日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

尺度

2006-02-28 | 経営改善
人それぞれ「加減」というものが有ります。
いわゆる「いい加減」です。
無責任な人を指して「いい加減な人」と言いますが
そのいい加減ではありません。
「適度な」と言う意味の「いい加減」です。

しかし、「加減」はあくまでも人それぞれで尺度が違うのです。
尺度が違うため、周囲から見るとまさしく「いい加減」に見えてしまいます。

この溝を埋めるには何が必要でしょうか?
溝の埋め方は実は簡単です。
自分の「いい加減さ」をよく説明することです。
説明の無い「いい加減さ」は本当に無責任な「いい加減」になってしまいますね。

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後悔と反省

2006-02-26 | つれづれ
後悔とは、自分のしてしまったことを、あとになって失敗であったとくやむこと
反省とは、自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること、
自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えることを言うそうです。(大辞泉より)
我々は経営不振の経営者に「現状の反省をしてください」とお話します。
すると経営者のほとんどが自分の後悔していることを話し出します。
後悔には明日はありません。未来もありません。
しかし、反省には明日があります。未来もあります。
後悔ばかりしている経営者に理解して欲しいのは、
悔いてばかりいても絶望しか見えません。
明日を切り開くつもりがあるならどうか反省をしていただきたいものです。
あなたの反省が明日の成長に必ず繋がりますよ。
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目的の取り違え

2006-02-17 | 経営改善
経営改善計画書を作成しています。
しかし、経営改善計画書の作成目的がブレる傾向が見られます。
経営改善計画書の作成目的はあくまでも会社の経営改善に有ったはずです。
なのに、「これだけ考えたんだから、もうお金が借りれるだろう」という雰囲気を出す会社のなんと多いことか・・・。

改善と延命は同義語ではありません。
改善は自身の会社がより良くなるためにするのであって
何も変わろうとしないで、のほほんと
銀行借入でしのごうというものではありません。

変わろうとしない人は借りちゃいけない!
変わろうとしない人に貸しちゃいけない!
行動しないなら借りちゃいけない!
行動しない人に貸しちゃいけない!

世の中のみんなが与えられた環境の中で
自分なりに頑張っています。
頑張っているということだけで満足してはいけません。
成果を上げるのです。

成果の確認をし、更なる実績を積み重ねるための具体策を
経営改善計画書には盛り込みたいものです。
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心を乗せる 気持ちを運ぶ

2006-02-16 | 経営改善
もう昨日になってしまいますが
パーティーの席で
タクシー会社の社長と隣り合いました。

そのときにお話した流行る運転手の特徴です。
①お客さんが荷物を持っているときは必ず外に出てお手伝いする
②「ご乗車ありがとうございます。○○タクシーの××です。
本日はよろしくお願いいたします。」と、ハキハキと挨拶する。
③「おしゃべりしてもよろしいですか?」と、問いかけてから話を始める。
④右へ曲がる、左へ曲がるを事前に案内する。
⑤自分の名刺を必ず渡す。
⑥スタート、ストップは柔らかく操作する。

どうでしょうか?
当たり前のことばかりです。
しかし出来ていないものがたくさん有るのではないでしょうか?

一番大切なのは
タクシーに乗っていただくのは
「荷物」ではなくて「ひと」だということです。
人には心があります。
人には気持ちがあります。
お客様一人ひとりに対して
心を乗せる
気持ちを運ぶつもりで乗務すると
地域ナンバーワンになれること請け合いです。


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一年間の成長に驚き!

