今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

星5つレビュー(評価)に対する評価

2019年04月12日 | 生活

私はネットで製品やサービスをレビュー(評価)する場合、
満足していても★5つは付けないことにしている。
つまり、たとえ欠点がみあたらなくても★4つを最高としている。
職業柄、年中”採点”をしている者として、
冷静なればどうせ欠点の1つくらい見つかるものなので、
冷静さを欠いた反応は控えたい。
それに、なにより、★5つはやらせと区別がつかない。

言い換えれば、他者の★5つレビューを私は信用しない。
実際、ネットで購入すると、業者から★5つの評価を依頼するメールが届くことがある。
そして★5つにすると何らかのサービスを提供してくれるところさえある。
そういう場合、たとえその商品が気に入っても、私はレビューそのものをしない
(そういう依頼メールがこなかったら★4つで讃めたのに…)。

私のようなひねくれ者は珍しいようで、最近どうも安易な★5つが目につく。
みんなそんなに規準が甘いの? 
それとも利益誘導に弱いの?
中には、日本人らしいネームなのに不自然な日本語で、情報量に乏しい讃め言葉で★5つの場合もあり、
さすがにこれはやらせとわかる。

一方、★1つも眉に唾をつけて読む。
こちらはライバル側による誹謗中傷の場合があるからだ。

そもそも同じ製品やサービスに、★1つと★5つが併存しているのがへんだ。
実際、両者の内容は互いに矛盾して、同じ商品に対する評価とは思えない。
なので少なくとも片方はやらせか誹謗中傷と判断したいが、どちらがそうなのかは判断材料がないので、両方とも参考としない。

それに、利害関係と無縁であったとしても、
極端な評価をする人というのは、思考や判断あるいは態度が歪んでいる可能性が高い。
つまり、極論的な評価は、利害や判断の歪みが作用しているため、情報的信頼性が劣るわけで、無視しても支障がない。