日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

沈黙

2008-01-31 | 経営改善
人の心は態度に出ます。
仕事柄経営改善の話を経営者と話をすることが多々あります。
ここの所、決算が集中していることもありたくさんの経営者とお会いします。

自ら私から一つでも多く経営改善の話を聞き、実践に移そうとする人
とにかく経営改善のヒントだけ聞きたがる人
私の話に耳は傾けるものの最初から行動に移せないと諦めている人
経営改善のことなど話てくれるなという人様々です。

ある経営者の方の話です。
僅かですが利益が出ています。
しかし、新卒者の初任給にも満たない役員報酬しか出せていない現状を打開するため
経営改善の話をしました。

トップセールスの手法
会社の看板の製作
会社周りの整備
イベントの提案
顧客データベースの整備
事業承継対策
・・・

話題が変わるたび
顔を上げ
一瞬目を輝かせる経営者
しかし、その殆どが経営者自らが動かないといけないことがわかると
急に態度を変え否定語のオンパレード
遂には沈黙・・・。

何度も繰り返される状況を見て
同席された他の役員からは「社長の決断と行動のみ!後は周りが付いて行くのみ!」そんな言葉が出ているのに
沈黙を守り続ける経営者

「沈黙は金(沈黙の方が、雄弁よりもまさっていることのたとえ)」という言葉が物語るとおり
沈黙は何にも増しての意思表示のようです。

自らの足を一歩前へ出す勇気が欲しいものです。

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繰り返し

2008-01-30 | 他人のフリ見て我が身を正す
同じミスが繰り返されます。
そのミスをするたびに上司は「なぜだ!?」を繰り返します。
ミスをした当人は「もうしません」を繰り返します。

なぜ同じミスが繰り返されるのでしょうか?

答えは「ミスした当人が本気でミスを直す気が無い」からです。
本気でミスをなくそうと思えば何らかの工夫をするはずです。
その工夫も無くズルズルと同じミスを繰り返すとなると
それは精神から来るものということになります。

では、その工夫とはどのようなものを指すのでしょうか?
少なくとも先ずは原因を探さねばなりません。
しかも、引き起こされた結果に惑わされること無く「なぜ」を5回繰り返すのです。
そして、その原因に基づいた対策を考えます。

対策は作るだけでは機能しません。
実際の運用が大切です。
運用してその対策がちゃんと機能するかどうか見なければなりません。

そしてその対策を継続する。

継続することは簡単そうでいてなかなか難しいものです。
それでも敢えて実施しなければなりません。
同じミスを繰り返すことなど出来ないのですから・・・。
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ゴールから今を見る

2008-01-29 | 経営改善
ゴールから今すべきことを確認するということを実践してみました。

某社長との話です。
私 「社長は一ヶ月の売上をいくら上げたいですか?」
社長「月300万円は必要ですね。」
私 「それはいつまでに達成しますか?」
社長「・・・・」
私 「お考えになったことはありませんでしたか?」
社長「いや・・・。二年後には達成したいと思います。」
社長は振り絞るようにして答えてくれました。

私 「では、200万円の売上はいつ達成しましょうか?」
社長「う~ん、一年二ヵ月後ですかねぇ・・・。」

根拠は無さそうでしたので
私 「もう少し深くお聞きしますね。それでは150万円は?」
社長「・・・。では9ヵ月後で・・・。」
私 「では100万円は?」
社長「・・・。7ヶ月ですかね・・・。」
いよいよ社長は不安そうな顔つきになってきました。

更に深く
私 「では、100万円の商品構成は?」
社長「・・・・。」
私 「・・・・。」

暫くの沈黙の後
社長「A部門の商品を70%とB部門の製品を30%にします。」
私 「では、B部門の商品の販売はどの位の比率で売りましょうか?」
社長「じゃあ、半分半分で・・・。」
私 「なるほど、では半分半分の商品の売り方はどのようにしましょうか?」
ここで社長の目は虚ろに空を彷徨ってしまいました。

