日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

税理士事務所の使い方

2008-12-31 | 良い税理士・悪い税理士
税理士が出来るべき仕事の範囲をお話しましょう。

なぜこのような話をするのか…。
それは、税理士事務所の不勉強振りが多くの企業を窮地に追いやり
下手をすると経営者の命や従業員の生活すら奪っているように感じるからです。
2008年は激動の一年といって良い年でした。(まだ今日一日残ってはいますが…)
そんな中で上場企業の倒産も33件と戦後最悪を記録してしまいました。
日銀の景気予測も「悪い」方向の予測となってしまっています。

最近、我々税理士が世の中から期待されていないことを痛感することが多く有ります。
我々が求められているのに対応できていない業務には次のようなものがあります。
1.事業承継の相談に乗れない
2.資金繰り相談に乗れない
3.経理の合理化指導が出来ない
4.事業計画書の作り方を知らない
5.経費節減策を知らない(リストラは経費節減に非ず!)
6.取引先倒産の危機管理、資金対策が打てない
7.社長急逝に対する危機管理が出来ない
8.経営者の退職金を用意できない
9.法令遵守思想を植えつけられない
10.悪を悪だと言わない
・・・

ここに書き出したものは税理士事務所が標準的に持ち合わせている筈のスキルです。
税務申告や記帳代行など以外でお客様を守るために必須のものです。

しかし、相談者が訴える無責任な税理士事務所の対応を見るにつけ
憤りを感じたり虚無感に陥ったり
ここまでお客様本位になりきれていない業界に悲しみすら感じてしまいます。

まあ、良いじゃないですか、そんな税理士がいるから
日々改善さんの事務所にはお客さんがお問い合わせくださるのでしょ?
そんな声尾を聞くこともしばしばあります。
確かにこのような憤りを感じる元は
私への相談が急増しているからである事は間違いがありません。
しかし、私がどんなに頑張ろうとも弊社の現有人員では
せいぜいあと十数社新規関与ができるかどうかという感じです。
一事務所で出来る対応能力はせいぜいこのようなものです。
もしも、50,000の税理士事務所が有るべき姿での対応を出来るようになれば
不幸な企業をその数の分支援することが出来ます。

大きなことは言うつもりがありませんが
来年は一社でも多くの企業様を支援できる業界でありたいと思うばかりです。
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1月10日の資金繰り

2008-12-30 | つれづれ
1月10日の資金繰りが出来ません。
そんな相談が舞い込んで来ました。

厳しい対応を取らざるを得ませんでした。
年末年始、残念ながら融資は間に合いません。
それにもかかわらず年末まで相談に来なかった社長や経営陣には
厳しく叱責する必要があります。
自社の従業員の生活を何だと思っているのか!
そんな感情が前へ出てしまいます。

「相談が遅すぎましたね。」
冷たいようですが、ギリギリまで相談に来られない経営者に対して
その自覚のなさを責めざるを得ません。
社長たる、経営陣たる責任の重さを知って頂かなければなりません。

多くの場合、2年から3年相談が遅いのです。
今月、来月資金繰りが出来ない段階では
破産手続き費用さえ持っていない事があります。(意外に多いです。)
そんな状況下では社長を慕って一生懸命に仕事をしてくれた従業員に
退職金どころか最後の月の給与すら払えない状況になります。

確かに最後まで諦めない経営者の姿勢は立派なものです。
しかし、社長の大切な仕事である判断と決断が出来ていないことになります。
社長や経営陣は従業員を路頭に迷わすことはしてはいけないのです。

一応の応急処置はお話しました。
山場は1月20日以降の資金繰りです。
タイトな資金対策が要求されます。

そんな状況になる前に
しっかりした資金繰り指導を受けてもらいたいものです。
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体現する事の重要さ

2008-12-30 | 経営改善
お客様が大切です。
お客様は神様です。
顧客満足を追求します。

こんな言葉を吐きながら
1対1のお付き合いが出来ているかどうか…

本当にお客様が信頼してくださっているのなら
もっと縋(すが)ってきて頂ける筈

縋って来て頂けないのは
信頼されていない証拠なのかもしれません。

新規顧客を獲得することが難しい昨今
先ずは既存のお客様を守らなければなりません。
そのためには
私自身が会社様に訪問する回数を増やすこと…。

新しい年に向けての目標のひとつが出来たように感じます。
今年の振り返りをすると足りなかったものが見えてきました。

来年は
お客様訪問の回数を増やします。
今まで以上にお客様は不安に思う時が多い年となるはずですから…。
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名前に溺れるな!

