日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

喉元過ぎた?JALのキャビンアテンダントたち

2006-12-20 | 危機管理
羽田から小松に向かいJAL便を使いました。
年間50回ほど出張で飛行機を利用する私は
現地での仕事時間を長く取れるJAL便を利用する事が殆んどです。
しかし、今晩のキャビンアテンダントたちの動きには目を疑いました。
手抜きが多いのです。
ここ暫く、JAL叩きがなくなったせいか
当たり前にするはずの安全確認ができていなかったのです。

お客様を安全に到着地まで送り届けるという気が無いように見えました。
飛行機を到着地に飛ばすのが目的であり
お客様は「モノ」として扱っているようにしか見えませんでした。
飛行機事故や手抜きであんなに報道され、
企業の資質まで問われていた時のあの緊迫感はどこへ行ったのでしょうか?


搭乗開始が若干遅れたものの、お客さんが遅れる事も無く
順調にフライトの準備が進んでいるかのようでした。
しかし、何かがいつもと違っているのです。
勿論、今日はちょっとゆったりしているJシートが
取れなかったせいもあるのかもしれません。
しかし、それだけではなくキャビンアテンダントたちの動きがおかしいのです。

何人ものキャビンアテンダントたちが毛布を持ち、新聞を持ち
声をかけながら通路を歩いているのですが、お客様を見ていないのです。

皆が皆ではないにしろ、多くのキャビンアテンダントが前しか見ていない
いつもならしつこい位にするはずの頭上の物入れの閉まり具合も
手での確認どころか目視も怠っていたのです。

結果、私の前のシートのお客さんはシートを倒したままだわ
動き始めたら直ぐに頭上の物入れが勝手に降りてくるわ
物入れが降りてきているのに放置しているものですから
乗客が立ち上がって物入れを閉めるわ散々です。
滑走路を走り始めて何分も経たない段階ですから
キャビンアテンダントが閉めるべきだったのではないでしょうか?

何が本物なのかを教えないから
何が当たり前なのかを教えないから
継続する事に意義があることを教えないから
喉元過ぎれば熱さを忘れる日本人らしさが出てしまうのです。

JALの皆さん
あなたたちはモノを運んでいるのではない
ヒトを運んでいるのです。
心ある仕事をしてください。
心が無い仕事は、世間から排除されてしまいます。
当たり前のことを当たり前にする。
基本はいつまで経っても基本です。
絶対手抜きはしないで欲しいものです。
コメント (2)
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Wiiリモコン集団訴訟に見るアメリカ型経済の終焉

2006-12-20 | つれづれ
開いた口が塞がらないというのはこの事でしょう
アメリカでWiiリモコン集団訴訟が起きたといいます
既に日国内でも対応しているように
脆弱であったストラップの無償交換がなされている最中
リモコンが原因で器物を破損したなどとして訴訟が起こされています

アメリカには弁護士の良心などという物は、全く無いようです。

アメリカは
ハイエナ集団か!?(タカ&トシの口調で)
少しでも取れる可能性のあるものはドンドン訴訟を起こす。
それは反省しているいないに関わらず
取れる可能性が有るか無いかのみで判断されます。

我々日本もアメリカ同様、資本主義社会です。
欧米を真似て、結果ドンドン良い文化を忘れて行ってしまっています。
農耕型経済で分かち合いながら生計を立ててきた私たちが
力づくの経済である狩猟型経済を真似てはいけなかったのです。
まさに「足るを知る」経済だったはずです。

恐いアメリカ型経済をこれ以上真似てはいけません。
日本をアメリカ企業やファンドの草刈場にしてはいけません。
アメリカだって保護貿易を平然とやっています。
我々日本も良いものは取り入れ
悪い物は絶対に日本に入れさせてはいけません。

剥奪するのはギャングです。
そんな経済にはしたくないですね。
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