私 「社長、現在何をしないといけないか?本当に300万円を達成しよう背水の陣になっているかご自身で理解していただけましたか?」
社長「・・・・。」
私 「300万円の売上どころか100万円の売上も難しいですよね。」
社長「・・・。はい・・・。」
私 「ゴールから自分が今何をすべきか見ないといけないという理由がお分かりいただけたでしょうか?」
社長「はい、良く分かります。私はただ頑張るとしか言っておらず、何もかもウヤムヤでした・・・。」

ゴールから今を見ることは本当に大切です。
先ずはゴールを設定する
そしてそこに辿り着くための道順やトレーニング方法を立案し
最後は実行に移す。

やってみたいものです。
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不満

2008-01-28 | 自己啓発
不満を口に出す人がいます。
不満を態度に出す人がいます。
いずれも周囲にとっては傍迷惑な話です。
最も私自身はしばしば、
このような状況を作り出している張本人である事は横においての話ですが…。

不満を口に出すからその声が自分自身の耳から聞こえ
脳を更に不満だらけにしてしまいます。

不満な態度を取るから、その行動で更に脳が不満であることを増幅させます。

人は皆『甘え』を持っています。
ある意味不満もその一つなのかもしれません。
即ち「私のことをわかって頂戴!」そんなメッセージなのかもしれません。

以前にも書いたかもしれませんが
不満を口に出さない、
不満を態度に表さないのではなく
不満だと思わない自分になりたいものです。

同じことが
憎む
羨む
蔑む
ストレス
などにも言えそうです。

周囲を無視するのではなく
自分自身の心を育てて行きたいものですね。
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立ち止まるという前進

2008-01-27 | 危機管理
前進あるのみ!
なんて男らしいのでしょう。
しかし、この一言
一歩間違うと何の戦略も作戦も無いにもかかわらず
それでも前へ進めという風にも聞こえます。

某企業の社長様が冷静な判断をされました。
敢えて会社を一旦休ませるという決断です。
そして自らは従業員となって他社で働くのだと言われます。
この判断は従業員がいないからできるということもありますが
それでも、殆どの社長が出来ない決断です。

ここで引くのは男らしくない!
そんな潔さを見せて討ち死にしていく姿をたくさん見てきました。
必要なのは討ち死にすることではなく生きながらえることです。
生きながらえる中でもう一度体制を変えていけばよいのです。

そういえば江戸時代の繁栄を作り上げた徳川家康も
たった一度だけ負け戦をした事が有ります。
三方が原の戦いです。
たった一度の負け戦ですが、脱糞しながら逃げ帰ったとか
お金も払わず小豆餅を食べ逃げたとか
その店主に捕まってお金を払わされただとか色々逸話も残っています。
それでも生き延びたが故にあの繁栄を作り上げることが出来たのです。
無理に前進し続けないという勇気も必要という事です。

立ち止まるという勇気はなかなか持つことは難しいものです。
意地があります。
人目があります。
妙な期待感があります。
このようなことは一切拭い去り
立ち止まりもう一度足元を固める勇気を持ちたいものですね。
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上司の方向性

2008-01-26 | 他人のフリ見て我が身を正す
成績が上がらない営業チームがあります。

成績が上がらないのは上司の責任であることが多く、営業部長にヒヤリングをしました。

私 「成績が上がらないようですが原因は何だとお考えですか?」

部長「新人の伸び悩みとチームリーダーの不振、交渉上手なお客さんが多く単価も上がらないし・・・」

私 「新人の伸び悩みの原因には何があると考えられますか?」

部長「う~ん、上の者が忙しくて下の者を構っていられないせいでしょうかねぇ。」

既に他人事になってきている部長に驚きながらも

私 「なぜ上の方達が忙しいのでしょうか?成績が上がっているなら理解も出来るのですが・・・。」

部長「私だってわかれば苦労しないですよ。きっと、自分の事でいっぱいなんですよ。」

私 「そうですか・・・。では、リーダーご本人達は自分の成績やチームの成績不振をどのように分析されていますか?」

部長「さぁ・・・?わかりません。頑張ってはいるんですけれどもねぇ・・・。」

私 「では部長はリーダー達とヒヤリングはしていないのですか?」

部長「していません。自分の成績が良くないのに下の者達の成績追求はしにくいですから・・・。」

私 「では、部長ご自身が成績が思うように上げられないのはなぜですか?」

部長「私は忙しいんですよ。会議資料を作らないといけないし、チラシも作らないといけない、日報も読まないといけないし、こんな会議にだって出させられるんですよ。どれだけ時間があっても足りない状態で、自分の営業なんかできる時間は少ないんですよ!」
語気を強めて答えてくださいました。

