スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

旧吉田茂邸

2018-03-29 | 神奈川


JR東海道線「大磯」駅から、R1を西(二宮方向)へ向かって約2km。




旧吉田茂邸 庭園入口




兜門

2009(平成21)年3月の火災を免れた貴重な桧皮葺屋根の門です。
サンフランシスコ講和条約締結記念として、1954(昭和29)年建立。


門を入ると、まず満開の桜に彩られた 日本庭園が広がります。

心字池を巡る回遊式日本庭園は、造園家 中島 健氏の設計で
1959(昭和36)年に完成。 周囲には 藤棚を初め様々な植物が。
花を好んだ吉田氏は、よくこの庭を散策したといわれます。




     


七賢堂

初めは 伊藤博文の自邸「滄浪閣」に 1903(明治36)年に建立され、
明治の元勲のうち 岩倉具視・大久保利通・三条実美・木戸孝允が
祀られた「四賢堂」でした。 その後 伊藤博文が祀られ、当地に
移築された後に 西園寺公望と吉田茂が合祀されて「七賢堂」に。


銅像
     
1983(昭和58)年 地元有志の人達により建立されました。
袴姿の柔和なお顔で サンフランシスコの方角を見つめておいでです。




庭園を見下ろす高台に、数寄屋造りの邸宅が再現されています。

木造一部鉄筋コンクリート造り  地上2階・地下1階
延床面積:743.38㎡(うち 復元部分は446㎡ )再建費用:¥541,957,592

旧邸は 建築家吉田五十八氏の設計。1944(昭和19)年~1967(昭和42)年
まで過ごしました。 2009年3月 火災で兜門・庭園・サンルーム(温室)を残し
母屋が焼失。2017年に再建、一般公開されています。 入館料(大人)¥500

再建された邸宅内部のご紹介は 次回に





コメント    この記事についてブログを書く
« お花見散歩の続き | トップ | 旧吉田茂邸(邸内) »

コメントを投稿

神奈川」カテゴリの最新記事