日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

青い鳥症候群

2009-04-30 | 他人のフリ見て我が身を正す
久しぶりに「青い鳥症候群」という言葉を耳にしました。
童話青い鳥は皆さんご存知のとおりチルチルとミチルの幸せ探しのお話です。
これはメーテルリンクが作った戯曲であり
どうも私たちが知っているような結末ではないようです。

そういえば過去に何人もの弊社スタッフを送り出したお話を書いてきました。
そのスタッフ一人ひとりの現在の状況は知る由もありませんが
結婚で退職をした者
出産で退職をした者
家業を継ぐために退職をした者
そんな人たちを除くと
退職者のほとんどがこの青い鳥症候群になっていたのではないかと思ってしまいます。

隣の芝は青く見える
こんな言葉に通じるのかもしれませんが
現在の仕事が面白くないからといって
居るか居ないか解らない青い鳥を探しに自分の人生を賭けていたのではないかと…。

我慢しなさい!
そんな事を言えた義理ではないかもしれません。
しかし、我慢もせずに会社を辞めて
結果として今までの会社異常に過酷でやりがいの無い職業に就く…。
そんな事を繰り返しても幸せの実感は無いはずです。

新入社員が入ってきた時期です。
せっかく入ってきた新入社員たちを
青い鳥症候群にはしたくないものですね。
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見違えた接客に安堵

2009-04-30 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
うれしい出来事がありました。
昨年、半年間社員教育を実施した料亭の見事な変身振りに接したからです。

お店の名前は「・・・」
お店の許可を頂いていないので名前は公表できませんが
本当に楽しい時間を過すことが出来ました。

社員教育二ヶ月目に弊社ミステリーショッパーが訪問したときには
酷評を得ていたお店がその後の社員教育と訓練により
「こころからお客様をもてなす」心構えを持っていただけたようです。

自然なお客様誘導
一品一品の料理の説明
自然なお酒の促し
料理の出し引きの際の声掛けと一言の会話
脱いだ背広を衣文掛けにかけるしぐさ
誤って割ってしまったワイングラスの片付けとお客への心遣い
金沢を一望する最高のシチュエーションと上品で味わい深い料理の数々
九谷焼で揃えた食器類もゴージャスなひと時の味付けになっていました。

一緒に行った(私がご招待していただいたのですが)方たちも
異口同音そのすばらしさを口にしておられました。

料亭の接客という
マニュアルにも表し得ないサービスを
しっかり身に着けておられたお店のスタッフの方々に
ホッとするやら頼もしいやら
なんだか暖かい気持ちにさせられた訪問となりました。
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二倍速仕事術

2009-04-29 | 経営改善
ここのところ仕事量が激増しています。
それなのになぜか変な余裕があったりします。
その理由は二倍速仕事術を身につけたからに相違ありません。
簡単でかつ実効性の上がる手法をお教えしましょう。

1.携帯電話はフル活用する
  せっかくの携帯電話です。
  分からないことはその場で解決できる人に電話をかけるのです。
  面と向かっている人に失礼はありません。
  その人の問題解決のために電話をするのですから・・・。

2.自分のすべき仕事と他の人が出来る仕事を振り分ける
  自分がすべき仕事を極力無くしたいものです。
  ちょっと部下に説明するだけで部下が出来るのに横取りしていませんか?
  部下に仕事をさせると言うことは部下の実力が上がると言うことなのですよ。

3.とにかく新人スタッフを使う
  新人は徹底的にしごいてあげなければなりません。
  勿論愛情を込めてしごくのです。愛のないしごき方は事故に繋がります。
  一日も早く戦力にすることこそ企業にとって大切な課題です。

4.スケジュール管理はオープンにする
  自分(上司)のスケジュールは
  社内の誰でも追加で仕事を入れれるようにするのです。
  上司にとっては自分の時間がなくなるという理由で
  部下には絶対触らせないという人もいますが、それは大間違いなのです。
  タイトなスケジュールをこなすからこそ上司としての威厳が保てるのです。
  
5.依頼された仕事はその場で段取りを終わらせる
  依頼された仕事を自分で抱えるからどんどん仕事は溜まっていくのです。
  常に自分の仕事はカラの状態にする必要があります。
  空にしておくからこそ次の案件をこなすことが出来るようになるのです。
  後回しにするから、ひとつ行動に移すのに時間が掛かってしまうのです。

たったこれだけを実行するだけで仕事のスピードは倍化します。
騙されたと思ってやってみませんか?


