”真正パワースポット”として私が唯一認定している茶臼山のカエル館(長野県根羽村)には、毎年 GW明けと冬季閉鎖前の今頃の2回訪れている。
毎回2泊して天上に開けた茶臼山高原を堪能するが、主目的はやはりカエル館。
その名の通り本来は生きたカエルの展示館だが、館内とその周囲に幾つものパワースポットが発見されてからは、そちらを目当てに来館する人たちが増えて、今では常連客がパワーを実感しに来る。
来館頻度で言えば私は彼ら常連の足元にも及ばないが、パワーの客観的計測を担当していることで、私が訪れる時は館長がそれを事前に告知して、常連客と親しく交流する。
ただしパワーの物理的計測はこれ以上測りようがなくなり、生体反応に重点を移しているのだが、温感のサーモグラフィ以外、特にビリビリ感の客観的計測ができずに困っている。
皮膚表面の静電位は変化ないことが確認済み※で、体表の特定部位の電流も計測してみたが、こちらは個人差とその個人の部位差が大きすぎる。
※:来館者が感じるビリビリ感は、昔のブラウン管テレビ画面の表面に手をかざして感じる感覚に等しいので、まずは静電気の存在を疑う。館外の「ビリビリ苔岩」ではより多くの人がその感覚を得る(もちろんそこの静電位はない)。
私個人の関心が、スピリチュアル方向に向かっていることもあって、ここでの反応が霊視のような現象と共通点があるかもしれないと思うようになってきた。
ただし反応者の頻度が、霊視では100人に1人いるかどうかなのに対して、ここでの生体反応は100人に50人もいて、ずっとハードルが低い。
しかも最近では、拘縮した筋肉が動くような劇的な現象が発生している(ただし帰宅すると元に戻るという)。
霊視と同じく、その感覚の存否は当事者が制御できない。
そして感覚・反応の種類※と強度は個人差が大きく、個人でも変容することがある。
※:気功における気感の種類(温感,冷(風)感,ビリビリ感)とほぼ対応(唯一,空気圧感は報告されない)。私自身”気”を出せるので、空気圧感を含むこれらの気感は自分で任意に内側から出せる。ちなみにカエル館内のパワーの第一発見者は気功家。
またカエル館はいつの間にか、パワーストーンの展示場にもなっていて、石のパワーについても常連さんたちと話が弾む。
10月30日の館内は10℃以下で、ストーブを点けてもらっても脚が冷えた。
カエル館は次の日曜が最終日で、冬季閉鎖中はカエルを持ち帰って下界で冬を過ごさせるという。
来年春に訪れる時は、筋肉の硬度計を装備して来ようか。