今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

国会図書館のアドバンテージ

2014年02月24日 | 東京周辺

私は東京で研究や授業関係の仕事をする場合、ノートパソコン(以下、ノーパソ)を持ち込んで使える都立中央図書館(渋谷区広尾)か国立国会図書館(千代田区永田町)のどちらかでやる。

以前は、ノーパソ使用可のエリアの広さで中央図書館を主に使い、そこが休館の時だけ国会図書館を使っていたが、最近は使い方が真逆になった。

国会図書館の新館でのノーパソエリアの拡大と机の使いやすさのためである。

その他に食堂のメニューの多さ、家からの近さも国会図書館にアドバンテージがある。

そして、そのアドバンテージが更に増した。

国会図書館で公衆無線LANサービスが開始されたのだ。

すなわち、ノーパソで作業するエリアで無線LANが自由に使えるのだ。

館内で簡単に申込をするだけで、手持ちのノーパソ、タブレットが接続できる。

これでWiFi機器を携帯しなくてすむ。

中央図書館でも4階のフロアでは、ユーザーが加入しているプロバイダの無線LANサービスは使えるが、そうでない人は自前のWiFi機器を携帯する必要がある。

さらに水を開けられたな。

国会図書館の唯一にして最大の弱点は、空調が弱いこと。

夏は暑く、冬は寒い。冬は厚着して入館すべし。

 

そもそも、日本は公衆無線LANのサービスをもっと大々的に拡大すべきだ。

それが情報大国の底上げに繋がり、新しいサービス創業のインフラとなる。

旅先でもビジネスホテル以外だと無線LANのサービスがない(外国客から評判悪い)。

情報インフラは道路や水道のように公共的価値があるのだが、

その認識がまだまだ低い。

世代間ギャップも大きいし。

その後の比較は、「国立国会図書館vs都立中央図書館:その後」(2015年5月2日)の記事へ。