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お父さん、終わったよ!

2009-04-28 | 良い税理士・悪い税理士
昨年6月から始まった相続税の調査が漸く終了しました。
二点についての修正申告です。
ひとつは土地の評価誤りでした。(これは議論の余地なし)
もうひとつは固定資産として評価すべきか否かの議論でした。

土地の評価については議論の余地が無いため修正申告を直ぐに承諾しましたが
後者の方は納得がいかず、ずっと税務署担当者と議論を重ねました。

紆余曲折…
いろいろ議論を重ねた結果、本日修正申告を提出した訳ですが
税務署からの帰りにそのままお客様の元へお寄りして
先ずは今回の修正申告の内容を奥様に説明させていただきました。
今回の修正申告での納税はウン十万円
下手をすると上場企業の部長級の手取り給与一か月分にも相当しそうな金額です。
本当に申し訳ないことをしてしまいました。

なぜ、今回のような(修正申告という)事態になったのか
なぜ、途中まで担当していた担当税理士が言っていた事と結末が違っているのか
なぜ、過少申告加算税や延滞税が発生しそれを納税者が負担しないといけないのか
微に入り細に入り質問を受け、その答えをお話させていただきました。
「同じ払うのでも後で払うと損をした気になってしまう…」
そんな率直なお言葉も頂きました。
本当に申し訳ないことをしてしまったものです。

勿論、弊社の評価誤りにかかる責任分相当額は
私の財布から福沢さんが羽根を生やして飛んで行ってしまいました。
これも「もっとしっかり仕事をせよ!」との被相続人様からの教えだと思います。

そんな一連のお話を終え、最後に
亡くなった被相続人(ご主人様)にお供え物とお参りをさせていただきました。
奥様は「そんなことまでしなくても…。」とおっしゃりながらも
仏壇の扉を開け、灯りを燈し
私がお参りできるように準備をしてくださいました。

私が手を合わせお参りをしている時です。
私の直ぐ後ろで座って一緒にお参りをしていた奥様の口から
「お父さん、終わったよ。山根さんに良いのにしてもらえたよ。」
そんな言葉が洩れ聞こえてきました。
奥様の目には薄っすらと光るものが見えたような気がします。

一円の余分な税金も払わせない
一円の少なからぬ税金も払わせない
一円の狂いも許されない私たちのこの仕事
大いに反省させられた思いです。
二度と同じ過ちは起こさない決心をさせて頂きたいと思います。


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嫉妬の原因

2009-04-27 | 他人のフリ見て我が身を正す
ここの所のご相談で気になる言葉があります。
「自分はこんなに頑張っているのに…。」
「何であいつばかり・・・。」
「おたくの従業員とは質が違うんですよ・・・。」

なぜか経営状況の悪いご相談者ほど周囲と自分を比べる傾向があります。
他人と比べたってどうしようもない事は分かっている筈なのにです。

車は本当にベンツじゃないといけないのですか?
家はそんなに広くないといけないのですか?
機械は本当に時代遅れで使いようが無いのですか?
なぜそんなにお金が必要なのですか?

高度成長期以来、日本はモノで幸せの尺度を計ってきました。
三種の神器
自家用車
マイホーム
大きな宝石
血統書付きのワンちゃん・・・
周囲が持っているのと同じものがないと
何か周囲に遅れたように感じたりします。

人が持っているものを持っていないと心の中は黒い霧で覆われてしまう。
しかし、本当に豊かな心は自分がそれで満足するかどうかです。

軽四車を買うと今度は普通車を
普通車を買うと今度はワンボックスカーを
ワンボックスカーを買うと今度は高級車を
高級車を買うと今度は世界に一台しかない車を・・・・
どんどん欲望は増して行きます。
そこには幸せの予感も何もありません。
他と比較する自分の醜い姿だけです。

そろそろ嫉妬心の原因を探ってみるのはいかがですか?
そこには周囲を気にしすぎる自分がいることに愕然とするかもしれませんよ。


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本業で立て直す

2009-04-26 | 経営改善
「不動産会社になったTBS」と揶揄される昨今のTBS
春の番組大改編で視聴率二ケタ台が無いという苦境に立たされています。
TBSに何が起こったのか?