2008-12-28 | 他人のフリ見て我が身を正す
またまた二度と行かない店が出てきました。(勿論自腹でという意味です。)
金澤の人間なら知らない人はいないと思える『金澤○寿司』です。
片町に燐とビルを構え、お客様の出入りもひっきりなしです。
そんなお店にもかかわらずいつの間にか名前に溺れてしまった感があります。

この高級店は、高級という先入観(実際に値段は高級?)から
自腹で行くことは過去にはなく
今回は会社の忘年会ということでHPを見て予約し、利用させてもらいました。

HPを見ると確かに金澤らしい雰囲気を醸し出しています。
そして、お料理もおいしそうに写し出されています。
しかし実際に行って見ると・・・

第一印象が良くありません。
玄関先で大女将が客あしらいをしているのですが
まさに人をあしらう対応です。

交通整理でもあるまいし、今にも笛でもピッピッと吹きながら
右行け、左行け、上行け、下行けそんな感じのあしらいです。
この瞬間にこの有名店も
サービスの悪い観光客用の店になったかと思ったほどです。

そして宴会場に入ると時間ギリギリでは有ったものの
既に全員がそろい私が最後に着席。
直ぐに宴会開始の挨拶をということになりましたが
隣の部屋との仕切りが薄く
盛り上がる隣のグループに声に挨拶も出来ないほどです。

従って、挨拶抜きで直ぐに乾杯。
小さめのコップのビールを飲み干し
いざ前菜(5種類)に箸をつけると明らかに作ってから時間が経ち
食材の乾いてしまったものがあります。
一気に食べ物に対する興味も薄らいでしまいました。

こんな時は生ビールで気分を変えなければ・・・
そんな思いで生ビールを頼んだのが最悪の結果に繋がりました。
生ビールが匂うのです。
過去に何度か登場した「不衛生極まりない」ビールサーバーの管理が想像できます。

匂う生ビールと今一の食事…
私の場合、何故か変なクセがあり
喋らずにおいしくない食事を平らげて行くという奇行に走ってしまうのです。

多少匂っても二杯は飲む生ビール
今回は一杯の半分も呑めませんでした。
生ビールに執着する私が残すことはありえない行動です。

生ビールもダメ
食事もダメ
コース料理にもかかわらず早々に持ってくる別注文のメニュー表
まさに観光客相手の商売です。

ならば日本酒に期待をかけようと日本酒を注文
接待さんが持ってきた日本酒は私が注文した日本酒とは違うものを持ってきました。

私が注文したのは300cc、1,100円の生酒
ところが接待さんが持ってきたのは720cc、4500円の大吟醸
注文したものと違う旨を話すと不機嫌になった接待さんは
「幹事さんがこれで良いと言っていたのに…」を連発する始末。
どこまで観光客用の客あしらいか…

ハッ!
いつの間にかまたまた原稿用紙3枚分も文句をタラタラ書いてしまいました。
本当はもっと書きたいこともあるのですが…

名前に溺れる商売は身を滅ぼすということを気付いていないのかもしれません。
ひょっとしたらいつの間にか裸の王様にされているのかもしれません。
名前が知られれば知られるほど基本に忠実に商売をする必要があります。
我が身に置き換えると恐くなってしまいます。

年末年始は自社の仕事振りを見直してみたいと思います。
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天国と地獄

2008-12-28 | 自己啓発
地獄とは、煌びやかな部屋に豪華な食事が置いてあり
その食卓を取り囲む者達は皆両足と左手は椅子に縛り付けられ、
唯一動く右手には2mもあろうかという長いスプーンを持たされている場所です。

天国とは、煌びやかな部屋に豪華な食事が置いてあり
その食卓を取り囲む者達は皆両足と左手は椅子に縛り付けられ、
唯一動く右手には2mもあろうかという長いスプーンを持たされている場所です。

あれっ!?同じシチュエーションじゃないの?
そうです。シチュエーションは全く同じです。

しかし天国と地獄での大きな違いは
地獄は欲しい欲しいと思いながら自分の思い通りにならず
我先に自分の思いを遂げようとしてもがき苦しんでいます。
方や天国はというとニコニコ笑顔で談笑し
これ以上はないという最上級の食事を満喫し
まさに幸福感いっぱいに包まれています。

なぜこのような違いが起こっているのでしょうか?
それは地獄は自分の欲を達成するために他人など無視して
自分の思いだけを遂げようとする餓鬼の心に包まれています。
食うか食われるか、人を蹴落としてでも
自分だけ良ければ良いのだという考えと行動は
まさに地獄絵図そのものであります。

