秘仏)
無宗派の単立寺院で、宗派の別なく宿願可能な霊場とされています。

創建など詳細は不明ですが、出土品や資料などから7世紀後半にはかなり大規模の寺院で
あったと考えられています。 中世以降善光寺信仰が広まり、源頼朝・北条一族も篤く信仰。
1555(弘治元)年 武田信玄によって寺の組織全てが甲斐(現 甲斐善光寺)に移され、その後
織田・豊臣という時の権力者の所有となりました。 1598(慶長3)年 当地に戻され、家康に
よる復興がなされ、数多くの参詣者が訪れるようになって 今日に至っているそうです。


もっと時間をかけて、ゆっくり拝観したかったのですが・・ それは、またの機会に!




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