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今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

パソコンが突然死

2018年01月18日 | パソコン・メディア

週末東京の実家に帰り、火曜に名古屋に戻って、会議を終えて帰宅し、スリープ状態のMacBookProの電源を入れた。
いつもなら、すぐに画面が明るくなるのに、真っ暗のまま。

再起動してみたが、まだ真っ暗。
うんともすんとも言わない。

いろいろトライして、起動音は鳴るまでになったが、その後「?」マークが出るだけ。
外付けのメディアからも起動できない。

完全にお手上げなので、翌日、このブログで紹介した修理業者に問い合わせた。 
症状からSSDかロジックボードの不良で、交換修理が必要とのこと。

幸い、日常のデータはクラウド経由だし、タイムマシンでシステム一式を定期バックアップしている。

それに研究室に使っていない古いMacBookが ほとんど同じ環境(OSのバージョンも)でおいてある。
違いはブルートゥースが使えないくらいで、モニターの差し込み口も同じなので、それを名古屋宅に持ち帰って、ほとんど不便なく使っている(久しぶりにUSBケーブルでつないだマウスとキーボードを使用)。
古い機種なので反応の遅さはいかんともしがたいが、今の時期、帰宅後はメール確認とネット閲覧程度なのでたいした支障はない。

それにしても、故障の予兆は全然なかった。
ソフトで自動監視しているのに、それにひっかからなかった。

こういう事態になって痛感するのは、予備に使えるパソコン (ほとんど同じ環境・性能)を常に用意しておくべきこと。
一見無駄なようだが、仕事と日常の情報行動に差し支えるので、この保険は必須だ。 
情報理論でも、冗長性(情報の重複)は情報の確実性を保証する役割がある。
無駄は必要なのだ。 


MacBookAirのバッテリが

2016年06月18日 | パソコン・メディア

今年の1月、愛用しているMacBookAir(2011年製)のメニューバーのバッテリの所を開くと「バッテリの交換修理」という表示が出た。
マシンのバッテリを自動的にチェックして、異常が出たらこのような表示が出るようだ。

といっても、電源を外してもしばらくもつし、実際にいますぐ交換が必要という事態ではないようだ。
そもそもAirのバッテリは素人が簡単に交換できるものではなく、交換するバッテリが市販されていない。

信頼している修理業者に見積をとってもらうと、割引を入れてくれて13000円ほど。
しかも浅草橋にあるオフィスに持込みなら、当日中に交換してくれるという。

これに気を良くして、春休みにでも交換しようと思って、そのままにして、とうとう6月になってしまった。

ふと気がつくと、「バッテリの交換修理」の表示が消えている。

市販の診断ソフトでバッテリをチェックすると、冬の頃より電圧が上がっていて、バッテリの健康状態が「標準」になっている。

バッテリの健康が回復したのだ。
なにもしていないのに。

気候が良くなったせいだろうか。
マシンにも”自然治癒力”があるのだろうか…
いずれにせよ、いいことだ。


SV600で厚すぎる書籍を電子化する場合

2015年07月11日 | パソコン・メディア

富士通のScanSnap SV600は、他のページスキャンのように本を破壊する必要はなく、普通のコピー感覚で紙資料を電子書籍化できる優れもので、われわれ研究者には必須であり、また日本発の画期的デジタル製品として高く評価している。

ただ、困ったことが起き、試行錯誤して解決したので、報告しておく。

図書館で購入している雑誌は、ある程度たまると合冊されて、通常の書籍以上に分厚い冊子となる。
その合本された雑誌の一部をSV600でスキャンしたら、次の不都合が発生した。
①スキャンする紙面の高さがぐっと上昇するため、紙面に当たる光が強すぎ、文字が薄くなってまったく読めない。
②スキャン上から雑誌の輪郭が歪むので、いつもなら問題ない紙面の境界が認識されず、ページごとに紙面境界を手動で設定しなくてはならない。

いずれも冊子の厚さがマシンの想定(3cm)を大幅に超えたための現象だ。
②は手動の手間がおおいにかかるだけだが、①は文字が読めないので致命的。

翌日、時間をおいたせいで、頭がリセットされ、解決策が難なく思い浮かんだ。

①は、厚さによって紙面が上昇した結果光りが強すぎたのだから、光源から紙面の距離をのばせばいい。
マシンの下に厚めの本を差し込んで、マシンの高さを上げた。
これで光対策はOK。

