日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

「かんばん方式」の誤解

2005-04-30 | 経営改善
 阪神淡路大地震の時、トヨタかんばん方式の弱点が露わにされたという記事をたくさん見ました。「かんばん方式」即ち、ジャストインタイムが機能しなくなったように言われたのです。これは、トヨタの工場が大震災の影響で操業停止になったからです。私自身、トヨタの弱点を見たようで一時はトヨタも所詮その他大勢の製造工場と同じレベルだと思っていました。
 しかし、その後たくさんの書物を読んでいくと、「停まった」のではなく、「停めた」のが正しい理解だったようです。「停めた」のか「停まった」のか、これは正反対のことです。読んで字の如し、「停まった」のであれば、自分の意思とは関係なく、周囲の状況に押されて動けなくなったことを言い、「停めた」のであれば自らがその行動をコントロールして、自分の意思で動かなかった事を言います。
 結果として、トヨタは短期の操業停止後、震災後最も早く操業を再開しました。これがトヨタの強さです。アクシデントがあったらすぐに停める。すぐ対策を打つ。いついかなる場合でも工場を完全に支配化における体制を作りたいですね。
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開き直り

2005-04-30 | 経営改善
 「もうだめだ・・・。」よく聴く言葉です。
 何がだめなのですか?無責任な辛い一言を言った人は、あなたに何かしてくれますか?助けてくれますか?手をさしのべてくれますか?
 そうです。何もしてくれないのです。何もしないくせにあなたのことを勝手に評価して無責任な言葉のナイフを突き立てるのです。
 何も気にする必要はありません。自分の人生自分で切り開きましょう。頼れるのは、自分だけなのですからね。
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経済人の名言・下

2005-04-30 | 乱読・積読
著 者    堺屋 太一監修
発 行    2004年12月1日 第1刷
発行所    日本経済新聞社
価 格    648円+税
お勧め度     
感 想    1986年、1996年に刊行された本に基づき編集されており、その時代背景の中で発言された物であることが分かります。 樋口 廣太郎 「チャンスは貯金できない」などの言葉が染み渡ります。
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素人のように考え、玄人として実行する

2005-04-30 | 乱読・積読
著 者    金出 武雄
発 行    2004年11月19日 第1版第1刷
発行所    PHP文庫
価 格    648円+税
お勧め度     
感 想    当たり前のようで当たり前でない。できそうでなかなかできない。思考の省力化。いぶし銀の行動。考えすぎて動けないなんてことがないようにしたいですね。
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やめなさい!

2005-04-29 | 経営改善
 企業再生の現場で直面する問題に、利益は出ていないが事業を続けたい経営者心理があります。はっきり言います。利益が出ないなら「経営はやめなさい!」です。たまたま一年だけ利益が出ないなら、原因分析をし、対策を練り、実施する。これで、ある程度の改善は出来ます。しかし、2期連続で営業利益が出せないならやめるしかありません。周りを不幸にしてしまいます。こどもの通知表はどんなに悪くても「1」です。でも大人になって経営を始めると、決算書という通知表は「マイナス」がついてしまいます。連続でマイナスなら、あなたには経営は向いていないのです。いったんゼロにする勇気を持ちたいですね。
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こどもに伝えたい 今も昔も大切な100のことば

2005-04-29 | 乱読・積読
著 者    辻 信太郎
発 行    2005年3月1日  4刷
発行所    サンリオ
価 格    920円+税
お勧め度     
感 想    「ぶーぶーいってないで行動しよう」、「まだ まだ のきもちで」、「百忍」など、誰もが知っているけれど、改めて口には出さないことがいっぱいです。「みんなのたあ坊の采根譚」の子供版です。ひらがないっぱい。簡単な表現で分かりやすい。こんなに簡単に当たり前のことを言ってくれる本は数少ないかも・・・。挿絵がたあ坊なのも心和む原因かも。難しい表現が好きな人には、向いていないかもしれませんね。
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なんでやねん!