私 「それではその中に部長の仕事ではないと思われるものは無いですか?」

部長「全部僕じゃないといけません。他の人には任せられません。」

私 「その仕事は全部営業部長の仕事なのですね?」

部長「私の仕事じゃないものが多く有ります。しかし、誰に任せて良いか分かりません。」

私 「こんな状況だと会社がなくなりますよ。少し部下に厳しくされたらどうですか?」

部長「厳しく言って成績が上がるくらいなら厳しくしますよ。厳しい事を押し付けて部下が辞めたらどうするんですか!大変なのは残る者達なんですよ!」

私 「私が言う厳しさとは『厳しくする=大声を張り上げて叱る』ではないですよ。大声を張り上げなくても厳しさは出せますよね。やってみませんか?部長が明確な方向性を部下に示すだけで部下は安心して付いて来ますよ。」

部長「そんなことどうやってやれば良いか分かりません。これ以上仕事を増やさないでください。」

もう、これ以上はここに居たくないという様子でした。

私 「ありがとうございました。どうやら組織全体としての問題のようですね。これに関しては、社長とご相談させていただきます。目標達成に向けてご自身の方向性を明確にしてくださいね。」

そう言ってお引取り頂きました。

上司が明確な方向性を持たないという事は、会社にとっても部下にとっても不幸な事です。
部下は上司が掲げる旗を目指して進むものです。
なのにその旗を上司が掲げないとなると部下はばらばらな動きをしてしまいます。
ただ頑張れとはいいません。
しかし、自分のポジションなりの立ち位置は明確に持って頂きたいものです。
がんばれ!営業部長!

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スタグフレーション

2008-01-25 | つれづれ
久々に耳にした言葉があります。
スタグフレーション(stagflation)です。
この言葉はもともとstagnation(停滞)と inflation の合成語です。
経済活動が停滞しているにもかかわらず、インフレが進む現象のこと
即ち、景気が悪いのに物価はどんどん上がって行く状態です。
我が国でこの状況が刻々と進んでいるのは体感されている所だと思います。

ここの所国内消費にではなく中国などの旺盛な消費によって
日本の景気は過去に類を見ないほどの長期に渡る景気拡大が続いていました。
しかし残念ながらそれも終わりを告げています。
それどころか冒頭に記述したような状況に陥っています。
本格的な不況がやってきそうです。

こんなときこそ
安物買いの銭失い的な行動は避けたいものです。
安ければ良いのではなく
確かな品質のものが良いのです。

スタグフレーション
脳の片隅においておきたい言葉です。
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遠くをはかる者、近くをはかる者

2008-01-24 | 自己啓発
以前から気になっていた言葉があります。
ここの所、何度か耳にし全文を調べてみたいと思っていたところ
その全文にめぐり合えましたのでご紹介します。


遠くをはかる者は富み

近くをはかる者は貧す

それ遠くをはかる者は

百年のために杉苗を植う。

まして春まきて

秋実る物においてをや。

ゆえに富有なり。

近くをはかる者は

春植えて秋実る物をも

尚遠しとして植えず

唯眼前の利に迷うて

まかずして取り

植えずして刈り取る事のみ

眼につく。

故に貧窮す。


敢えて解説はしません。
この文章はご存知「二宮尊徳」の教えです。
100年以上も前に現代にも通じる言葉を残してくれています。

私は職業柄経営の事をこれに当てはめますが
教育者は教育を当てはめてみていただければ良いと思いますし
政治家は政治を当てはめ、国家百年の計を慮(おもんばか)って欲しいものです。

なんだか沸々とやる気が出てきたように思います。
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税理士業界異変あり!?

