三浦半島のほぼ中央部に、3つの低山を結ぶ
「武山ハイキングコース」があります。
(観光協会のサイトから拝借しました)
ハイキングに最適な天候とは、とても言い難いのですが
独りで山道に入るのはイヤなので(一応、女子なので・・笑)
連れがあることを第一条件に、出かけることにしたワケで・・
幾度か行ったことはあるし、この際 眺望は望まないことにして
通称「通研通り」の途中の「浅間神社バス停」からスタートです。
まず目指すのは、標高183mの「浅間(せんげん)山」。
その台形の山容から「三浦富士」と呼ばれています。
「浅間神社」の立派な碑の横から入って行きます。
山頂に浅間神社奥宮があり、毎年7月8日に富士講の
行者さんによる護摩祈祷(お焚き上げ)が行われるそうで
今年も氏子総代会の案内が掲げられてありました。
民家の間の坂道を上った所に、遠慮がちな道標。
ここを入ると、一気に山の雰囲気になります。
シダの生い茂った先から、階段道が始まります。
(歩きながら撮るので、ブレてます・・スイマセン )
初めはこんなものですが・・登るほどに結構な勾配に。
何せ‘三浦アルプス’ですから~(笑)
そのうえこの階段、上に行くほど段差がキツくなり
短い足を挙げて・・・ヨイショっと!
ひたすら登って、山頂に到着です☆
「浅間神社 奥宮」
この可愛らしい石祠の前で、お焚き上げが行われます。
山頂から、三浦海岸の方を見ると
この方角には富士山がある筈・・
眺望は まぁこんなものでしょう・・
でも涼しい風が吹いてきて、とても爽快な気分!
一休みしたら、
2つ目の「砲台山」を目指して出発~!
スダジイやマテバシイなどの緑の中を上ったり下ったり・・
分岐に出ました。 道標に従い、まずは砲台山へ向かいます。
標高206mの「砲台山」
山頂は樹木に覆われていて、眺望はありません。
金網に囲われて、海上保安庁の無線中継所の建物と電波塔。
そして、
直径10mの擂鉢状の巨大な穴は、説明板も何もありませんが
第二次大戦時の日本軍の高射砲の砲台跡だそうです。
先ほどの道標のある分岐に戻ります。
途中の林の中に、大きな石柱のようなものが2本。
これも戦時の遺産でしょうか。
道標の分岐に戻り、あらためて3つ目の山「武山」へ。
なだらかな尾根道を20分くらい歩くと、到着でーす☆
「武山」
標高200mの山頂には、紫陽花が綺麗に咲いていました。
「アゼリアハウス」という休憩所の建物の屋上が
展望台になっています。 もちろん上ってみます☆
半島の先っぽが伸びています。
東京湾の方角です。
右下の建物は横須賀リサーチパーク
相模湾の方角
「快晴ならば・・」なんて、欲は言いませんよ。
森林浴をしながら土の道が歩けて充分満足だ~!
涼風に吹かれて、幸せなタイムのひととき
それにしても、暑さにも強~いネコちゃん、この先の夏もなんのそのって感じですね。
元気のおすそわけ頂戴したいと思います。
でも山に入ってしまえば、炎天下の街なかを歩くよりはずっと快適ですよ☆