②の開いた時の紙面の歪みは、薄い側にこれまた厚みのある本(ただし冊子の幅から出ではならない)を差し込み、水平に近くなるよう歪みを補正した(自動補正可能の範囲内にもっていく)。
これでいつものように問題なくスキャンできた。


Mac版FlashPlayerがインストールできない場合

2015年04月13日 | パソコン・メディア

わがMac(Yosemite 10.10.2)のiMacとMacBookの両方で最新のFlash player(ver17)がインストールできないトラブルに見舞われた。

症状としては、
インストーラのダウンロードと解凍は問題なく、インストーラをクリックすると「開いてよろしいですか?」という窓が出て、「開く」をクリックする。
ここまでは正常。
ところが、この後出るはずの「変更を加えようとしています。…パスワードを入力してください。」の窓が出ないまま、ウンともスンともいわない。
つまり、作業が停止してしまう。
もちろんインストーラは実行されない。

ネットであれこれ探ったが、一発で解決することなく、探索を繰り返してやっと解決できた。
その手順を紹介する。
●下記のサイトから、「DMGインストーラーのダウンロード(システム管理者向け)」をダウンロードし、それを解凍してインストーラを使ったら無事インストールできた。

http://www.adobe.com/jp/products/flashplayer/distribution3.html


Facebookやめた

2014年08月19日 | パソコン・メディア

Facebookから自分のアカウントを解除した。

同窓会ツールとしては役に立ったが、その同窓会自体がメールで連絡がくるから支障ない。

やめた一番の理由は、とにかく情報量がないこと。

そう思っている人が大多数だと思う。

このメディアの性質上、情報量のないメッセージしか載せられないようで、そういう自分自身つまらんメッセージしか載せられなかった。

つまり自己表現ツールとしてもダメ。

なので、近ごろはまったく開かないでいたのだが、
たまに友達からメッセージが来るので、リプライしないといけなくなる。
メッセージなら普通にメールでもらった方がいい。

一番嫌なのは、見ず知らずの人からの「友達申請」。
アクセス可能を”友達の友達”に限定していたのだが、友達基準がゆるい友達がいると、そこから友達になりたくない人がアクセスできてしまう。

私は知らない人とは友達になりたくない!

…この本心がわかって、自分は本質的にFacebook向きでないことを確信した…

でも友達申請を承認しないと申し訳ない気になってしまう。
これがまためんどくさい。

なので自分が身を引くことにする。

Facebookは個人ではなく、組織・団体のアピールなら、web設計も不要なので、敷居が低いかもしれない。

そういうわけで「小笠原惣領家礼法研究所」のページは残しておくので、こちらは末長くよろしく。


図書館でのノートパソコンでの作業姿勢

2014年04月26日 | パソコン・メディア

週末、東京で仕事(研究、講義準備)をする時は、ノートパソコンを持参して図書館で作業している。

ノートパソコンは携帯に便利だが、実は長時間の集中作業としては、身体的に使いづらい。

私も含めて、図書館でノートパソコンを使っている人の多くは、頚椎を思い切り前傾して、画面を上からのぞきこむような姿勢になってしまう。

すると、頸の筋肉が凝るし、目も思いっきり画面に近づけて良くない。

そうならないよう、気がついたら意識して足を前方に投げ出して、お尻を座面の前方にずらし、背中を思い切り椅子の背もたれに着けて、上体を机から離して作業をする。

こうすれば、目と画面との距離が離れ、見下ろす角度も小さくなる。

だが、この姿勢とて、楽でない。

実は頚椎の前傾角度は、全然変わっていない。

変わったのは上体が後傾しただけなのだ。

なので結局、頸は凝る。

ということは、これでは根本的な解決にはならない。

問題の原因は、ノートパソコンの画面の低さにある。

椅子をやめて、自分の方が床面にしゃがめば、卓上のノートパソコンと同じ目線になれるが、これでは両腕が上ってキーが打つ手が疲れる。そもそもこの猿みたいな姿勢は人様に見せられるものではない。

