今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

昼の照明

2011年04月09日 | 生活
東京では、駅を始め公共施設などのいたるところで、照明が落とされている。
ちょっと雰囲気的には暗くなるが、それで不便ということはない。

今の東京にいると、そもそも昼間に照明はどれほど必要なのか、あらためて問いを起こさせる。
そこで思い出すのは、今月6日に新入生の遠足で行った”明治村”(愛知県犬山市)の一番の名所である”帝国ホテル”(重要文化財)。
このホテル、フランク・ロイドライト設計の大正時代の建築なのだが、オープン翌日のM7.9の南関東大地震(関東大震災)にも耐えた優れもの。

館内はちょっと薄暗いが、入館して分かるのは、自然光を上から巧みに取り入れて、昼は照明をできるだけ使わずにすむという設計になっている。

明るい昼でも照明を必要とするというのは、そもそも生活場面としては不自然だ。
私も授業をやる教室では、今まで何も考えずに照明をつけていた(外光の明るさとの対比によって、教室内が実際以上に暗く感じていたためかも)。
これからは机上の照度を計測して、勉学に不要なら照明をつけないようにしたい。

もちろん、夜も「昼と同じ明るさ」を追求する理由はないはず。
夜は暗くなりすぎない程度に明かりがあればいいのではないか。


テレビが紹介しない節電法

2011年04月09日 | 生活
節電に効果的でありながら、節電を呼びかけているテレビ番組が絶対に勧めない方法がある。
それは、「できるだけテレビは見ない」という方法。

われわれは、これをまずは実行しよう。
用もなくテレビのスイッチを入れることをやめ、
家での暇つぶしは読書かおしゃべりに費やする。

テレビを時計代わりにするのはもってのほか。
ニュースは新聞かネット、あるいは携帯ラジオから。
どうしても映像を見たければ、携帯のワンセグで見る。
すなわち消費電力が低い選択肢をいつも選ぶようにする。

だから音楽鑑賞もアンプとオーディオスピーカを使わず、iPodからヘッドホンで聴く。
廊下の電気は消す(私は人が通る時だけ点灯するセンサーを買った)。

日本人が好む部屋全体を照らす天井灯は少なくとも個室には不要で、
照明は頭の位置にあればよい(電球は蛍光灯かできたら LED)。
パソコン画面の輝度は見にくくならない程度に下げる(目にもよい)。

トイレの洗浄器も、夏なら、温水や便座のヒーターも不要。

調理は電子レンジやオーブンを使わず、ガスコンロで。

下着や靴下など小さい衣類は洗濯機を使わず、
手洗いの方がかえって丁寧で簡単(私は連泊の旅先でいつもそうしている)。