2006-02-16 | 講演会日誌
2月7日と14日県立高校で一時限をもらい
生徒に話をする機会をいただきました。
最初一年生、次の週が二年生でした。
一年生は16歳
二年生は17歳です。
しかし、この時代の一年間の違いは
何年にも相当するくらいの違いが有りました。

動きが違います。
大人と喋る時の間合いが違います。
言葉遣いが違います。
やわらかさが違います。
自分の将来を真正面から考え始めます。

高校生活の中の一年間が
子供たちを着実に大人への階段を
一段ずつ上らせていることを感じさせられました。

これからたくさんのことを吸収して行く子達から
たくさんのことを教えてもらえたように思います。

ややもすると怖いと感じさせられる年代の子達が
こんなにも素直で逞しく育つのかと感心させられました。

子供たちに夢を与え続けられる人間になりたいものです。
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仕事をしない勇気

2006-02-15 | 危機管理
仕事をしない勇気というものが有ります。
仕事をしないと言っても、会社へ行かないということでは有りません。
受注しないという意味の仕事をしないということです。

①売り上げは上がるが利益は出ないと分かっているもの
②売掛債権の回収が困難な可能性のあるもの
③しばらくは従業員は遊ぶが次の仕事の受注がほぼ決定している場合
こんな時は、仕事をしてはいけないのです。

従業員を遊ばせておいても給料は払わなければならない。
仕事をしていないとなんだか不安だ。
ひょっとしたら神風が吹いて、儲かるかもしれない・・・。
などと思って、いつも損をしているのは
経営者自身だと分かっているはずなのです。
しかし、利益が出ないと分かっていても、
仕事をついつい取ってきてしまう。

仕事をしない勇気
仕事を取らない勇気
必要ですね。


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とんでもない議論が・・・

2006-02-13 | 良い税理士・悪い税理士
とんでもない議論が展開されています。
自家消費の消費税法上の取り扱いについてです。

最初は議論に乗ろうかと思いましたが
① 消費税の計算
② 簿記の根本的理解
③ 商取引の実態
こんなことを知らないまま自家消費の議論がなされています。

人のフリ見て我がフリ直せとは良く言ったものです。
こんな怖い状態の税理士業務が続いて行くのかと思うと
背筋が寒くなってしまいます。

資格の更新制度も必要になってくると感じる出来事でした。
ふう・・・。
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指導するということ

2006-02-11 | 経営改善
確定申告で「自書申告」を言われる様になって久しくなります。
相変わらず、相談に来て「書いて頂戴」という人がいます。
その人達の言い分は「去年も書いてもらった。」「市役所は書いてくれる。」「隣は書いてもらっている・・・。」など多様です。

しかし本当に良いのでしょうか?
代わりに書いてあげることは一見親切のように思えますが
実際には、自分の税金を自分で理解できない。
来年以降、相談会場で嫌な顔をされる。などの心配があります。

自分の目の前を過ぎてしまえば良いという考えは
指導する側の姿勢としては問題があります。
是非とも自助の精神で指導をして行きたいですね。
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はじめの一歩②

2006-02-10 | 経営改善
何事もやってみなければわからない。
初めてブログを作ってみました。
思考錯誤しながら続けていこうと思います。
やらないで後悔するよりは、やって後悔してみたいと思います。
後悔は反省に繋がり、明日への改善に繋がりますからね。
2005-04-23 12:59:26

ブログを始めて10ヶ月目になりました。
最初は↑な感じで始めたのですが、我ながら良く続いていると感心しています。
この間、景気の回復感や自民党の圧勝、違法建築、ライブドアショックなど
目まぐるしく環境が変わっていっています。

自分自身、少し行き詰まり感があるのでしょうか。。。
「本当に思いだけで会社を変えていくことができるのだろうか・・・。」
こんなことを考えることがあります。
しかし、心配は無用のようです。
個人のHP「電脳税務相談所」の経営ワンポイントを読み返すと
2001~2002に投稿したにもかかわらず
ほぼ同じ内容のことを言っていました。
勿論、現在の方が表現や内容が濃くなっていると思いますが・・・。

自分を変える
家族を変える
会社を変える
人生を変える

何事もはじめの一歩を踏み出すのか
ウジウジ立ち止まるのか
自分自身の思い切りであることだけははっきりしていますね。

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川下から川上へ

2006-02-09 | 経営改善
トヨタ流生産方式で特徴的なのが
お客様から生産を変えるという考え方があります。

沢山の自動車を作ってお客様に選んでもらう方法よりも
お客様の好みを聞いてから生産する方法で
コストをかけない工夫をしています。

沢山の在庫は多くの無駄を内包しています。
保管場所、金利、管理費、劣化・・・。
良いことなど何もありません。
これらを省くことによってより良いものをより安く提供できるようにしています。