これに対し天国では
自分の事はさておいて
先ずはテーブルの向かいに座っている人の食べたい物を聞いて
長いスプーンを駆使して食べさせてあげる。
そうすると向かいに座った人もまた同じ事をして食べさせてくれる。
お互いが相手に食べさせてあげることにより
自分たちの思いを達成させることが出来ているのです。
まさに互恵の精神であり、自利利他の世界といえるでしょう。

いつの間にか地獄に嵌まり込んでいませんか?
地獄で苦しむか天国で幸福感に浸るかは
自分の考え方と行動次第だという事ですね。
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危機感の共有

2008-12-27 | 危機管理
国民総負け組
全世界総負け組
そんな様相を呈してきた年末
この年末に向けて自殺者が急増するのではないかと緊急集会が開かれているほどです。

この年末は最終日(大晦日)まで打合せの予約が入っています。
こんなことは昭和58年に就職して以来初めての事です。
それほど不況に喘ぐ企業が多くなっているという事です。

土木建築業だけでしょ。
自動車産業もだよね。
産業用機械卸業も苦しそうだわ。
このクリスマスはデパートもお客さんが少なかったよね。
輸出業も苦しいよね。
週休4日の建機メーカーもあるよね。

世の中が疑心暗鬼になっているこんな状況でも
自分の会社だけは大丈夫
僕(私)だけは大丈夫という幻想を抱いている人がいます。

新聞も読まない
読むのはマンガ本だけ

ニュース番組も見ない
見るのは娯楽番組だけ

報道番組を聞かない
聞くのは音楽CDだけ

煽る訳ではありませんが
派遣切りや期間労働者切りは対岸の火事ではありません。
役に立たない者はどんどん切り捨てられています。

あなたの会社は順調ですか?
それは目で見て確かですか?
取引量は減っていませんか?
単価は維持できていますか?

危機感は他人に言われて持つものではありません。
自分の感性と情報力で感じ取るものです。
かと言って、言わなければ情報量が不足します。
危機感の共有をしましょう。

危機感を共有できた企業のみが生き残れる時代が到来したようです。
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人格を疑われる言動

2008-12-25 | 他人のフリ見て我が身を正す
某企業の社長室での出来事です。
昨夜開催した貸し渋り対策セミナーへの参加をお誘いした時の事です。

社長!クリスマスイブに強行開催ですが
弊社のセミナーは経営の参考になります。
是非ご参加ください。

私の言葉に対して
「なんでクリスマスイヴにセミナーなんかするの?誰も来ないよ!」
冷たく言い放たれてしまいました。

クリスチャンかどうかは別として
確かに家族団らんでクリスマスイヴを過ごしたい気持ちは分かります。
しかし、同じ断るにしても断り方が有るように感じます。
この一言でその社長には
絶対参考になると自負しているセミナーへの参加勧奨は終了しました。

同じシーンでも違う断り方(言い回し)をされたケースがありました。

ごめんねぇ。
参加したいけれど娘とクリスマスケーキを食べないといけないんだ。
また今度誘って頂戴!

手を合わせて拝まんばかりの姿勢を見せ、
本当に申し訳無さそうに言う社長を見て
お誘いをしたこちらの方が申し訳ない気持ちになってしまうような感じでした。

誘う側は相手の事を思い、色々心を砕いているものです。
それを「出ない!」「何でそんなものやるの!?」なんて言動で返してしまうと
誘った人をいやな気持ちにさせるばかりでなく
断った人の人格まで疑われてしまうものです。

断るには断り方があるものです。
人格を疑われる言動は慎みたいと思います。

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3K今昔

2008-12-24 | つれづれ
昔から言われる3K

労働問題で言うと
きつい
汚い 
危険


IT業界で言うと
きつい
厳しい
帰れない


切り詰める3大経費は
交際費
交通費
広告費


ちなみに7K、9Kと言われるものまであるようです。
休暇が取れない
規則が厳しい
化粧がのらない
薬に頼って生きている
婚期が遅い
給料が安い

いろいろな業種でいろいろな「K」があるようです。
「K」の文字を「改善」の「K」にしたいですね。
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身近にあるトヨタよりはるかに優秀な会社

2008-12-23 | 自己啓発
質問です。
①御社は営業黒字ですか?
②御社は営業赤字ですか?
③営業赤字の場合、その赤字は1000億円ありますか?

