今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

10年ぶりの歯科

2011年08月01日 | 生活
実家で蕎麦を食べ終わって気づいたら
奥歯にかぶせていた金属が取れてなくなってしまった。
蕎麦と一緒に呑み込んでしまったのだ。

実は、この金属が奥歯から最初にはずれたのは数カ月前。
でも手でかぶせるとぴたりとはまるので、その状態にしておいた。
それがなくなった今の奥歯は、大きく穴のあいた状態(昔の虫歯治療の跡)で、
当然、冷たいものはしみる。

こうなってやっとふんぎりがつく
歯医者に行こうと。

歯医者にはかれこれ10年は行っていない。
マメな人は、歯石などを取りに定期的に通うのだろうが、
私は歯に我慢できない痛みがないと、どうも行く気がしない。

それに10年も行っていないと、知らぬ間に自分の口腔内で恐ろしい事態が進行しているかもしれないのだが、
その不都合な現実に直面させられるのもこわい。

家族がすでに通っている近所の歯科医に行った。
やはり、詰め物の下の奥歯は、少々ながら虫歯が進行していた(詰め物がゆるかったせいか)。
それだけでない、まったく自覚症状のない上の親知らずも虫歯になっているという。

さっそく、奥歯の虫歯治療にとりかかる。
口をあんぐり開けて、あのいやな高速回転音が耳近くから出るのを、ただ無防備に聞くしかない。
この完璧な無防備状態で、歯医者になされるがままというのが、どうもつらい。
それに歯の治療時って、どうしてもあの一瞬だが全身がのけぞるほどの刺すような痛みを
過敏に待ちかまえてしまう。
もっとも、麻酔が効いていたので、待ちかまえていた痛みを体験することはなかった。

今日の治療で、ヤマを越した。
次回は金属をかぶせるだけ。