受注生産はお客様不在のように見えることがあります。
確かに生活必需品であればそういえるかもしれません。
しかし、自動車は耐久消費財です。
一日や二日納期に時間を要しても、だれも困りはしないのです。
それなら、より良い製品を安く提供できる方が
お客様の立場に立っているということが出来ます。

我々は、自分(供給者)側からばかりモノを見てしまう悪い癖があります。
視点を変える。
変わる事を厭わない。
お客様の笑顔を喜びとする。
そんなことが出来るだけで人生楽しくなってしまいます。
上流からばかり消費を見ないで
下流から生産や販売、サービスの提供を見ると
新しい世界が開けること請け合いです。

あなたも挑戦してみませんか?
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電子申告しましょう

2006-02-09 | 税金・節税・資金繰り
電子申告していますか?
電子政府を作り、小さな政府、コストの掛からない政府を作ろうという
掛け声の下、たくさんの国家予算を費やして
電子申告制度が平成16年から開始されています。

しかし、思いのほか低調な滑り出しです。
これだけITの恩恵に預かっているのもかかわらず
電子申告は、なぜか、実施してもらえないようです。

因みに当社は17年中に146件の電子申告を致しました。
実施したほとんどの方が、一度電子申告をしたら
確定申告の際、もう二度とペンとハンコの世界には
戻りたくなくなるということを言われます。
だって、楽ですもの・・・。
下手な(失礼、お客様ご自身の発言です。)文字を書かなくて済みますもの・・・。
写真付きの住基カードは身分証明にもなりますから
運転免許証を持たないご老人などには肌身離さず持っていて頂きたいものです。
また、写真付きなら犯罪に使われる可能性も少なくなります。
もっと大切なのは、税務行政に協力的な国民であるという
アピールが出来るのです。
「俺は小泉さん(首相)と面識が無いからどうでも良いや!」なんていわないで下さい。
日々の積み重ねがあなた自身の社会的評価を高めるのです。
一人ひとりにとっては小さな行動かもしれませんが
その行動によってより小さな政府ができ、
より的確な予算消化がされるようになるのです。

一人ひとりにとっては小さな一歩かもしれませんが
私たちの子供や孫たち子孫にとっては
大きな一歩を踏み出すことを忘れたくは無いものです。

さあ、今年から電子申告をして見ましょう!
手続きが分からなければご一報いただければ
親切にお教えいたしますよ。

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お客様の立場に立つということ

2006-02-09 | 経営改善
私が口癖のように社内で言う言葉です。
「顧客満足はいらない!お客様の立場に立て!」
顧客満足は、与える側の理論です。
お客様の立場は、与えられる側の立場です。
お金を払っていただくのはお客様です。
お客様の立場に立たずに商売をするなんてとんでもないことです。

当社にとって大きな事件が先日起こりました。
恥ずかしいから書きたくないような事件です。

以下のことが一社で起こってしまいました。
①納付書を時間外にお渡ししてしまった。
②決算書をお渡ししていなかった。
③顧問料のご相談を私に報告していなかった。
④決算処理をお客様にお知らせしていなかった。
⑤指導が「ウリ」の事務所なのに指導が薄くなってしまった。
・・・

大反省です。
すべて私の監督不行き届きでした。
①については
イ、時間管理の不徹底
ロ、確定申告作業の流れの管理不行き届き
ハ、社内での遠慮
ニ、自分の都合優先
ホ、スケジュール管理の不徹底
へ、不納付加算税や延滞利息などへの理解の薄さ
ト、お客様の財布は自分の財布という意識の醸成不足