2005-04-29 | 経営改善
 叱られちゃいました。ある金融機関の支店長から・・・。
 事の発端はA社の金融破綻懸念からです。「もう、社長宅を社長の息子さんに売るしかありません。ついては、息子さんに住宅ローンを組んでください。」と、私。
 「潰れそうな会社の社長の息子にお金なんか貸せません。」と、支店長。
 「感情的にはわかるけれど、住宅ローンは正常債権であり、金融機関の不良債権の減少に繋がるから金融機関自体にも利があるはずですが・・・。」と、私。
 「そこまで考えていませんでした・・・。」と、支店長。
 どうですか?まずは理論的裏付けを持って金融機関と話をしてみたいですね。単に金融機関自体が知らないだけということも意外に多いかもしれませんよ。 
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生きていてよかった

2005-04-28 | 乱読・積読
著 者    相田 みつを
発 行    2003年6月25日 初版発行 (文庫本)
発行所    角川書店
お勧め度     
感 想    「うばい合うと 足らないけれど 分け合うと あまっちゃうん だなあ」や、「アノネ がんばんなくてもいいからさ 具体的に 動くことだね」などの言葉は、人間関係にも経営にも広く当てはまってしまう言葉です。これを読むと自分をもう一度見直してみたくなるのは不思議ですね。
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まだあるでしょ!

2005-04-27 | 経営改善
 債務過多の人間には一定の傾向があります。「いま借りているお金を全部明らかにしてください。」と言うと、ほとんどの人が半分しか言いません。「もっとあるでしょ。」と言っても、「ありません。」の一点張り。
 でも、しばらく話を続けると・・・、ポロポロ借入が出てきます。不思議ですね。半分しか言わない心理の研究をしてみないといけませんね。
 もしも身近に借入過多の人がいたら聞いてみてください。本人が口から言う金額の倍は借入をしているかもしれませんよ。
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豹変!

2005-04-27 | 経営改善
話が違います。融資の約束を反故にされました。
当然、融資判断は貸し手が握っています。
しかし、約束の数日前になって何千万円という融資を中止されては
たまったものではありません。
これから地方銀行の不良債権処理が加速します。
融資に頼った資金繰りはあまりにも危険です。
自己調達も必要ですね。
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経済人の名言・上

2005-04-25 | 乱読・積読
著 者    堺屋 太一監修
発 行    2004年12月1日 第1刷
発行所    日本経済新聞社
お勧め度     
感 想    1986年、1996年に刊行された本に基づき編集されており、その時代背景の中で発言された物であることが分かります。ただ、スピードの速い現代において「なるほど!」と思えるものが少ない気がするのは私の品性の無さからくるものでしょうか?
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銀行交渉術 その一

2005-04-25 | 経営改善
 「もう銀行が融資してくれません。」ある社長からの悲痛な叫びです。
 「もう当行からは一円も融資いたしません。親戚から借りてでも、会社の運転資金を捻出してください。」と、某地方銀行から最後通告を受けたそうです。
 「色々当たったが、誰からも貸して貰えません。と言ってみて下さい。」と、私・・・。
 「大丈夫でしょうか?・・・」と、社長。
 「話してみる価値はあります。」と、私。
 それから数時間後・・・。
 「融資してもらえることになりました。」と、社長。
 
 ただ「駄目だ!」と言わずに、話をしてみることも大切ですね。
ただし、単なる延命措置であるなら借入はしてはいけませんよ。
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即断・即決・即行動

2005-04-24 | 経営改善
 経営はスピードの時代に入っています。
 中小零細企業にとって一番苦手なのが即断即決そして即行動です。
問題を積んで置いたって解決しなければならないのは同じです。
後生大事に残しておいたって、
問題が大きくなりこそすれ無くなるなんてありえないのです。。

 まずは、すぐに判断する。そして決断する。
一番大切なのは即行動に移すことです。
 「果報は寝て待て!」であって、「家宝は寝て待て」ではありません。
 最善を尽くした上でよい結果が出るのを待ちましょうね。
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それなら許す! あなたと会社を救う謝罪術

2005-04-24 | 乱読・積読
著 者    田中 辰巳著
発 行    2004年10月30日 第1刷
発行所    文芸春秋
お勧め度   積読中  
感 想     近日中 
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説明上手になる本

2005-04-24 | 乱読・積読
著 者    高嶌 幸広著
発 行    2003年8月14日第1版第24刷
発行所    PHP研究所
お勧め度   積読中  
感 想     近日中 
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