長野県根羽村月ヶ瀬にある大杉は、県内第一の巨樹(天然記念物)で、一見の価値がある(写真)。
国道沿いにトイレ付きの駐車場があり、そこから歩道の吊り橋を渡って行ける。
私は幾度も訪れているのだが、以前、この大杉に立ち入らないよう取り囲む縄張りの静電位が異常に高いことがあった。
今回(昨日)、再び測ったら、縄張りの大杉に近い南半分(駐車場から行った場合左半周。写真の杭が映っている部分)の上下2本平行に張ってある上の方の縄の静電位が異常にマイナス側に高かった(イオンバランスを見ると、電荷のほとんどがマイナス)。
普通、屋外の空気中の静電位はほぼ0(kV)で、水が落ちる流れの近くだと若干マイナス側にブレる程度。
測器を縄の上から大杉に近づけると0に近づいたので、縄そのものが静電位をもっているのがわかる(下の縄も0)。
材質上静電位をもっても不思議ではないが、発生した原因がわからないし、また縄張りの残り半分の静電位は0に近い(これが正常値)ので、一部だけ静電位が高いのが不思議。
大杉に近づきたい見学者の服が擦れたのかなぁ。
大杉そのものの値でないので、大杉のパワーとはいえないが、このように物理的パワーが偏っている場所であることは伝えておく。