特に③の質問に「ハイ」と答える中小企業は無いはずです。
ということは・・・

今年通期の決算予測で1500億円の営業赤字を計上する見込みのトヨタよりも
優秀な企業ばかりということになります。

物事は考え方次第です。
ウチは何のとりえも無い…。
そんな愚痴ばかりこぼす必要は無いのです。

だって・・・
あの「世界のトヨタ」よりも優秀なのですからね。
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妥協しないという差別化  その1

2008-12-22 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
能登半島は輪島市の辺鄙な所にねぶた温泉があります。
ねぶた温泉という言葉だけ聞くと温泉街かと思いますが
たった一軒、二十四部屋の客室を持つ「能登の庄」という旅館があるのみです。

周囲には何も無く
立地は最悪
冬の日本海は白波が立ち
強風の中で駐車場から旅館に入るまでの数十メートルを歩くだけも
ズボンがびしょ濡れになるような状況です。

それなのに決して腹が立たない驚きをもたせてくれる旅館でした。
さしている傘さえ役に立たない状況の中で
玄関に入るや否や玄関の番をしているおばちゃんが
「靴を脱いでお入りください。傘もお預かりします。」そう言って
畳敷きの玄関ホールへ促してくれました。
私の名前を聞くでもなく、下駄箱の鍵をくれるでもなく
どうぞどうぞと笑顔で迎えてくれました。

たくさんの仲居さんがずらりと並び
一斉に挨拶をしてくれるよりずっと心がこもっている感じがしました。

館内に入ると改装後13年という事を感じさせない小奇麗な館内でした。
明らかに掃除が行き届いていました。
新しくても掃除が行き届いていないことが多い大型旅館とは違ったおもてなしといえるでしょう。

仲居さんの話を聞いてみると
お客様に満足していただくために
少人数ではあっても心を尽くしてお客様をもてなすのだそうです。
着かず離れずおせっかいでもなく放って置かれもせず居心地の良い接客をしてもらいました。

特筆すべきは「お風呂」です。
PH10.4というアルカリ泉は肌の上をお湯の玉が転がります。
この歳になって若き日の自分の肌が再現されるとは思いもよりませんでした。
道路を挟んで海という立地にもかかわらず
温泉の水はしょっぱくなく、お肌がピカピカになるような感じです。
わざわざ遠くから温泉を引っ張ってきている拘りは
温泉客を感動させてくれるものでした。

この温泉の話は続編としたいと思います。
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ウサギとカメ

2008-12-21 | 自己啓発
ウサギとカメの物語をご存知だと思います。
皆さんにご紹介しようと調べてみると
なんとこの物語は明治時代の教科書に「油断大敵」という題名で
取り上げられていたという事です。
昔からこの物語はウサギが中心に話し継がれて来たものだったのですね。

あらすじをご紹介しましょう。(Wikipediaより)
ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、
山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。
かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、
とうとうカメが見えなくなってしまった。
ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。
その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、
山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。
と、大体皆さんがご存知の通りです。

確かにウサギから見ると油断大敵、手を抜くなという事になるのでしょうが
視点をカメに向けた場合はどうなるでしょうか?

ウサギの目標はカメに勝つこと
そしてカメの目標は全力を尽くしてゴールに辿り着く事ではなかったのでしょうか。

初めから負けると分かっていてもウサギが思っているほど遅く無い自分を見せる。
何が何でもゴールに辿り着くのだというその執念がウサギに勝つことができる元となったのかもしれません。

目標の違い
ウサギはカメに勝つこと
カメはゴールに辿り着く事、即ち自分に勝つことです。
周囲ばかり気にして自分のすべき事をやりもしないウサギと
周囲は同であれ必死になって全力を尽くすカメとでは結果に大きな違いが出る事がわかります。

閉塞感漂う昨今
世の中が悪い
政治が悪い
会社が悪いと言う前に
自分自身が今すべきことに全力で立ち向かっているかを見つめ直したいものですね。
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売れない理由教えましょうか・・・

2008-12-20 | 経営改善
「ウチはどうして売れなくなったのでしょうか?」
そんな言葉で窮状を訴える経営者に遭遇することが多くなりました。

そんな会社やお店へ行くと目立つのが散乱した社内や埃だらけの店内
やる気の無い従業員さんたちです。
酷い時にはお客様に買って頂く筈の商品が
真っ白な埃のお化粧をしていたりします。

売れない理由をお教えしましょう。
①売れる筈の無い商品を売っている
②売り方を知らない
③商品知識が無くお客様の質問に答えられない
④接客のイロハを知らない
⑤お客様が来ない様な店作りをしている
⑥売りたいというのは口先だけで行動が全く伴っていない
⑦周囲に競合店が出来たと責任転嫁している
いかがでしょうか?
あなたの会社ではこんなことは無いですか?

