日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

誤認逮捕

2006-06-30 | つれづれ
何気なくニュースを見ていたら
ひき逃げ犯と間違われた男性の10ヶ月間拘置が報道されていた。
警察からのコメントは
「大変申し訳なく思っている」という、とおり一辺倒のもの・・・

もしも男性の身になった場合
会社はどうなったのだろうか
家族はどのような状況に置かれていたのだろうか
彼女や奥さんは居なかったのだろうか
10ヶ月間の精神状況はどのようなものだったのだろうか
いろいろ思いを寄せてしまう。

金銭的な補償はしてもらえるのだろうが
精神的な補償はどうやってやってもらえるのだろうか
失われた26歳という一年間はこれから先の人生にとって
多大な影響を与えることは想像に難くない。
にもかかわらず、ごめんの一言と補償金・・・

警察力は一歩間違うと権力の乱用になりかねない。
慎重な捜査をお願いしたいものである。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会計参与に就任③

2006-06-30 | 経営改善
会計参与就任について賛否両論ある。
正直、周囲から言われるほど意識せずに就任承諾したものだから面食らっている。
どちらかと言うと
①良いねぇという羨ましがる(?)声と
②責任が重いねぇという慎重な声の二つに分かれる。
昨日、東京の就任先企業で登記簿謄本を見せてもらった。
会計参与欄に自分の名前があるのはちょっと恥ずかしい。
しかし、そのような感慨とは別に今後その役回りが期待されることになる。

自分自身の意識高揚のためにも今後も会計参与の就任要請があれば
就任していきたいと思っている次第です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そんなのあり?

2006-06-29 | 良い税理士・悪い税理士
明日申告期限の会社があります。
新年度から当社が関与します。
しかし、まだ決算書ができていない。
申告しないでおこうということになっていたらしい。
無申告?
青色取り消しにならないの?
二度出すより遅れて出した方がカッコイイ!?
でも、消費税の納付書だけは明日来るという・・・。

おいおい!
消費税の納付書が書けるなら
法人税の申告書だって書けるだろう・・・。

ということで、明日の申告には間に合わせて申告書は完成するとのこと。
それにしてもいい加減!
こんな良い加減が横行しているなんて
業界が乱れています!

いい加減税理士撲滅運動でも始めてやろうかしらん
ん!?
お前はどうなのって?
私もその中に入っていたりして・・・。(自爆)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

借りたら返す、返せないなら自己破産する!?

2006-06-29 | 経営改善
今、東京のホテルにいます。
昨夜10時30分頃チェックインしたのですが
明朝7時にはチェックアウトしなければいけません。

ホテルに入る直前まで某サービサーの
事業再生マネージャーの方と打合せをしていました。
企業再生の出口となっていただくための打合せです。

話は、このサービサーの方と話をする前に聞いた弁護士さんの話です。
「お金を借りたら返すのは当たり前(ルール)、
でも返せなくなったら自己破産するのも当たり前(手法)」と言うのです。

「法律家はすごくドラスティックに法を運用するもんだなぁ。」と思いながら
その話を聞いていました。
確かに手法として自己破産はあります。
年間20万人以上の人が自己破産する時代です。
自己破産を悪だと考える必要もないのかもしれません。

借金返済の為に命まで差し出す必要はありませんが
簡単に自己破産をすることは
私はなんとなく違和感を持っています・・・。

無責任な不良債権処理は許されないと思っています。
手法は使い分けが大切だと思わされた一言でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

襟を正す

2006-06-29 | 良い税理士・悪い税理士
某金融機関で経営支援の顧問をしています。
昨日も中小企業の経営者と奥様が窓口に相談に来られました。

相談内容は資金繰りが逼迫している現在、
更なる借入をして良いかどうかということです。
本業と副業の両方で売上不振に苦しんでおられました。

申し訳なかったのですが、現状のまま経営の仕方を変えないのなら
会社経営を諦めて下さいとお話しました。
また、続けるなら今まで以上に仕事をしてください。
そしてやり方を変えてくださいとお話しました。
自己アピールの方法を変えてくださいとお話しました。