遠因の一つに会社としてのTBSの収支安定が挙げられるでしょう。
本業(放送)で儲けなくとも利益の大部分を
アカサカサカスで代表される不動産分野が稼いでくれています。

会社側は「そんなことは無い」と否定するでしょうが
人間の心理として
「働かなくとも利益が出る」と思ってしまうと
仕事に力が入らないものです。
目標や克己心があるから利益が出せる体質になるのです。

不振企業の立て直し方に集中と選択が有ることはご存知の通りです。
特に集中に関して言うと徹底した経営資源の集中が必要になります。
大切なのは「本業で利益を出す」という意気込みからになるでしょう。
言葉だけでお題目を挙げていても埒が明きません。
必要なのは「形」です。
極端な話になりますが、放送と不動産の経営を分離するのです。
従業員一人ひとりに本業の赤字を目の当たりにさせるのです。

人の心は弱いものです。
頼れば頼るほどそこから力は抜けていくものです。
不退転の気持ちが持てるようになりたいものです。
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守銭奴税理士に怒り!

2009-04-24 | 良い税理士・悪い税理士
私のような税理士が他の税理士の仕事の中身を垣間見てはいけないのかもしれません。
怒りに打ち震えるようなご相談が連続して舞い込んで来ています。
中には「税理士を変えたい!」という直接的なご相談も一件や二件ではありません。

過去に何度か同じ職業名の方達の体たらく振りを書いた記憶がありますが
特に昨年9月のリーマンショック以来
金儲けの手段としての税理士業に身を投じている
同じ職業名の方達のデタラメで守銭奴的な仕事振りが気になってなりません。

○ントリーのウィスキーのCMでもあるまいし
「何も足さない」仕事振りは有ってはいけないと思ってしまいます。

資金繰りの相談は出来ません。
金融機関との折衝はお断りです。
事業計画書は作れません。
経営改善は税理士の仕事ではありません。
赤字の原因はわかりません。
経営指導は出来ません。
最新の税務はわかりません。

「あなたたちは一体何屋さんなのですか?」
そんな風に問い詰めたくなります。

毎月の月額顧問報酬をしっかり受領しています。
それにも拘らず、明らかに不正確な決算書を組んでいます。
酷い時には決算書と税務申告書の連動がなされていません。
そんな状態でも高額な決算報酬を受領しています。

たとえ受領している金額が数万円でも
役にも立たない数字の羅列しか作らない税理士なら
お客様はそんな税理士を必要としないのです。
世の中の迷惑になりこそすれ決して役になど立っていないのです。

いつもいつもの議論ですが
殆どの同業者は真摯に業務とお客様に向き合っています。
しかし、心無い同じ職業名の守銭奴に
私達の一生懸命さは掻き消されてしまっています。

守銭奴税理士と言われないために
私自身関与先様としっかり向き合って行きたいと思います。
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修学旅行の意義を教えられない学校教育

2009-04-23 | つれづれ
いま大阪へ向けて列車に乗っています。9時4分金沢発サンダーバード14号です。
運良く富山方面からと思しき修学旅行生たちの乗車している車両に乗っています。
具体的には3号車です。

金沢を出て暫らくすると、私の隣の乗客が苦情を言いだしました。
ご想像の通りうるさいのです。
うるさいを通り越し、まさに騒音と言ってよい状況です。
あまりのうるささに席を替わることを申し出、
他の車両に車掌が移動させる処置を行いました。

そういえば私たちの修学旅行の時も周囲の乗客から怒られた記憶があります。
そして静かにするように引率の先生に注意を受けたものです。

しかし、昔と違ったところは学校教育における教師の在り方のように思います。
私の斜め後ろで大声を張り上げ子どもたちに奇声を上げさせているのは
誰あろう教頭先生です。
これも良い思い出だなどと嘯き、大声をあげています。
トランプを子どもたちと一緒になって遊ぶのも大切なのかもしれませんが、
もっと大切な公共交通機関とはどんな態度で乗車しないといけないものか、
周囲に迷惑をかけない、
大勢でいるときの周囲への心配りなど
修学旅行でないと教えられない事が山積しているはずです。

私は今日同じ車両にいる子どもたちとは約二時間半の旅ですが、
引率教諭たちは今年一年間を過ごす大切な旅行ととらえているのでしょうか?

私を含め、子どもたちの社会性を持たせられない親が増えてしまいました。
子どもに教育できないからそれを学校に頼ろうなどとは思いませんが、
家庭と学校と協力して
これからの社会の宝である子どもたちを育てるべきであるように感じます。

普段良識ある大人たちの中にいることをつくづく感じます。
そして、学校教育が学校という
狭い世界の中で営まれていることの危険を感じさせられてしまいます。

改めて、学校教育の現状を見せられたような気がして、
あと一時間半の旅を楽しませてもらいたいと思います。

いつも接している企業様がどれだけ良識ある集団であるかということを
修学旅行の引率の先生方の行動で思い知らされております。

あっ!
引率の先生が一服してくると言って立ち上がられました。
禁煙車両のトイレ付近でたばこを吸ってこちらを見ています。
禁煙車両の…
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作られる冤罪(えんざい)

2009-04-23 | つれづれ
過去に何度か警察や検察、司法の暴走について記述したように思います。
そんな中でも冤罪事件についてはどうしても許せないものがあります。
直近では防衛医科大学の教授の痴漢冤罪事件
九州の地域ぐるみの選挙違反冤罪事件や
少年事件、殺人事件などを含めたくさんの冤罪事件があります。

ここで許せないのが国家権力による意図した冤罪事件があります。
元検察官曰く
「容疑者を犯人たらしめるための一番有利な証拠のみを提出するものだ」と…。
この言葉には多くの問題を含んでいるように思います。

もしも容疑者が犯人で無いとしても
周囲にその容疑者が犯人と思い込ませるに十分な証拠を出せば
無罪の者であってもその容疑者は犯人で良いのだ
という風に取れるのです。

自白が大きな判断基準とされてきた以上
早く事件を終結したい国家権力にとって
冤罪となろうとならないでおこうと関係が無いのかもしれません。

ただ、これだけは肝に銘じていただきたいのが
冤罪で犯人とされた人の人生は
犯人とされてきた期間について
取り戻すことができないということ

そして何より
殆どのケースがしっかりとした捜査に基づき
容疑者を犯人として逮捕してきている多くの同僚達の信頼まで
冤罪事件の創造者達は踏みにじっているのだという事を理解して欲しいものです。
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進むも地獄戻るも…

2009-04-22 | 他人のフリ見て我が身を正す
アメリカ政府の苦悩が増しています。
GMに4度目の経営支援50億ドルが決定されました。
既に融資されたのが134億ドル
一ドル100円で換算すると、既に支援を受けた金額が1兆3400億円
今回追加分が5000億円
とても一企業の再建に費やすべき金額ではないように感じます。

支援すべきでないなんてなんて無責任な発言なんだ!
なんて声も聞こえてきそうですが
そもそもそんな巨額の支援をしてもらわなければならないようになった
企業経営にこそ問題があります。
これは経営者は勿論、従業員株主まで含めて反省すべき点だと思います。

企業の破綻は経営者だけのせいではありません。
権利ばかり主張する従業員にも問題がありますし
過剰な配当や権利を要求する株主にも問題はあるのです。

市場原理を無視した支援の拡大
ここで破綻させてはやがて2兆円にもなりそうな勢いの支援金が
紙屑になってしまうというせめぎ合いの中で
アメリカ政府の憂鬱な日々は続いていくのだろうと思います。

私なら同じ支援をするのならば
破綻させた上で再生支援を考えますが…
融資は経営者や周囲の人の頭を中に「甘え」しか発生させないのですから・・・。
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空を飛ぶもの・・・ 四足のもの・・・

2009-04-21 | つれづれ
空を飛ぶものは飛行機以外
四足のものはテーブル以外
これは何でも食べるという中国を揶揄した言葉のようです。

しかし、この中国の貪欲さ、元気さに
全世界がその身を委ねないといけない日がやってくるかもしれません。

100年不況が叫ばれている昨今
全世界の中で唯一経済の回復が見え始めている国
それが中国です。

3月の自動車販売は100万台を超えたようです。
株式市場は30%超の値上がりをしているようです。

世界の中でも唯一中国だけが消費の回復が明確に見えるようです。
上海万博が終わるまでかもしれません。
それでも牽引して貰えるのは有難いことです。
政治的な側面は別としても…。

全世界の人口の5分の一とも6分の一とも言われる中国
これにインドの人口を加えるとやがて3分の一にもなります。

売り上げは単価×人数(数量)です。
数の影響は大きいものですね。
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発想の転換

2009-04-20 | 経営改善
我が子に勉強をさせるのに四苦八苦をしています。

将来なりたい職業は?・・・ない
どこの学校へ行きたい?・・・別に…
どんな人になりたい?・・・特には…

ものの見事に無気力にしてしまったかもしれません、
ただし、この傾向は我が子に限ったことではなく
現代の多くの子供達に共通しているように思います。

質問の仕方が悪いのかもしれません。
どんな聞き方をすれば良いのかを探していたら
その解決法の一つとして次の言葉を教えてもらいました。

「何のために…」という聞き方です。

何のために次の学校へ行くの?
何のために仕事をするの?
何のために勉強をするの?
何のために今の生活態度があるの?
恐らくこれに答えられる子供達は小数でしょう。
しかし、この質問に答えられるようにしてあげられれば
いちいち勉強しろ勉強しろとは言わなくて良くなる筈です。
何しろ子供達は明確な目標を持って勉強をすることになるのですから。

行動に移さないのはその必要性を理解していないからなのだ。
そんなところに人を動かすヒントが隠れているのかもしれません。

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禁句

2009-04-19 | 経営改善
経営改善をしなければいけない企業で絶対に言ってはいけない言葉があります。
いわゆる『禁句』です。

それは
「でも…」と言う言葉です。

経営改善のためには新技術を習得しなければならない!
でも・・・

経営改善のためには経費節減が大切。社長のゴルフも例外ではない!
でも・・・

売り上げを上げるためには戸別訪問をしなければならない!
でも・・・

でも・・・
この一言は前向きの心を萎えさせてしまう一言です。
困難なことは百も承知なのです。
それでも不退転の気持ちで経営改善に取り組まなければならないのです。

禁句
自分たちの意識の中から排除したいですね。
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叱らないでね

2009-04-18 | 自己啓発
私の出張中にお客様からお叱りのお電話を頂きました。
その矛先は提携している企業の担当者の対応でした。
確か数年前にも同じようなことがあったことを記憶しています。

事務所から連絡を貰い当事者からの情報収集してから
お電話を頂いたお客様に電話をしました。

お客様が開口一番仰った言葉が
「所長さん、○○さん(←弊社担当者)を叱らないでくださいね。
あの子は本当に良くしてくれているんです。全幅の信頼をしているんです。
ただ、○○さんの代わりに昨日来た(提携企業の)人が
余りにも普段の○○さんの対応と違っていたので…。」

10分以上も話をしている間に
お客様の気持ちが有難くて有難くて涙が出る思いでした。
この方は本当に普段の弊社の対応に感謝してくださっているという確信がもてました。
お客様は、たとえ弊社担当者ではなかったとしても
弊社の提携企業のスタッフは弊社スタッフと同等だと思っています。
従って、その思いの差が垣間見えた瞬間
違和感を持たれてしまうようです。

お客様へ
「弊社担当者を叱る事はありません。
お客様の一言が弊社の弱い部分を教えて頂く切っ掛けとなりました。
そして、普段弊社スタッフが一生懸命にお付き合いを
させて頂いていることを教えていただきました。
ただただ感謝です。
今回のお言葉を更に信頼の深さに変えて行ける様にしたいと思います。

本当にありがとうございました。
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さかな屋のオヤジが変わった!!

2009-04-17 | 経営改善
右肩下がりの企業はやる気がない
ついついそんな事を言いたくなるような経営者にお会いする事が多くなっています。

3ヶ月前・・・。
ここもそんな一社だろうか…。
外から見ても鮮魚店には見えない店作り
指導する筈のこちらが先に滅入ってしまいそうな店構え
典型的な売れないお店の姿がそこにはありました。

店内に一歩入るなり大きな溜め息が出てしまいます。
とても鮮魚店とは思えないカップ麺や古びた果物の山
クッキーがあるかと思うとかきやままであります。
いったい何屋さんなのだろうかと頭を抱えたくなってしまいました。

店主であるオヤジさんに素直に感想を述べると
売る用半分、自家消費用半分
孫がやってくると食べたがるから…
そんな答えが返ってきます。

何を指導しても暖簾に腕押しだった経営者様が
初回指導から数えて4回目の今日
大きな変化を見せてくれました。

宿題であった昨年の売り上げの分析がしてありました。
日々の仕入れと売り上げの対比表がありました。
お店の改装のための見積書がありました。
お店の中の商品も若干ですが「らしくないもの」が減りました。
もっと変わりたいもっと変わりたいと前向きの言葉が聞こえてきました。

なんだか
やれそうな気がする~っ♪

何か一つを変えると自信がつくようです。
最初に変えたところは店内の掃除でした。

本当に何でも良いのです。
とにかく動いてみる
そんなところからさかな屋のオヤジさんが劇的に変わっているのですから…。

何かを変えてみる・・・。
やってみたいですね。
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