②については
イ、納品書不在
ロ、期限の不徹底
ハ、お渡ししたことの確認漏れ
ニ、不都合を不都合だと感じない土壌

③については
イ、巡回監査報告書などの活用不徹底
ロ、社内での遠慮
ニ、ホウレンソウの不定着
ホ、顧問料改定が自分のサービス不足を露呈することの怖さ

④については
イ、関与先事務員さんとの関係構築不徹底
ロ、関与先事務員さんの仕事を盗ってしまっていることの罪悪感の欠如
ハ、決算処理の説明不足の慢性化
ニ、アシスタントになっていることの「楽さ」への溺れ

⑤については
イ、「指導=嫌な顔をされる」という恐怖心
ロ、関与先経営者への愛着不足
ニ、関与先事務員さんへの愛着不足
ホ、自分が当社を代表していることの意識不足
ヘ、月次処理優先をとがめない社内風土(余裕の無さ???)
ト、指導を嫌がられ顧問契約を解約されるのではないかという恐怖
・・・。

お客様には本当に申し訳ないことをしてしまいました。
そして感謝しています。
当社の至らない部分を教えていただけたことは
どんな宝物を頂いたよりも大きな価値がありました。
また、何ヶ月間も心に蟠りとして持たせてしまっていたことを
本当に申し訳なく思っています。
もう一度、社内で「お客様の立場になる」ということを徹底したいと思います。
そして、当社の人間は指導のプロであることを再度徹底させたいと思います。
お客様の嫌な顔を恐れずに指導を徹底していきたいと思います。




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トヨタ流「最強の社員」はこう育つ②

2006-02-09 | 乱読・積読
著 者    若松 義人 
発 行    2004年8月10日 第10刷発行
発行所    成美堂出版 株式会社
価 格    700円+税
お勧め度     
感 想    出張の際にもう一度読もうと思い以って出ました。何度読んでも、当たり前のことばかりです。しかし出来ないことばかりです。やってみればなんでもないことを私たちは色々な理由をこじつけて、できないと諦めてしまっています。出来ないのではない、やらないだけなのだ。やれないのではない、知らないだけなのだということを教えててくれる一冊です。私たちの普段の行動や思考方法をほんのチョッとだけ変えると環境は一変してしまいそうですね。
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思いは信念に変わり、信念は形に変わる

2006-02-09 | 経営改善
思い通りにならないと嘆く社長がいます。
そんな人に限って、真剣に物事を変えようとしません。
社長との話の中で「変えなきゃいけない。でも変えられない・・・。」
という甘ったれた言葉を聞くケースが多々あります。
敢えて「甘ったれた」という言葉遣いをするのは
社長自身、本当に変えようと思っているのかという疑問があるからです。
本当に今を変えたいなら行動が変わるはずです。
自分自身に厳しくなるはずです。
今の会社の窮状は自分の怠慢や力不足であることに気付くはずです。

残念ながら経営難の会社ほど、社長は自分の責任を理解したくないようです。
社長は寝るな!
社長は自分のことを考えるな!
社長は自分の家族のことは最後に考えよ。
社長は従業員に協力を求めよ。
社長は取引先に頭を下げよ。

社長の思いの強さが信念になります
信念の強さが行動に繋がります。
行動の結果が成果に繋がります。

ダメだと嘆く前にやるべきことは沢山あります。
先ずは、自己反省からですね。

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伝えることの難しさ

2006-02-08 | 講演会日誌
もう昨日になりますが県立高校の授業に参加しました。
私が講演者、そして一年生の一クラス40人が聞き役に回るものです。
演題は「生き甲斐の選択」というものでした。

士業の中の「税理士」という位置づけ
税理士という職業
税理士の志望動機
税理士になる方法
これから羽ばたいて行く生徒達への期待
試験結果の考え方
などを45分間で話をさせてもらいました。

今まで、短大生向けに授業(講演)をしたことはあるものの
高校生は初めてでした。
短大生への授業の時の苦い思い出のリベンジとばかり意気込んで授業に向かったもののリベンジとまでは行かなかったように思います。

聞き手の年齢に自分の年齢を合わせることは難しいというのが実感です。
授業後案内係の生徒に聞くと「ちょっと難しかった」との事でした。
次週は二年生向けに講演があります。
今回の講演が二年生の皆さんの人生の糧になればと思っています。

本当にありがとうございました。
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