ノートパソコンを卓上で高くすればいいのだが、それだけだとキーボード部分も高くなって打ちにくくなる。

なので、まずはキーボードを外付けにするしかない。

画面を高くするには、館内に腐るほどある分厚い本を本体の下に重ねるの手っ取り早いが、それをすると図書館の人に叱られる(その本を読みたい人に迷惑でしょ)。

分厚い本を自分で持参するくらいなら、折畳みの書見台を持参して、ノートパソコンの角度を拡げてそれに立て掛ければいい(倒れないようそれなりの強度が必要)。

すなわち、ノートパソコン以外に、外付けキーボード書見台を余分に持参するのだが、
そうした方がいいと、疲れた頸をさすりながら思った。
なんで、今までこれを考えなかったんだろう。

※数日後、上の通り実行してみた。

パソコンでキーボード以外の操作(Macなのでトラックパッド)も必要なことを失念していた。

なので、トラックパッドを操作すると、上のセッティングだとやりにくくなり、結局もとの使い方に戻ってしまった。

外付けマウスを追加すると、なんだか重装備になってしまう。

※マウスを持参して再度トライした記事⇒5月3日


Macの修理はここ

2013年11月17日 | パソコン・メディア

今年研究費で買ったMacBookPro15インチ Retinaの
そのRetinaの美しい液晶が破損した。
保証期間内だから無料で修理してくれるものと思いアップル・ストアに問い合わせたら、
液晶はあろうことか最初から保証外で、しかも修理代が11万円を超えるという。
本体で19万だぞ。この値段は絶対納得いかない。

そうこうしている内に、研究室のiMacの内臓ハードディスクが壊れた。
Time Machineでバックアップがとれていない時に限ってこうなる。
起動はするもんだから、データはあきらめて
(大事なデータはクラウド化してあるから無問題)、
HDD内を消去してシステムをクリーンインストールした。
そして、アプリなどを他のMacから移行しようとすると、毎回そこで頓挫する。
この作業を研究室にいる間ずっと続けていたが、とうとうHDDが認識不能になった。

でも本体は問題ないので、HDDの交換だけでこのマシンは使えるはず。
HDDを買ってきて自分で交換しようと思ったら、
このマシンは素人ではほとんど無理だとわかった。
要するに、手元の二台のMacが要修理ということ。

さっそく、ネットで修理屋をさがした。
検索にヒットした上からサイトを開き、これはと思う店に電話をかけてみる。
だいたい値段に差がなく、
iMacのHDD交換は、HDD込みで5-6万かかり、Retinaの液晶はアップルスストアと同じ。
中には、校費(翌月後払い)が利かない店もある(法人客はターゲット外なのか)。
二台合わせて、16-7万。
研究費の残額をオーバーするし、新品のMacが1台買える。
特にRetinaの修理が安い所がないか、「retina」をキーワードに加えて、ほとんど期待しないでさらに探す。

そしたら、Retinaを修理した画像をアップしている所があった。
その値段が信じられない安さ。
半信半疑で、今年のMacBookPro15インチのRetinaの液晶であることを明記して、
交換修理の値段をメールで問い合わせた。
そしたら、その返事は、修理代込みで37000円 !?
15インチRetinaの液晶だぞ。原価割れしてないか?
ついでにiMacのHDD交換の値段もきいてみた。
すると修理代込みで16800円!
計56400円 他の1/3。

半信半疑のまま、そこに修理を依頼すべくクロネコ便でマシンを送った。
その6日後には二台とも完璧に修理されて戻ってきた。
しかも、サイトにコメントを入れると返送料無料(これはキャンペーン中だから)。
感謝感激!
探してみるものだ。

そこは、千葉県の「イノベーションステージ」という会社。
マンションの一室がオフィスらしいこじんまりした会社だが、
サイトを見ても技術には自信のほどがうかがえる。
ここのサイトは、営業より技術を重視している姿勢がわかる。
そして何より、この良心的な値段。
Macが専門らしいが、他メーカーにも対応している。
これからはここに決めた。


Facebookから離脱中

2013年11月09日 | パソコン・メディア

最近、facebookを開かなくなっている。
もともとSNSには興味がなく、ブログで不特定多数に一方的に発信するのが性に合っているのだが、
確かに、やりはじめの頃は「友達」が増えるのが楽しかった。

