今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

Last Onsen(Hot spring)

2006年12月27日 | 温泉

年の瀬のこの時期に温泉に行ってきた。
行き先は準定宿になった北軽井沢のホテル。
といってもたった一泊で往復新幹線、立寄る先もないので旅情は味わえないが、
温泉とバイキングの夕食を楽しみに、いちおう「一年の疲れ」を取るのが目的。
それと、とりあえず仕事がないので、いつもの部屋に籠っての原稿書きや資料読みの代わりに、賀状書きに専念する予定。

夕食は団体客のため予約した内容の変更を提案された。
変更先はメインディッシュを選択して他はビュッフェバイキング。
ピアノの生演奏があるちょっと高級のレストランで(浴衣は×)、
同じバイキングでも雰囲気も料理も一段高級だったので満足。
やはりいくら食べ放題でも安っぽい料理だとありがたみ無いもんな。

といっても、従業員はまだ高級レストラン対応の修行中なようで、注文したグラスワインをもってきたウエイターが、私の左右のどっちにグラスをおいたらいいか迷っていた。
すると横に着いていた先輩格の従業員がマニュアル通り右側に置かせようとしたので、私は自分が左利きであることを示して左側に置かせた。
作法って形式的マニュアルじゃダメなの。
作法の真髄は「時宜によるべし、人によるべし」(小笠原流礼書の常套句)だからね。

夕食を挟んで賀状書きをこなした。
あいにく南岸低気圧の接近で雨が降り続いて(夜中に雷鳴)、せっかく積もった雪を溶かしてしまったが、翌朝見たらさすがに浅間山を覆う雪はそのままだった。

翌朝、晴れた中10時にチェックアウト。
でも立寄る先がないので昼前の新幹線に乗る。
終点の東京駅で降りて中央郵便局で賀状を投函。
やはり旅情を堪能する暇はなかった。


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