相談者の声に税理士の我々は襟を正す必要があることを痛感させられたのでした。

このような約一時間の相談の中で驚いたことがあります。
それは、税顧問理士が当然行わなければいけない(と思っています)
経営指導が行っていないのです。
それどころか「経営相談に乗ってもらえないのなら解約する」
と申し出た顧問先からの声に
「値下げするから解約しないで」と泣きついたと言うのです。

相談に乗りながらどんどん申し訳なくなってしまいました。
『我々税理士が中小企業を救わなくて誰が中小企業を救うのか・・・。』
故飯塚毅TKC全国会会長の言葉が脳裏に浮かびました。

税金を計算するだけなら
帳面を作るだけなら
税理士という業種はいらないと思っています。
利益をあげられる企業に指導することをして行きたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

考えていますか?

2006-06-28 | 経営改善
経営改善ができない企業の特徴に
「思いつかない」「考えられない」
ということがあります。

そんな実態を予想できない、考えられないと思う人も多いかもしれません。
しかし、考えないことの癖付けにより
ものの見事(?)に考えない集団が出来上がっています。

考えられない企業には口癖があります。
「できません。」
「やったことがありません。」
「無理です。」
「何で私がやらないといけないんですか?」
「どうせやたって・・・」
見事な後ろ向き発言・・・。

このような会社に「考える」ことを根付かせる。
決して難しいことではありません。
簡単です。

考える機会を作ってあげれば良いのです。
決して難しいことを考えさせてはいけません。
簡単なことから考えさせるのです。
間違っても最初から
「作業の効率化」とか「経費節減」などを考えさせてはいけません。
「工具を決まった場所に置く方法は?」とか
「ゴミを少なくする方法は?」などから考えれば良いのです。

そして考え始めることができたら
「もっと他の方法は無いか?」を繰り返せば良いのです。

面倒くさいかもしれません。
しかし、繰り返すことこそ「考える」癖付けなのです。

さあ、今日からやってみましょう・・・。
「えっ!考えてみますって?」
その考えるじゃなかったのですが・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんなのあり?

2006-06-27 | 税金・節税・資金繰り
潰れそうな会社で資金繰りをしている方は
読まない方がいいかもしれません。

本日、ある会社さんの資金繰りの件で某金融機関の本部へ行ってきました。

本部で話しをするということは
金融機関にとっても重い案件です。
勿論、ある会社さんにとっては生きるか死ぬかの瀬戸際です。
一歩交渉を間違うと
従業員家族まで含めると何百人の人が
奈落の底へ突き落とされるかわからない案件です。

「あといくら出せばこの会社(資金が)回るの?」
「な―んだ、あと○千万円出せば助かるなら出すよ!」
「えっ!もう止めよっ!この話、無しね。潰しちゃえ!」
「企業努力の無い所に出す金は一円もないよ!」
「俺が良くても上が良いかどうかはわからないよ!」
「ここまで支援したんだから何が何でも再生させてよ!」

この間、約一時間。
一言一言を聞きながら
背中に冷たいものが走ったり
顔が紅潮したり
手が震えたり・・・
ハラハラ、ドキドキの一時間でした。
まさしくそこはクールビズ状態でした。

結果は、資金計画の作り直しで次回以降協議・・・。

ふぅ・・・
どうにか乗り切れそうです。
ある程度金融機関が譲歩してくれれば資金繰り計画は作れます。
ここまで来るのに金融機関の担当者も
勿論当社の担当者も眠れない日々を過ごしてきたのです。

