今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

良導点測定器と電子鍼

2018年11月24日 | 健康

『黄帝内経』を始めとして人体での”気”の流路である経絡を勉強していると、ただツボ(経穴)を押すだけでなく、鍼を打ってみたくなる。
といっても鍼灸治療は高いので、なんとか自前でできないだろうか。

素人として必要なのは、まずは正しい経穴の位置を知ること。
本には詳しく書いてあるが、個人差もあるはず。

そこでノイロメーターなる良導点測定器を買った。
最近の”計測マン”としては、計測の対象が生体に向っているのだ。
買った製品名は「ココロケーター」というもので(心にロケーター=電位計をかけている)、
皮膚の電気抵抗が弱い箇所を電気的に検索するもの。

マシンに接続した金属棒を片手に握り、もう片手でペン状の検索機を皮膚に当てる。
抵抗の弱い箇所にペン先が当るとブザーが鳴る(度合いに応じて音量が変わる)。
実際、百会印堂湧泉(下線は経穴名、以下同)などのメインのツボでは大きく鳴る。
指先の井穴(気が出入りする穴)も鳴り、手のひらでは労宮以外にも手相の線に沿って鳴る。
ただ合谷では鳴らなかった(これは個人差か)。
脚では鳴る場所がかなり限られる。
そのうちに、それぞれの経絡に沿って自分なりの良導点を探索してみたい。 

さて、これで終りではない。
その鳴った場所にすかさず、電子鍼を打つ。

いわゆる鍼(針)は衛生上からも素人は使えないが、電子鍼なら、皮膚に当ててスイッチを押すだけ。
ビリっという電流が経穴から離れた経絡にまで響く。
経絡を刺激する分、押すだけの刺激より響きがいい。 

私が買った「みずほ電子鍼」は電気刺激の強度を制御できるので、指先の井穴などの敏感な所では弱く、
体幹部の鈍感な所では最強(15000V)にする。

電気抵抗の弱い箇所に、電流を打込むことで 外からの電”気”が体内の気を刺激するというわけだ。
人体電動観の私にぴったりの処方だ。


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