先ずは原因を知る
ここでのポイントは「原因は外には無い」ということです。
自分の会社やお店に不足しているところを徹底的に見つめ直すのです。

「売れない」のではありません。
「売らない」原因を積み重ねているのです。
売れていた頃の努力を忘れてしまっているのです。
周囲より劣悪なサービスしかしていないのです。
会社に魅力が無いのです。

売れないのは環境のせいでも周囲のせいでもありません。
あなたとあなたの会社の従業員が原因であることを肝に銘じて頂きたいものです。
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倒産ということ

2008-12-19 | つれづれ
弊社の自慢(?)のひとつに関与先様の破綻件数が少ないということがあります。
もっとも関与先数が少なければ同じ確率であったとしても
倒産件数は少ないことになるのですが・・・・

昨今、資金繰りの厳しいお客様が増えてきました。
過去にも何度か記述していますが
倒産は資金繰りが出来ない状態になることです。
お金が回せない状態のことを言うのです。

その不安が的中しそうな怪しい雰囲気が流れています。
金融機関の中に入っても同じです。
やはりなんとも言えない嫌な感じが流れています。

「今月は何とかなりますが来月は・・・」と言われると
返す言葉は
「何とかしてください」としか言えなくなってしまいます。
悲しいかな末期症状になった企業には資金繰りの手立ては残されていないのです。

「お前はそんな安易に諦めるのかっ!」そんな叱咤激励が飛びそうですが
出来ないものは出来ないのです。
後は同じ出来ないなら、その中でもより良い方法が取れないかということになります。

残念ながら倒産になってしまうと手立てはありません。
せめて、倒産しないための執着心を見せていただければ
何とか道筋が付く事も有り得ると思います。
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見えない悪魔に翻弄され

2008-12-18 | つれづれ
一時バレル150ドル台を伺おうかという急激な値上がりをした原油
その原油が底が割れたかのように下落し続けています。
40ドル割れ…
異常な高騰と異常な下落に歯止めがかかりません。
まさに世界中が原油相場に翻弄されています。

OPEC、価格調整力に限界 世界的需要減で(共同通信) - goo ニュース

原油高騰からはじまったガソリンの需要低迷
原油が下落しガソリン価格が下がったにもかかわらず需要は回復していません。
ガソリンの代替燃料としてエタノールが脚光を浴び
その結果、原油であるとうもろこしまで高騰
値上がりの連鎖が止まらなかった半年前
世界中の人々が見えない品不足に恐怖の念を抱いていました。
そして今、有り余る在庫を横目に欲しいものが無いという我々国民

景気はあくまでも一人ひとりの気持ちに起因するものであることがよくわかります。
景気が一人ひとりの気持ちに起因するものであるとしたら
せめて気持ちだけでも暗くはなりたくないものです。
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死ぬほど働け!

2008-12-18 | 経営改善
世界同時大不況
負の連鎖
派遣切り
リストラ
早期退職
操業短縮
週休4日
・・・

今私たちの周りにはマイナス思考に陥らせる言葉のオンパレードです。
最近以前にも増して訊かれる言葉があります。
「何か上手い商売はないですか?」

この言葉に対する私の回答もいつも決まっています。
「そんな商売が有っても絶対に教えません。
みんなから上手い商売と思われる仕事なら
人に言わずに自分でやっていますからね。」
こんな言葉を返すものですから質問者はいつも納得顔で
「確かにそうですよね。本当に儲かる話は絶対に口外せずに自分でやりますもんね。」

いつの時代にも共通してアドバイスする言葉があります。
今の商売で死ぬほど働いてみてください。
絶対に売上は上がるし利益も出ます。
死ぬほど働こうとするとしんどくなって工夫が出てきますし
従業員にも役割分担をしてもらおうという気にもなります。
少しでも楽になるためにはリピーターをたくさん作ることも考えますし
より良いサービスに徹することが自分の身を楽にする秘訣だと感じるようになります。
死ぬ気で働かないから愚痴も出るし他人に嫉妬心を覚えたりするのです。

今自分自身がすべきこと
それは死ぬ気で働くということです。
死ぬ気で働こうと思っても本当に死ぬほどは働けないものです。
それ位の気概を持って欲しいのです。

いかがでしょうか?
死ぬ気で働くことをしてみませんか?



売上倍増戦略・社員教育なら 有限会社 グランドリーム



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