2008-01-23 | 良い税理士・悪い税理士
毎年確定申告時期になると
我々税理士会会員は税務署をはじめ色々な場所で「税務支援」行ないます。
薄謝の中で一日拘束され納税者の税務相談に当たりますから
一種のボランティアという位置づけで自分の当番を全うする同業者も多いようです。

例年ですとこの税務支援は確定申告期間に2回~3回は当番が回ってきます。

しかし、
この当番が今年は回ってきませんでした。
理由は、税務支援希望者が増えたからだというのです。

これは我々税理士業界が変革期を迎えたことを意味します。
急に各税理士がCSR(社会的責任)に目覚めたのでしょうか?
ボランティア精神に目覚めたのでしょうか?
それとも仕事量自体が減ってきたということなのでしょうか?
答えは
残念ながら仕事量自体の問題のようです。

減り続ける事業所数(この10年間で100万事業所が減ったという統計があります。)
増え続ける同業者
経営難の顧問先企業

売上=客数×単価
この式は周知の通りです。
その客数も単価も望めなくなった今
群がるのは薄謝の中の税務支援なのかもしれません。

経営を教えない蹴ればいけない我が身が口を開け餌を待つひな鳥のようなことをしていてはいけないと思います。
自ら仕事を探すべきです。
仕事を探せない人に経営助言なんかして欲しくないという経営者の声を
真摯に聴くべき時が来ている様に感じてなりません。

税理士よお客様の手本たれ!
肝に銘じたいと思います。
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花開くことを信じて

2008-01-23 | 自己啓発
少しだけ手前味噌な話をしたいと思います。

その前にこれから暫くの間の講師予定を書きたいと思います。

2月1日 弊社およびディークエスト社共催  企業不正・不祥事抑止セミナー 40名
2月7日 金沢商工会議所主催  目からウロコの営業術  100名
2月13日 県立高校主催 職業の選択(租税教室) 320名
2月14日 某大手運送会社金沢支店 目からウロコの経営改善術 30名
3月3日(仮) 某大手物流会社 紙一重!伸びる企業・伸び悩む企業 50名

ここの所、急に講師依頼が増えてきました。
ありがたいお話です。
もっとも、本職は『お節介なほど面倒見の良い(?)税理士』ですので
講師だけで食べていこうというのではなく
あくまでも「税理士山根」を知っていただくためのものです。
中にはボランティア的なものもたくさん有りますが
それは今後に期待してということになります。

では、なぜこのように増えてきたのかというといわゆる「工夫」をしたからです。
講師のお話が増えるような工夫をしたのです。
何を工夫したかは企業秘密ですが思いを現実化させるためには工夫が必要なのです。
ポイントは、工夫と現実化するまでやり続ける執念深さとでも言えばよいでしょうか。

売れないといって嘆く営業マンをたくさん見ます。
売れないといって嘆く経営者をたくさん見ます。
その多くが工夫と執着心が足りません。
ほんのチョッとだけ工夫してみたいものです。
きっと良い成果が上がるはずです。
いつかは花開くことを信じて行動していきたいものですね。
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思いは行動に表れる

2008-01-22 | 他人のフリ見て我が身を正す
売れない営業マンの言い訳に『僕は一生懸命にやっています。』という言葉があります。
しかし、この言葉を吐く営業マンの多くは売れるほどの行動を取っていません。
一生懸命にやっている筈なのにお客様訪問の数が少なかったり
なぜか訪問したはずのお客様が留守が多かったりします。
増してや、お客様とのコンタクトを増やす気など内容に見えます。
同じように、『結果は二の次、プロセスを大切にして欲しい』などという人も居ますが
これまた実際には行動は伴っていません。

売れない営業マンで誰よりも自社の商品の知識が豊富な人など見たことがありません。
売れないには売れないなりの理由が存在します。
即ち、売ろうという思いが売れる営業マンに比べ格段に希薄だったりします。

