先月末に「猛暑の予感」をここでしたのだが、いっこうに梅雨は開けない。
これはひとえに前線を北へ押し上げる小笠原高気圧が弱いため(Nステの予報士は、
前線の北側にブロッキング高気圧が停滞しているために前線が北上できないと説明していたが、押し上げる方の問題が根本的原因)。
そもそも猛暑予想の論拠は、上層のチベット高気圧が東に発達して、
日本の南にまで達していることだったが、これが予想に反して地上の高気圧を強化しなかったわけ。
なんで小笠原高気圧が弱いのか。
私だけでなく、情報元の気象庁もその原因は不明だという。
予報士の説明を聞いたFキャスターは「地球温暖化のせいでは」と安易に言うが、
科学的には温暖化の影響はもとより、温暖化のメカニズムすら確証されていない
(二酸化炭素排出量が増えると温暖化するというのは仮説の1つにすぎない)。
科学のスイを尽しても、自然現象の具体的な予測は難しい(地震予知も)。
予想がはずれるたびに、自然の複雑さ(=神秘)について謙虚になる。
やっぱ長期予報は、カオス理論によって「不可能」と証明されているだけある。
これはひとえに前線を北へ押し上げる小笠原高気圧が弱いため(Nステの予報士は、
前線の北側にブロッキング高気圧が停滞しているために前線が北上できないと説明していたが、押し上げる方の問題が根本的原因)。
そもそも猛暑予想の論拠は、上層のチベット高気圧が東に発達して、
日本の南にまで達していることだったが、これが予想に反して地上の高気圧を強化しなかったわけ。
なんで小笠原高気圧が弱いのか。
私だけでなく、情報元の気象庁もその原因は不明だという。
予報士の説明を聞いたFキャスターは「地球温暖化のせいでは」と安易に言うが、
科学的には温暖化の影響はもとより、温暖化のメカニズムすら確証されていない
(二酸化炭素排出量が増えると温暖化するというのは仮説の1つにすぎない)。
科学のスイを尽しても、自然現象の具体的な予測は難しい(地震予知も)。
予想がはずれるたびに、自然の複雑さ(=神秘)について謙虚になる。
やっぱ長期予報は、カオス理論によって「不可能」と証明されているだけある。