日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

優しくない人の優しさ

2007-07-12 | 危機管理
優しくない人がいます。
優しくない人に限って優しいふりをします。
自分のモチベーションの低さを優しさというオブラートに包んでいたりします。

間違った優しさは人すら殺しかねません。

優しいふりをしていることに自己満足している姿を見て
誰も信頼などしないにもかかわらず、偽りの優しさをふりまいています。

叱らないといけないときに叱らないのは優しさではありません。
成績が上がらない部下に叱咤激励をしないのは優しさではありません。
敢えて厳しい訓練を受けさせているのに「ひどい仕打ちをされているね」という言葉掛けは優しさではありません。

本当に相手の事を思う優しさがあるならどんなにきつい言葉でも言われた相手は感謝するものです。
こちらの優しさが足りなかったり、間違っているから相手は嫌な顔をするのです。

新入社員なら「世間知らず」、「未熟者」といわれて
見過ごしてもらえるでしょう。

しかし、これが
主任になり
係長になり
課長になり
部長になり
常務になり
専務になり
社長になれば、人間性すら疑われかねません。

間違った優しさは周囲を窮地に追い込みます。、
優しいふりをする無責任さは周囲に迷惑をかけます。

自分が優しさから動いているのではなく
嫌われたくないから優しいふりをしているとしたら
いつか自分の身にそれが帰ってくることを理解しておきたいものです。


そんなことあるのかなあ、、、、
自分の事じゃないよ!
なんて思っている人に限ってそうだったりします。

ご用心!ご用心!
コメント
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