今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

休日をこのようにすごす

2014年02月15日 | 生活
何もすることがない土曜。
出かける用事がないので、日がな一日室内に籠ろうかと思ったが、
2つの理由で、外に出ることにした。
1つは、ずっと室内にいてはエアコンの電気代がかさむ。
2つめは、運動不足になってしまうため。

先週の浜名湖の宿でタラバ食べ放題を満喫した私の体重は、
通常より2kg多い74kgになった。
これは日頃の増減の範囲内なので、簡単に減らせる。
9日の院入試の時は、昼食の弁当が出たので食べたが、
10日から今日まで、朝は味噌汁2杯、昼は抜き、夕食は普通通りという
いつものダイエット生活に戻したら(実はそれ以外にも寝る前にスナック菓子を食べている)、
昨晩で70kgを割った(毎晩、スナック菓子を食べているのにだ)。
60kg台になるのは、日頃の変動範囲を脱したことを意味する。
これは新しいゾーンだ。
なのに、今日怠惰にすごすとそれがオジャンになりそう。

というわけで、特に2つめの理由で、
2キロ先のアピタ(大型ショッピングセンター)に歩いて往復することにした。
しかも、片足ずつに1kgの重りをつけて。

なぜアピタを目指したかというと、近所では売っていない”抱きまくら”を探すため。
なぜ抱きまくらかというと、
独り寝の寂しさを忘れたい、というエロティックながらみじめな理由ではない。
睡眠時無呼吸症なので、仰向けで寝ると呼吸が止まってしまうから。
横向きで寝ればその心配がないのだ
(無呼吸症は、中枢が原因の場合は肥満でなくても発症する)。

かくも深刻な理由なのだが、抱きまくらはそこらのスーパー程度ではなかなか見ない。
ネット通販だとすぐに見つかるのだが(なぜか女性が抱いている姿ばかり)、
家にいないので宅配は受け取りにくいし、
勤務先に配送してもらうのも恥ずかしい(独り寝の…という理由だと思われてしまう)。
というわけで、有ればラッキーという期待しない気持ちで行った。

果たして、水色の、すなわち女性用と限定されない抱き枕が1980円で売っていた。
合わせてカバーも買った。

ついでに、館内の書店で、新書を2冊買った。
書店で本を買うなんて、久しぶり。
最近はAmazonばかりだから。
この変化は、私だけでないので、近所に書店はもう存在しなくなった。
そういうこともあり、外出したら現存する書店で本を買うことにする。
今回買った本は、
『元素図鑑』(中井泉)。
これは各元素を個別にきちんとわかりやすく説明している。
鉱物の元素はカラー写真付き。
これって、この世に生きる人間にとっては必須の教養書だと思う。
今まで無かったのがおかしいくらい。

それと『炭水化物が人類を滅ぼす』(夏井睦)
これはもちろん糖質制限の本。
私のダイエット法は全体的な量の制限であって、糖質にしぼっていない。
それでも減らすべきなのは糖質であるとは思っている。
ただ、麺類(ラーメン、蕎麦、パスタ)が大好きで、ジャガイモもレンコンも好きで、
ビールとワインも好きな私にとっては、
これらを退けることは精神的ストレスが大きいだろう。
今の方法でうまくっているし、ストレスもまったくないのだが、
一応糖質制限の理論を知っておこうと思って買った。

アピタ内では、名古屋商科大学の軽音楽サークルがジャズを生演奏をしていた。
音楽は生演奏に限る。
売り場は3フロア程度だが、なるほど休日はここで時間をつぶせる。
大型ショッピングセンターは、専門店の集合体でもあり(個人店舗の集合体ではないが)、
商店街をフロア化したものだと、抱き枕を抱えながら思った。
往復4kmの重りをつけた徒歩を含めて、3時間弱時間をつぶせた。
懸案の抱き枕も手に入り、運動にもなり、こうして記事にもなった。