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今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

正月休み最終日の外出

2020年01月06日 | 生活

世間は”仕事始め”となる月曜だが、私は明日がそれなので、今日は正月休みの最終日。
インフルエンザの影響からは遠のき、熱は平熱に下り、食欲もある程度回復。
ただ、節々の痛み(特に睡眠中)は残り、気管にはまだ痰が溜る。
ということもあり、床から出た3日以降も外出は控え、年末・年始に録り貯めた「バス旅」(オリジナル+Z)を観ていた。

正月休みの最終日は、天気もいいので、気温の高い昼過ぎに外出。
まずは地元の鎮守様(天祖神社)に初詣。
例年なら元日の朝、羽織・袴姿で真っ先に訪れた場所。
せめて正月気分が残る松の内に来たかった。
といっても「初詣」の幟(のぼり)があるだけで、境内は閑散。

明日の朝使う新幹線チケットを買いに駅に行き、帰りに第二鎮守の八幡神社に詣でる。
こちらでは、近所の会社の初詣が行なわれていて、スーツ姿の団体が社殿内で神事を受けていた。
これこそが、日本の仕事始めの風景。

神社並びの東覚寺は”谷中七福神”の1つ(福禄寿)で、東京でもっとも由緒ある七福神巡りのスタート地点。
この巡礼期間はもうしばらく続く。
そして、この寺でもう一つ有名なのは、赤紙仁王。
すなわち体の悪いところに対応する仁王の部位に赤紙を貼ることで、平癒を祈願するというするもの(幼少時、姉の腹部の出来物がこれで見事に治ったのを記憶している)。
実は、私がインフルエンザにかかった後、2世帯同居する16歳の甥が私と同じ A 型のインフルエンザに罹ってしまって、今でも寝込んでいる。
世に出回っているインフルエンザの治療薬は、ティーンエイジャーには行動異常の副作用があるので、彼らには効く薬が限られる。
私が寝込む前後には甥とはまったく接していないので、どこで感染したかわからないが、
とにかく甥の平癒を願って、インフルエンザウイルスの感染部位である胸部に赤紙を貼る(赤紙は寺務所で購入)。
門前の赤紙仁王は、すでにいつも全身に赤紙が張り尽くされている。
なので、既存の赤紙の上に自分がもらった赤紙の糊のついた部分を貼り付ける。
不動堂を守護する仁王は左右二体あるので、右の像から貼り、次いで左の像の同じ部位に貼る(と指導された)。
右が優先なのは、インド式だ。*

まだ本調子ではなく、明日からの仕事に差し障りがあるとまずいので、かくして外出も以上の最小限に抑えた。

*と病み上がりの頭で書いたけど、考えたら、仁王は門番なので、内側の本尊(中尊)の視点から見るべきだ。それだと、参拝者にとっての右側は左側(客位)、左側は右側(主位)になる。つまり中国(陰陽)式の左優先。