「何れ菖蒲(あやめ)か杜若」は、出典が『太平記』にあるとか。
「五月雨に 沢辺の真薦 水越えて いづれ菖蒲と 引きぞ煩ふ」源頼政
女性の甲乙つけがたい美しさを 花に準えて表現した歌らしいですが。
実際 アヤメ・カキツバタ・ハナショウブの区別が、イマイチだった‘猫’
あちこちの花を見て歩くうち、概ね分かるようになってきたので
忘れないうちに、ここに 要点をメモっておこうと思います。
アヤメ
乾燥した場所に生育し、花弁の付け根部分に 網目模様(文目・あやめ)がある。
カキツバタ
水中に生育し、紫色の花弁の付け根部分が白色(または淡い黄色)。
ハナショウブ
水辺の湿った場所に生育し、花色は多彩で 花弁の付け根部分が黄色。
これで 合ってるかな?
先日訪ねた「大船植物園」には、こんな説明書きがありました。
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