「大楠山」は標高241.3m、三浦半島の最高峰です。
今回は JR衣笠駅→衣笠山公園→衣笠城址→大楠山→阿部倉→
塚山公園→京急・逸見駅 をのんびりと春を探して歩きました。
「衣笠山公園」
1907(明治40)年、日露戦争戦死者の慰霊塔を建立し周囲を
公園化したのに始まり、現在は2000本の桜で「日本桜名所100選」に
選定され、市内随一のお花見スポットとして親しまれています。
中世の頃は、三浦一族の拠点衣笠城とその支城との
情報交換のための狼煙台が設けられていたそうです。
(画像の桜は、一族の‘ドン’三浦大介(おおすけ)義明ゆかりの「大介桜」)
「衣笠城址」
つはものどもが夢のあと・・
1063(康平6)年 三浦一族の始祖 三浦平太夫為通が築いた
山城が「衣笠城」で、源頼朝の源氏再興を助けた三浦一族の
拠点でした。金峰山蔵王権現や不動明王の碑が残っています。
「物見岩」
春を探しながら の~んびり行きましょう♪
今年の初スミレ!
タンポポも沢山 あ、見ーっけ!
オオイヌノフグリ
ホトケノザ 早咲きの桜
「大楠山」山頂に着きました~
団体さんでしょうか、結構人がいますね。
曇っていますが、一応展望塔に上ってみましょう。快晴なら
富士山や丹沢山塊、相模湾に東京湾、房総半島などが
一望でき、360度の眺望を楽しめるのですが・・・
横須賀市街(浮かんでいるのは猿島)
片瀬・江ノ島方面
大楠平にある国土交通省レーダー雨量観測所
(広がる緑は3万本の菜の花畑。一面黄色に染まるのは3月半ば)
まぁ こんなものでしょう・・
昼食後、大楠山を下りR27の大楠山登山口交差点を経て
更にもう1つの桜の名所 塚山公園まで足を伸ばします。
「塚山公園」
標高133mの県立公園で「かながわ景勝50選」に挙げられています。
徳川家康の信任を得てここ逸見村に250石の領地を与えられた
英国人 三浦按針(あんじん)とその奥方の供養塔があります。
市内屈指の桜の名所でもあり、毎年桜の季節に「さくら祭」や
三浦按針を偲ぶ「按針祭」が行われます。
国指定史跡 「 三浦按針夫妻供養塔」
墓所は長崎平戸にあるそうです。
奥方は江戸日本橋大伝馬町名主馬込勘解由の子女だとか。
今日も1日よく歩きました。
18,639歩
で、植物園の一角にある「山野草園」や「ロックガーデン」は、毎回楽しみに見ています。
でも、実際に歩きながら見つける喜びは、なんともいえないでしょうね。
夜猫子さんは、これまでの経験(聞いたことや調べたことも含め)がものをいうのでしょう。
なかなか見られないものもあり、興味深いです。
これからの季節は、野の花も多くなることでしょう。たくさん紹介してくださいね。
デジカメで撮って帰宅後名前を確認して・・それでも忘れてしまいます(笑)
花壇のお花もいいですけど、素朴なお花も可愛くていいですよね!
「雑草という名の植物はない」と昭和天皇がおっしゃったそうですが、
ホントにその通り。みんな名前があり個性があり生きているのですよね。