10月1日までは夏だったが、2日からは秋になったようだ。
日較差が大きい気温ではなく、太陽光の影響を受けない露点温度(Dew point)を見るとその変化がはっきりする。
我が本駒気象台の観測グラフ(右図)によると、9月30日〜10月1日の間はほぼ同じ露点温度(22℃付近)だったが(この間気温は大きく2回上下している)、2日の明け方前に一挙に8℃下がって14℃になり、日の出を迎えた後も(気温は上がるのだが)、むしろ露点温度はさらに低下している(2日の1個目の縦破線は午前8時)。
前の記事(暑さ寒さも彼岸まで)で示したように、露点温度20℃のラインが、夏と秋との境と見ていた。
実際、夏のじめっとした空気から秋のさらっとした空気に入れ替わった感がする。
ちなみに厳冬期になると、露点温度は日中でも0℃を普通に下回る(→降水時の露点温度の挙動)。
ということで、露点温度は今後は下降トレンドとなる。