さあ、明日から計画の作り直しです。
途中がどうあろうと、
企業に薄日が射した瞬間は本当にうれしいものです。

最後まで諦めないことが大切ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

致命傷

2006-06-27 | 危機管理
もう少しで致命傷を受けるところでした。
いや、ひょっとしたら受けるかもしれません。

普段から、牛乳食中毒で大手食品メーカーが無くなった事や
BSE関連で大手の食品メーカーが瀕死の重傷を負わされた事など
各企業で『報連相』が上手く行かなかった事例を挙げながら
タイミングを逸した報連相は報連相にあらず
という教育をしてきたつもりでした。

しかし蓋を開けてみると・・・
明日、金融機関へ関与先社長に連れ立って
借入金の返済条件の変更交渉に弊社スタッフが行くというのです。
しかも日程が決まっていたのは先週初め・・・
完全な報連相洩れです。

返済条件の変更=リスケ=企業の存亡に関わる問題
なのにスタッフ自らが作った予算書などを持って
銀行の担当者と交渉を行う・・・。

誰が金融機関に対し責任を持つの?
誰が交渉失敗の責任を負うの?
交渉の場で機を逃さず別の案が出るの?

本人は難しくないと判断したのかもしれません。

しかし、日常金融機関とのやり取りに神経をすり減らしている私としては
無謀極まりない行動に見えます。

一歩間違うと何億円という売上をあげている企業が
何十人と働いている企業が
無くなってしまう可能性があるんです。

報連相について徹底的に話し合いたいと思います。
二度と報連相を後回しにしない体制を作り上げます。

この対策は後日行いたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不撓不屈の感想に感動

2006-06-25 | 自己啓発
不撓不屈の前売り券500枚購入しました。
あっ!追加で10枚買ったから合計510枚買いました。

せっせと知り合いに1300円→500円で購入していただき
沢山の方に鑑賞して貰っています。

観に行ってくれた方から感想が寄せられました。

「不撓不屈みたよ!良い映画だったね~。
旦那さんと二人で泣きっ放しだった。ありがと~~。」

「あんな大弾圧があったなんて知らなかった。
でも、信念を貫き通すことが世の中を変えて行くんですね。
旦那さんも、久しぶりに良い映画を観たって言っていました。」

「間違っていないと確信できる事であっても
強い力に巻かれてしまう人が多い時代だったと感じます。
それでも信念を貫いた飯塚さんがいたからこそ
今救われている企業が多くいるのですね・・・。
ご家族の支えも感動的でした。」

その他、メールや直接沢山の感想をお聞きしました。
皆さんからの感想を聞いて
「観て貰って良かった」
「これからもガンバルぞ!」
なんて思ってしまいます。

信念を貫き通すことの大切さを教えていただきました。
皆さんに感謝・感謝です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

割り切り・・・

2006-06-25 | つれづれ
思い切りの悪い経営者に遭遇します。
思い切りの悪い人で成功した経営者を見たことがありません。
頭の良し悪しは無関係です。
yesかnoか
goかstopか
こんな簡単なこと(と思えるようなこと)を思い切れないのです。

従業員さんたちは待っています。
社長がyesかnoかを言ってくれることを・・・。
社長がgoかstopかを言ってくれることを・・・。

なぜ言えないかは分かっています。

どっちに転んでも怖いのです。
yesもnoも怖いのです。
goもstopも怖いのです。
答えを出さないことの居心地の良さを知りすぎているのです。

茹で蛙という言葉があります。
従業員まで巻き込んで欲しくはないものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

繋ぐ努力

2006-06-25 | 経営改善
不撓不屈を二回見ました。
一回目に見たときには無い感動がありました。

一度目見たときは
とにかく頭のてっぺんからつま先まで
ずっと力が入りっぱなしでした。
すごく緊張しながら見ていたことを覚えています。

しかし、二回目は少し力が抜けた分
感動が湧いてきました。

長男真玄君からの手紙
蕎麦屋のおばあちゃんからの手紙
そしてその孫からの旅立ち前の一言

我々税理士が税金の計算だけを使命としている訳ではないことを
再認識しました。

その人その人繋いで行きたいもの(仕事)があるものです。
家族にとって守りたい大切なものがあるものです。

我々はそんな大切なものを繋いでいくための
お手伝いができれば最高に幸せだと感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テンション上げましょう~♪