『僕は絶対にNO1になります』と言って、本当にNO1になる人は
どうすればNO1になれるかを
真剣に考え(プランを立て)
行動に移し
目標に対しての現状を分析し
そして修正を加え続けています。
動きが止まることなどありません。

売れる営業マンは、
朝が早い
行動量が多い
商品知識が豊富
提案力を身につけている
面倒くさがらない・・・  etc

思いが強くても行動が伴わないことは多々あるものです。
しかし、その思いの強さは他と比較するものではありません。
普段の自分の思いの強さとの比較です。

そういえば

待ちぼうけ 待ちぼうけ
ある日せっせと 野良(のら)かせぎ
そこへ兎(うさぎ)が飛んで出て
ころり ころげた 木のねっこ

待ちぼうけ 待ちぼうけ
しめた これから寝(ね)て待とか
待てば獲(え)ものは 駆(か)けて来る
兎ぶつかれ 木のねっこ

待ちぼうけ 待ちぼうけ
昨日(きのう)鍬(くわ)とり 畑仕事(はたしごと)
今日は頬(ほお)づえ 日向(ひなた)ぼこ
うまい伐(き)り株(かぶ) 木のねっこ

待ちぼうけ 待ちぼうけ
今日(きょう)は今日はで 待ちぼうけ
明日(あす)は明日はで 森のそと
兎待ち待ち 木のねっこ

待ちぼうけ 待ちぼうけ
もとは涼しい黍畑(きびばたけ)
いまは荒野(あれの)の箒草(ほうきぐさ)
寒い北風 木のねっこ
            (詞;北原白秋)

なんて歌を聞いた事がありましたっけ

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温かな風(企業風土)

2008-01-21 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
某企業様の新年祝賀会へ行ってきました。
その企業様のお得意先であるホテルの宴会場での祝賀会でしたが
手作りでこの企業様の温かさが伝わってくる祝賀会でした。

進行表は以下の通りでした。
会長・社長の挨拶
創業者への表彰
永年勤続者への表彰
下請け企業への感謝状
祝辞

宴会
自社の寸劇
金沢花菖蒲のヨサコイソーラン
太鼓
カラオケ
閉演

驚いたのは宴会での寸劇などをされる方と会場との一体感です。
主催者(会社)側がとにかく全員に楽しんでもらおうとどんどん舞台の上へ
従業員さん達を上げていくのです。
まさに全員参加型の会合でありそれに皆が喜んで参加していたのです。
企業の力強さを垣間見た思いです。

うん!この会社は伸びる!そう実感しました。
従業員を大切にする経営者
会社を大切にする従業員
お客様を大切にする経営者と従業員
なんだか心温かくなりました。

企業風土は日々の活動の中から作り上げられていくことを実感した思いです。
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共通一次試験第一号

2008-01-20 | つれづれ
受験のときの思い出ランキング(gooランキング) - goo ニュース
我が家にも受験生がいます。
私が大学受験をしたのは今から30年も前になります。
この30年間はまさに隔世の感があります。

現在センター試験といわれている全国統一の大学入試試験は共通一次試験といわれていました。
なにせ初めての試み、色々と大変なこともあったように思います。
全国同時に始めることができなかったり、試験官の勘違いがあったり・・・。
それは現代でも大なり小なりの不都合があるようですので
全国規模の入試運営の難しさというところでしょうか・・・。

この30年間で大きく様変わりしたもの
それは受験生の待遇ではないでしょうか?
30年前は、私を含め受験生は一人で日本全国を受験旅行していたように思います。
そして、その旅行といえば格安パック
親も子もいろんな面で我慢をしながらの受験だったように思います。
実際私も共通一次試験を受けに能登から金沢へ来たときは
お寺さんに泊めてもらいました。
ストーブの無い大きな部屋に一人でコタツにもぐりこみ
柱と引き戸の隙間から冷え切った空気が入ってくるのに耐えていた記憶があります。

それに東京への受験旅行にも色々思い出があります。
初めての一人旅、電車の乗り継ぎに四苦八苦
全国から来た受験生との相部屋
たまたま同じ高校の同級生と同じ宿になり、
試験終了後上野駅周辺で夜行電車までの時間を利用した大人体験・・・・
色々有りました。

