今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

嬉しさも中くらいなり10連休

2019年04月25日 | 歳時

皆さんは、きたる「10連休」をどうすごすご予定か。
わが勤務先も、土曜に授業がなければ、そして5月6日の月曜は授業日なので(月曜に授業日数が足りなくなるため)、
月曜にも授業がなければ、10連休となり、私も該当する。 

正直言って、長過ぎるよね。
春と秋に5連休ずつ宛てがわれてくれたら、嬉しかったのに。
10連休は5連休の2倍嬉しくはならないのだ。
「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」 という至言どおり、
人間の身心は最適値のある二次曲線で変化するのであり、
クソ単純な直線ではない、ということを為政者はわかってほしい。

すなわち、長過ぎるとあれこれ弊害が発生するので、
ありがたいのは半分であって、残り半分は、生活物資の調達や時間の使い道などいろいろ困ることになる。 
経済的にも、余暇による消費が活発化しそうな反面、仕事という経済活動自体が停滞するおそれがある。

かくいう私は、旅行の予定はあえて立てない。
どこも混んでいるし、第一宿代がバカ高いうえに予約も取れず、そもそも一人客は受け付けてくれない。
しかも往復の交通も混んでいて、いい事ない(私はGWでなくても連泊できる)。
昔だったら、残雪の春山に登って、下界の混雑からは脱出できたが、
今はそれが出来ない体になってしまった。

なので、たまった仕事を、どんどん10連休に放り込んでいる。
そう、皆が観光地に繰り出している間に、秘かに仕事を片づける、これが私の予定。
かくして私自身は消費を控える期間となるため、経済の停滞の方に貢献してしまう。

ところが、私の”仕事場”である国立国会図書館がなんと自ら9連休となる(休日が休館日)。
行き場がない

実家にいると、幼稚園が休みの4歳の姪の遊び相手をさせられることは必定(たぶん「プリキュア」ごっこ)。

国民を一斉に過分に暇にさせるこの政策の犠牲者が、ここにも出現してしまうのだ。