2006-06-23 | 自己啓発
暗い・暗い会社があります。
暗い理由は大別して二つです。

一つが建物自体の作りです。
窓が少ない
照明が少ない
調度品や事務機の色合いなどです。

もう一つが雰囲気です。
声が無い
笑顔が無い
来客の顔を見ないなどです。

自分がお客で行く店は
「感じ悪~い!」なんて言うくせに
自分の会社では知らんぷり・・・。

お客様はお金を使いたくて来てくれるのです。
そのお客様にもっと良い対応をしたいものです。
そのためには・・・

テンションを上げましょう。

そのためには・・・
朝礼で大きい声を出しましょう。
順序に沿った規律正しい朝礼をしましょう。
必ず全員参加で朝礼しましょう。
こんな簡単なことで間違いなく明るい職場になります。
続けてやってみたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

汚いっ!危ないっ!

2006-06-23 | 経営改善
危ない企業を見分ける時トイレを見なさいと言われます。
今日訪問した会社でトイレを使ったときのことです。

窓の無い薄暗いトイレ・・・うっ!
男子便器の前に立つ・・・う・うっ!くさいっ!
見たくないけど、大便器を見る・・・水が蒸発して赤くなってるっ!
もう一度、見たくないけど排水口を見る・・・ご、ゴミが乾いてるっ!
最後に手を洗う・・・洗面台が赤茶けているっ!

その後、経営会議に入りましたが出てくる言葉は
「しょうがない・・・」の連発

見るべきところが違っています。
数字ばかり見て、お客さんを見ていません。
自分たちの努力が先にたち、お客さんの心を打つ工夫がありません。
基本を無視しています。
繰り返すことを放棄しています。
クレームがあるということは、自分に非があるのです。

もう一度見てみたいですね。
お客様の顔を見ているかどうか・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会計参与に就任②

2006-06-22 | 経営改善
新聞紙上で会計参与に就任したことを発表しました。
金融機関の反応の速さに驚かされました。
「良い会社を関与していますね。」という反応とともに
経営者の意識の高さに驚いたようです。
会計参与の就任はそのまま
その企業が粉飾決算との決別をすることでもあるのです。

一般の企業の粉飾決算への罪悪感は予想以上に低いようです。
「良い決算じゃないと(金融機関がお金を)貸してくれない」との思いから
「在庫を増やしちゃえ」とか「売上を先食いしちゃえ」なんて一言で
赤字決算のはずが黒字決算に変わってしまう・・・。

経営者は、赤字決算より黒字決算を願います。
結果、粉飾決算に走ります。
粉飾決算は麻薬のようなものにも関わらず・・・。

その(粉飾決算を組む)ときは気持ちが良い、
気持ちが楽かもしれませんが
経営者の感じてる何倍もの悪影響が潜んでいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

儲ける仕組みはこうして作る①

2006-06-21 | 経営改善
カッコイイ社長さんにお会いしました。
業績が順調な企業の社長さんです。

風体もカッコイイのですが、
なによりカッコイイのが
すばやい行動です。

A事業主さんの支援をしているその社長さんは
「今度時間のあるときにA事業主さんにお会いして事情をお聞きしますよ。」
という私の声に
「少々お待ちください。確認します。」
と言って、私の目の前でA事業主さんに電話を掛け
早速アポイントを完了されました。

このようなケースでは、十中八九後日連絡を取り合い
早くて数日後、遅いと○週間後の面談と言うのが普通です。
社長のすばやい行動のおかげで、
煩わしいアポイントの作業が数分で終了しました。

すばやい行動は時間を作り、結果信用と安心を増加させます。
是非とも真似をしたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする