日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

BMWにぶつけちゃった・・・orz

2006-07-31 | 危機管理
ぶつけたといっても正面衝突や側面衝突、ましてやオカマ(追突)ではありません。
ほんのちょっと(私の主観)サイドミラー同士が接触した程度なのですが・・・。
私の車は、サイドミラーにクレヨンの先っぽほどの傷
BMWはサイドミラーのガラスが本体から外れてしまっていました。
お互いスピードを出し、こちらは路肩に電柱、BMWは住宅からお尻を出している注射中の車があるという状況で、擦れ違おうとしたことが接触の原因です。

今から数年も前のことです。

なぜ、今頃になってそんなことを思い出したかというと
最近の自身の運転が「おじいさん運転」になってきたことに気づいたからです。
我が社は本線に入るのに約100メートルの幅員6メートルの道路を走行しなければいけません。
その道路を走行すると決まって対向車があります。
その対向車が、たとえトラックであろうと、大型車であろうと、軽四であろうと
必ずといって良いほど私が路肩に車を止めています。
たとえ私に優先権(?)があろうとです。
だいたい5台に3台ほどの割合で何らかの感謝の意を表してくれます。
そのときはチョッと「止っていて良かった」なんて思ってしまいます。
しかしそれ以上に、車同士接触することなどほとんど無いことが重要です。
こちらが止っている訳ですから、対向車が飛び込んでこない限りは
双方ぶつかりようが無いのです。

まだチョッと早いような気もしますが「おじいさん運転」を続けていこうと思います。
安全第一ですもんね。
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千円札は拾うな

2006-07-31 | 乱読・積読
著 者    安田 佳生 
発 行    2006年3月10日 第8刷発行
発行所    サンマーク出版 株式会社
価 格    1200円+税
お勧め度     
感 想    久々の良書です。千円札を拾おうとすると視線が低くなってしまい世の中が見えなくなってしまう。従って、千円札は拾っちゃいけない。
至極簡単な理論です。
本書の著者安田氏はワイキューブという人財採用コンサルティングを主とした企業の社長です。社内にワインバーを設置したり、従業員のための服のブランドを立ち上げたり、企業は従業員の働きによって成り立っているということを実感し、従業員のモチベーションを引き上げることに注力しています。
ちょっと視点を変えると、人生も企業も面白い動きができるかもしれませんね。
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マザーテレサ

2006-07-30 | つれづれ
先日、ある番組でマザーテレサの足跡を紹介していました。
晩年彼女はノーベル平和賞を受賞するなど
全世界の人々に愛を注ぎ込んでくれました。

その番組を見ているうちに
自分自身が恥ずかしくなるような話がありました。

彼女は死ぬ瞬間に一つだけ財産を持っていたそうです。
それは二枚の着替えだったそうです。

自分の身も心も恵まれない境遇の人たちのために注ぎ込む慈悲の心は
我々凡人にはなかなか持てないのかもしれません。
日々、もっとおいしいもの、もっと新しいもの、
もっとカッコイイもの・・・こんなことばかり思っているわけですから
持てなくても仕方の無いことなのかもしれません。

心は使えば使うほど成長します。
そして他人のために使うお金もまた人を成長させます。
しかし、お金は無駄使いをすればするほど無くなり、心を荒廃させます。

自分がこの世を卒業するときには制約があります。
死後の世界には財産は一切持っていけないのです。
できるできないは別として、
高い意志を持つことは大切なことのように思います。
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安定は下落の兆候

2006-07-29 | 危機管理
企業はまさに息つく暇がない。
新商品を開発し、売り出し、やっと日の目が当り始めたら
ライバル会社や大手がドーンと対抗商品を出してきます。

やっとの思いで売上を確保し始め、ホッとしようと思った瞬間の
集中砲火には、立ち直る気力さえ奪われてしまいます。

100円ショップの脱100円戦略があります。
ガソリンスタンドの脱ガソリン販売があります。
建設会社の脱建築の動きがあります。

これ等は何故起こるのでしょうか?
答えは簡単、売れ始めたら商品寿命の最後が見えてくるのです。
今までは商品一品一品でしたが
現代はその業種によって寿命が見えてくるといっても過言ではありません。
少し前の「商品サイクル」は、
現在では「業態サイクル」といえるかもしれません。

今儲かっているから対策を打たなくて良いのではありません。
儲かっているからこそ次の一手を探し始めないといけないのです。

せっかく景気回復と言って喜び始めた矢先に
こんなことを言わなければいけないほど
現代の経営は厳しい環境にあるといえます。

安定し始めたときこそ次の一手を打ちたいものです。
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賃貸と所有の判断基準

2006-07-29 | 税金・節税・資金繰り
一戸建ての住宅が欲しい。
自己所有のマンションが欲しい。

我々日本人は、何故か自宅の「所有」に拘ります。
早い人は20才台で、立派(?)な借金持ちになっていたりします。

自宅を所有することの危険性について考えて見ましょう。
①価値の目減り
②周辺環境の変化
③家族構成の変化
④経年劣化
⑤維持管理費(小修理、固定資産税、火災保険など)
⑥移転の窮屈さ

どうでしょうか?
昨今、犯罪が多発しています。
犯罪(特に殺人)があると、その周辺は目も当てられません。

つい先日まで自宅は所有するものという感覚が強かったのですが
「所有」することの危険性を考えると
「賃貸」も良いのかもしれません。

賃貸は
①転居可能
②頭金(入居時)が少なくて済む
③常に新しい場所に住める
④家族構成に囚われない
⑤借金が要らない
⑥不動産の価値に囚われない
など、結構良い部分がありそうです。

これからは所有と賃貸とどちらが良いかじっくり考えるべきですね。
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粉飾決算のツケ

2006-07-29 | 経営改善
今年5月から再生を前提とした会計顧問をし始めた会社があります。
昨年一年間で一億にも届こうかというほどの赤字会社です。

さすがに資金が足りません。
従前の顧問税理士は「黒字決算を組みましょう」の一言・・・。
それに加え「黒字じゃないと融資を受けられませんよ。」
なんてもっともらしいことを言うものですから、
社長も「本当にこれで良いのでしょうか?」と質問してきました。

私は
①債務超過は2年で解消
②十年以内の借入れ返済
③単年度の黒字化
④赤字経営の責任の所在の明確化
⑤過去の悪習の排除
これを条件に「赤字決算」を推奨しました。

「本当に大丈夫なんですか?」社長は心配そうに聞いてきます。
「あとは社長のやる気次第で決まります。」と私
「じゃあ、赤字を曝け出します。」と社長

結果、単年度一億、債務超過○千万円の決算書が出来上がりました。
昨日、今後の資金繰りを含めメイン銀行と借入れ交渉を社長がしてきた結果、

「支援します。」の快諾を受けることができました。
「本当の会社の状況を出し、改善が既に始まっているのに
見放すことはできません。」とも言ってもらえたようです。

これに対し、粉飾決算が続いている企業も新規にコンサルティングに入りました。
金融機関からは「実態が分からないと融資できない。」と言われてしまっています。
債務超過策の提示もしました。
資産売却案も提案しました。
社内改善も進んでいます。
それでも、決算書にウソがあるのです。

粉飾決算がいけないことはずいぶん浸透してきました。
しかし、粉飾決算のツケを理解している社長はまだまだ少ないのも事実です。

粉飾決算、徹底排除ですね。


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すわっ!クレーム!?

2006-07-27 | 危機管理
久々にヒヤリとした事件がありました。
当社の申告が関与先様に不利益を与えたのではないかとの
クレームがある関与先様からあったのです。
もしも当社が誤りを犯したことになると
ゆうに百万円を超える損害賠償が発生する可能性があります。

クレームのお電話をいただき
早速申告書の控えを見て真っ青になりました。
重要な判断が必要な事項なのに
私の承認印がない・・・。
にもかかわらず、過去との申告とは異なる方法を
採用しての申告をしていました。

やってしまったか!?
そのような思いで、不利益を与えたと判定(説明)した
行政機関へと確認に行きました。

担当窓口で詳細を伝え、関与先様が窓口へ訪れた際の状況を確認しました。

結果は、窓口の説明に曖昧さがあり、
関与先様が不利益を被ったと判断されたようでした。
後日、明確な回答を連絡いただくことを話し、窓口を離れました。

その後、関与先様へ事情を説明しに訪問し
明日以降、結論が出る旨お話をし、
不利益は被らないであろう事のお話をさせていただきました。

夕方遅くに社内で前年までと異なった処理を確認した職員が分かり
「所長(私)に言われ、行政機関の窓口で確認した結果、
関与先様に有利なこと(節税)はあっても
不利益は一切無いことを確認しました。」との返事をしてくれました。

そうです。
過去の申告方法とは異なる条文採用のため
行政機関に事前確認してあったのです。
残念ながら、その確認が書面に残っていなかったのです。
せっかく確認してもらったのに
社内で検討したことの確認用紙を作成していなかったのです。
(実際、そのような確認用紙もないのですが・・・。)

一本のクレームのお電話のおかげで
当社の不備がまた一つ発見されました。
感謝感謝です。
今日にでも検討事項確認用紙の作成をしようと思います。


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架空請求!?許せん!!

2006-07-26 | つれづれ
何故か借入れをするとDMが増えます。
今日も㈱三菱DCキャピタルという会社からDMが届きました。

このような葉書が届くと必ず家庭内に波風が立ちます。
「どこで借りたの?」
「いくら借りたの?」
「何に使ったの?」・・・

ごめんなさい。
借りました。
呑み代
博打

・・・

こんなことでも言えるなら
身に覚えが有るということになります。
ところが季節的なものであったり
事業資金を借りたとき
カードを切った時などに限られるとしたら・・・。

お分かりですよね。
情報漏えいということになります。
どんなに末端の方で意識していても
入り口で対応を間違えられるとどうしようもありません。

情報漏えいを言われて久しくなります。
どの企業にとっても情報漏洩は命取りの課題です。
是非とも、対策を取っておきたいものです。

それにしても架空請求は、許せん!!
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倒産軌道の自覚

2006-07-25 | 経営改善
質問です。
次のようなお店は良いお店でしょうか?
①店員の愛想が悪い
②魅力ある商品がない
③高い
④古い
⑤店内が乱雑

では次の質問です。
上記①から⑤に該当する店は、黒字だと思いますか?

最後の質問です。
上記①から⑤は、あなたのお店とどこが違うでしょうか?

どうでしょうか?
あなたのお店は本当に黒字の要素を持っているでしょうか?
また、発展して行けるでしょうか?

自分は倒産しないという自信があるなら
是非とも①から⑤を全部クリアして欲しいものです。
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適応力

2006-07-25 | 経営改善
来月からまたガソリンが値上がりするようです。
軽油に至っては、昨年からたった一年で
約1.5倍の価格になってしまっています。
これでは運送業界は壊滅してしまうのではないかと思えるような状況です。

テレビやラジオ、新聞では値上がりするガソリン代で
家計がピンチと唄っています。
しかし、運送業にとっては
リストラで何とか浮かした筈の経費が
すべて燃料費の高騰で打ち消されてしまっています。
家計の中のガソリン代どころではありません。

このような状況にも拘らず、
大手の運送業者は目立った値上げを実施しません。
大手の下には下請け業者がいるのにです。
誰がこの燃料費の高騰を吸収しているのでしょうか?
あまりにも経済がねじれてしまっています。

お金を払う者が価格決定件を持っていますから
下請け業者は死ぬまで値下げと戦わなければなりません。

これでは古くなった車両の入れ替えさえできない有様です。

日本全体が悪いお手本であるアメリカの経済に近寄ってきています。
日本に短期決戦は似合わないのです。
日本らしさである長い目で見ることも必要な状況です。
是非とも下請け業者さんには値下げに応じないで頂きたいものです。

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小さな企業の大企業病

2006-07-23 | 経営改善
いわゆる大企業病があります。
企業が大きいことで企業の発展が止まるどころか
逆に衰退してしまう病気です。

我々が普段目にする中小零細企業の方が
最も大企業病が蔓延っている様に思えます。

我が社はこれで良いんだ
既に一回やったことだ
ウチが最高なんだ

こんなことを言っているから『不振』から脱出できないのです。
不振の芽は『変わらないこと』にあるのです。

コスト削減をしましょう・・・これ以上出来ない
新製品を作りましょう・・・ウチには余力がない
人材教育をしましょう・・・そんな時間はない
もっと営業強化しましょう・・・売り込む商品がない

ちょっと変えてみませんか?
何でも良いのです。
昨日とは違う何かを行動し始めるのです。

大企業病は変わりたくない病です。
あなたの会社も大企業病ではありませんか?
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捨てるが勝ち

2006-07-23 | 自己啓発
整理整頓の必要性は過去に何度かお話しました。

整理とは捨てること
整頓とはいつでも誰でも取り出せること
単なる整列ではないことは
もう「耳タコ」状態だと思います。

今回は、もう一歩踏み込んで
会社での仕事にその範囲を広げたいと思います。
忙しい忙しいを口癖にしている人に限って
他の人を認めようとしない傾向があります。
他の人を認めないから
なんでも自分でやらないときがすみません。
自分でやるから、できなくても言い訳ができてしまったりします。

自分の仕事を捨ててみませんか?
もちろん、放棄しましょうと言っている訳ではないのですから
勘違いは禁物です。
自分がやるべき仕事とそうでない仕事を区分けして
自分がやるべきでないものは徹底的に他人にやってもらうのです。

えっ!
そんなことをしたら人を雇わなければいけないって?
雇ってください。
ただし、現在いる部下で間に合わないならです。
まず、今いる部下の大半は自分の実力の半分も
力を出していないことが多いのです。
やり方がまずい、やらせ方がまずいからできていないのです。

「自分の仕事を部下にやってもらうと自分のやることがなくなってしまう・・・。」
なんて声が聞こえてきそうですが、
それが実態なのです。
自分の仕事だと思っているもののほとんどが
他人の仕事だったりします。

捨てるが勝ち!
一度、仕事の棚卸しをしたいですね。
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時給アップ大作戦

2006-07-23 | 自己啓発
自分の価値を測る手段に給料や年収の高低があります。
年収が高いということは自分の価値もそれだけ高いということになります。
ここで惑わされてはいけないことがあります。
単に年収が高いというだけでは本当の価値は表せないということです。

同じ年収3000万円といってもその内容に大きな差があるということです。
方や一年間に200日しか働かなくて3000万円の年収
方や一年間に365日働いての3000万円だとすると
一日8時間労働を前提にすると、
前者は時給18,750円
後者は時給10,274円
なんと後者は時間当たりにすると、半分ちょっとの稼ぎしかないことになります。

ここらで自分の時給アップを図る工夫をしたいですね。
その為には自分の仕事のたな卸しをしたいですね。
自分の仕事を見つめなおすと
時給が上がらない原因がたくさん出てきます。

自分の仕事のたな卸しをして
自分の価値を上げて行きたいものです。
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顔は誰に向けるのか?

2006-07-22 | 危機管理
もう聞き飽きたと言えるほど企業の不祥事が頻発している。
既にニュース性は無くなったと思われるシンドラー社製のエレベータ事故
人命を軽視し続けたパロマ
名前に驕った(?)トヨタ・・・
枚挙に暇がありません。

これらの企業に共通しているのは何でしょうか?
大企業?
確かにそうかもしれません。
これらの企業に共通しているのは
人命軽視、即ち会社の中に顔を向けているということです。
企業に働く人間の基本は、顔は外に向けることなのです。
いつの間にか利益優先
上司の顔色伺いが横行し
一番大切なお客様にソッポを向けているということです。

お客様で企業は成り立っています。
お客様を大切にできない企業は
必然的に退場処分を受けるのかもしれませんね。
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言いなり

2006-07-21 | 危機管理
企業倒産が増えてきました。
金融機関の不良債権処理の最終局面が2008年3月末に迫ってきたからです。
金融機関にとって足手まとい(?)になるところは
順次、退場処分させていこうというものです。

最近金融機関への返済がキツイという相談が多くなりました。
事業不振から返済資金の捻出が困難になっているためです。

金融機関は貸し手の論理
企業側は借り手の論理で事を運ぼうとします。
もともと立場が正反対の両者ですから
方や「返せ」
もう方や「返せない」の連続です。

しかし、多くの場合
借り手側は自分のギリギリの局面まで
返済をしようとします。

返せないのに無理をして返してはいけません。
特に遅延損害金に充当するなんてもっての外です。
返せないなら返せないと言わなければいけないのです。

もちろん交渉は大切です。
しかし、返済計画も無いまま
ただむやみやたらに「返せない」のオンパレードでは芸がありません。
金融機関のツボを押さえ、借り手責任を果たす中で
自分なりの主張をしていくのです。

返せないなら返さない
そんな勇気も持ちたいものです。

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