昨今、ホテルも受験生を確保するために色々なプランを出しているということです。
親同伴は当たり前、受験にリラックスして望めるような自習室の提供、モーニングコールではなくボーイさんが起こしに来るサービスや脳が活性化する食事、駅の乗り継ぎ相談を受ける専門の担当者の配置など我が子の一生がかかる大イベントということで親も子もそれに群がる関係者達も血眼になっての関わり方をしています。

至れり尽くせりのこの状況
決して子供達のためにはならない様に思うのは私だけなのでしょうか・・・。

とにかく頑張れ!受験生!
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求む!若かりし頃のがむしゃらさ

2008-01-19 | 他人のフリ見て我が身を正す
ある企業での話です。
ここの所どんどん売上が下がって行っています。

原因は、負のスパイラルに突入し抜け出せなくなったから・・・。
これまでに色々なアドバイスをしてきましたが
とにかく自分がより楽になる事以外は一切やらない。
それどころか、絶対にやっては駄目と言ったものまで
自分の欲望や興味を満たすものの場合、
勝手にやってしまうそんな事の繰り返しでした。

その結果が現在の売上不足、倒産の危機です。

最近の弊社の売り上げ増加策のお話をさせていただきました。
自社の業務の見直し
社内教育の徹底
各種団体等への参加
セミナー開催やセミナー参加で顔を広める・・・
そんな話をしていると

そういえば、ウチも個人経営を始めた頃は、はがきに自社の紹介文をコピーして
電話帳を見て何件にもDMを出していたなあ・・・。
いつの間にか創業期のがむしゃらさを失ってしまったなあ・・・。
遠くを懐かしむような目付きで話をされました。

創業期はそれこそ夜も寝ないで仕事をした人が
いつの間にかそのがむしゃらさを忘れ
結果としてたくさんの人に迷惑をかけてしまう・・・。

経営を始めて何年か経過した経営者の皆様にお願いです。
もう一度創業期のがむしゃらさを取り戻していただけませんか?
たくさんの人の生活が御社の経営で左右されてしまいます。
経営者としての責任を果たしていただきたいと痛切に思わされた一件でした。

あっ!
最近、創業期の経営者でもがむしゃらさのない方がいらっしゃいます。
その方たちは、自分の動きががむしゃらな動きに見えるかどうか
周囲の人たちに聞いてみていただきたいと思います。
本人が思っているほどには回りはがむしゃらさを認めてはくれていませんよ。
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お金の払い方でその人の気持ちが分かる

2008-01-18 | 自己啓発
ドキッとする一言に出会いました。

ある講演会の話です。
その人のお金の使い方を見れば
自分の事をその人がどれ位の重要度で見ているかが
良く分かるというものでした。
その先生曰く「お金の使い方を見れば意外や意外、私の重要度が低かったんですよ」って・・・。

大まかな講師の話です。
売掛金がドンドン溜まる一方で支払い督促をしても支払いもしない会社があります。
その社長に支払いを督促する度に今はお金が無いが今度払う・・・。
そう言いながら、支払日になっても一円も払わない
そして納品だけが続いていく・・・

支払いについて社長と話をする機会を持ち
会社の資金繰り、個人の資金繰りを確認すると
自家用車の入れ替え
子供の塾の多額の月謝
減る事の無いゴルフや飲食代金
旅行の費用に洋服代
奥様は手伝いをするでもなく外へ働きに行くでもなく・・・

さすがに切れてしまったそうです。
何も我慢することなく今までの生活と同じ事をしているにもかかわらず支払いはしない。
このまま続けると自分の方が倒産してしまう。
思い切って取引をやめたそうです。

本当に大切だと思ったら
たとえ1万円でも2万円でも払うはずですから・・・。

我が身に置き換え足元を見てみようと思います。
自分の位置が重要ではない所に置かれてしまっている関与先さんが無いかどうか
不安でいっぱいになってしまいます。
売掛金の増減に注意を払いたいものです。

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