スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

材木座の小路3

2011-02-01 | 鎌倉・逗子・葉山


補陀洛寺から右手に伸びる路地に入ると、突き当たりは墓地。
行き止まりかと引き返そうとすると、右の方から人が現れました。
どうやら、どこかへ通じる路地のよう・・ 行ってみましょう☆


墓地の角を曲がると・・
きゃぁ、ホントに人一人がやっとの幅!
本日最狭の路地~
左が墓地                   大津垣☆
     

この辺りは、最近ではあまり見られなくなった趣のある生垣や
板塀、趣向を凝らした竹垣など思いがけない出会いがいろいろ
あって、古都の‘小路歩き’をひときわ楽しいものにしてくれます。






気儘にぐるぐる歩き回るうち、ふと目に留まった四つ目垣の家。
表札を見て、あ、と思い出しました~

この辺りにあると聞いていましたが、此処がドイツ文学者で
『ビルマの竪琴』の著者 竹山道雄氏(1903-1984)のお宅ですね


表札はその儘になっていますが、空き家・・?



竹山邸の前の道を、山と反対の方向へ行くとバス道に出ました。 
これを左へ行くとすぐに、見覚えのあるお寺の総門。


天照山 蓮華院 光明寺

浄土宗の大本山です。

創建: 1243(寛元元)年
     開山:然阿良忠上人(記主禅師)
   開基:北条経時(第4代執権)
本尊: 阿弥陀如来像
江戸時代 徳川家康が、浄土宗の学問所として関東18檀林を
定めたとき、その首座となっておおいに繁栄しました。
総門・山門・千手院・蓮乗院・大殿・開山堂・鐘楼・客殿など。

後花園天皇ご真筆の扁額


一部改修中で、古代蓮で有名な庭園
は拝観できませんでしたが
海に向かって建つ堂々たる大寺の風格と、誰でもご本堂に
上がって拝観できるおおらかな雰囲気が好きです。 

「三尊五祖の石庭」



総門の脇に書かれた文言がいいですね。
「南無阿弥陀仏 子供叱るな来た道じゃもの 年寄笑うな行く道じゃもの」

今回の探検‘小路歩き’は、この言葉をゴールと致しましょう☆

20,237歩


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ワクワクの小路歩き? (kikyo)
2011-02-01 23:18:04
またまた珍しい塀や垣根がぞくぞくと。
こんなに見られるとワクワク、うれしくなるでしょうね。
石庭もいいですね。
「~年寄笑うな~」も。
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ハマったかも・・ (夜猫子)
2011-02-02 23:49:03
とても楽しい散策でした。
周辺の人達には、もしかして多少ご迷惑だったかな?

機会があれば、またどこかで☆
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