今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

湯村山?

2015年12月27日 | 山歩き

湯村ホテルをチェックアウトして、まっすぐ帰るのはつまらないので、

温泉街の北にある湯村山(446m)に行く。
高度差はないが、下から見上げると確かに山っぽい。 

温泉街からの正規ルートは北から大回りする感じなので、
南麓の湯谷神社経由での近道を示す道標をたよりにそちらに向った。

ところが、頼りにしていた道標は神社を過ぎてからは途絶え、立派な舗装道路に出てしまい、こちらもそれ以上の大回りになっている。

不安になって地元の人に道を尋ねると、この道路をのぼって道の終点りから山道が始まるという。
山道に入っても道標はなく、落ち葉に覆われたかすかな踏跡を辿る。
ほとんど道なき道を高みに向って進み、 >なんとか山頂部?の四阿に達した。

展望を期待したが、富士山方面以外は疎林に遮られている

ただ、山頂部一帯は武田信虎(信玄の父)が築いた城跡でもあり、井戸跡や金毘羅様の石祠がある。

考えてみれば、今年は1つも山に登らなかった。
山を好きになった中学1年以来、初めて。

そこで問題となるのは、この湯村山(446m)は”山”に入るか否か。
確かに山と名がついており、実際登った。 
ただ形状は山とは言いがたいし(この写真を見て、皆さんはこれを”山”と見なせるか)、そもそも登山としての態度で臨んでいない(私にとって”山”は、きちんとルートを選定して、地形図を携帯して、山靴履いて、昼食と非常食と雨具を入れたザックを背負って登る処)。

ということで、”山城”には入れていいが、登山の対象としての”山”には入れないことにする。
下っても左膝の靭帯がまったく痛まなかったのもその証拠のひとつ。 

ということはやはり、今年は1つも山に登らなかったことになる。