ただ、「友達」にしたからって別にリアルな関係に変化がないし、
そういう意味のない「友達」を増やすことが面倒になってきた。
一度、メンヘラっぽい♀(友達の友達だった)からの友達リクエストをOKしたら、
facebook上の「友達」の意味を理解しておらず、粘着されて困った(アク禁にした)。

教訓:友達リクエストしてきた人の友達関係をチェックしよう。
facebookレベルでの「友達」がほとんどいない人は、リアルの友達がいない、なんらかの問題ある人かもしれない。その人は、fecebook上の「友達」に過剰に接近してくるかも。
ただ、友達リクエストを断るって、相手と共通の職場・学校だとなおさらやりにくいんだよな。

私にとっては実際には遠い「友達」たちの、今日のランチは何食ったとかいう、
どうでもいい(情報量のない)記事は読む気も起こらないし、
友達が増える分、この手の意味のない記事が増えるだけなので、ますます開く気をなくす。
ネットで時間をつぶすなら、2chとか価格comでも眺めていたほうが楽しい。
自分自身も少ない「友達」だけが相手では、記事の発信し甲斐を感じない
(そりゃ、私の記事も情報量ないのはわかっているけど)。

というわけで、実質的には卒論ゼミの閉じたグループの連絡用のみに使っているが、
学生にfacebookの登録を強制して、
私と同じような不快な思いをさせるのもよくないと思うようになった。
来年からは、ゼミの連絡も学内のシステムを使うことにしよう。

もっとも同窓会的使い方はそれなりに意味がある。
あと「小笠原惣領家礼法研究所 直門小教室」のfacebookをHP代りに開設している
(アクセスしてください m(_ _)m)。

ちなみに、昨年度の卒論ゼミでは、学生たちのLINEに参加したが、
とても会話についていけず、すぐに脱落した。

マイペースで生きるのが一番幸せだ~。


iPadmini生活

2013年04月28日 | パソコン・メディア

iPad2とiPodtouch4を併用していた私がiPadminiを買ったら、
ほとんどminiだけで済ませる生活になった。
すなわち、外出中のポッドキャスト聴き、電子書籍閲覧、そして授業でのkeynoteプレゼン、
会議中のメモなどすべてiPadより軽く・touchより大画面のminiで済ませるようになった。

とりわけ、繁華街への買物や行楽の外出時には、歩行中のポッドキャストと乗り物内の読書用として
touchと本の2つが必携だったが、
本を電子書籍化(自炊)することで、文庫・新書よりかさばるハードカバーの単行本を幾冊も読めるようにして
touchよりバッテリが長持ちするminiに一本化できた。

iPadはその大きさと重さゆえ、鞄なしの外出には向かないが、
miniなら腰にシザーバッグつければ携帯できる。
保護と節電に必要な蓋付きのカバーは、かさばらず・軽い必要があるため、
革の分厚い高級品は却って不向き。
秋葉にあった999円の安物で充分
(半面用のmini用のカバーなら100円ショップで買える)。

実際アップル社の売上げが減ったのは、高精細なiPad4より、利益率が低いminiが売れているため。
かつては鞄に必携だったiPadは、今では寝床でのビデオ観賞用(iTunes経由)に、
それ以上に必携だったtouchは車での音声再生機用にと特化している。


AppleMapの酷さ

2012年09月22日 | パソコン・メディア

自他共に認めるAppleファンである私だが、
かといってApple製を無批判に礼賛するような”信者”ではない。

そしてApple以上に”地図好き”としては、
今回のiOS6にGoogleマップに入れ替わって強制的にインストールされた
Appleの地図は、許せない。

商品として未完成という以上に、商品化してはならないレベル。
誤りに満ち満ちた地図なんていうのは、「使えない」のではなく、「使ってはならない」もの。
ジョブズが生きていたら、こんな事許さなかったろうに。

それに、アウトドア派として、地形図表示がなくなったのも許せない。
単なるカーナビ地図に成り下ろうとしている(道路表示のうるさいこと)。
OSに組み込まれているので削除できないのも不快感を増す。
このままでは、iPhone5の商品価値を大きく落すこと必定。
Googleマップを返してくれ
(web版のGoogleマップをデスクトップに貼り付けている)。


外付けHDDのロック(アクセス権)トラブル解決!

2012年07月21日 | パソコン・メディア

実は、先々週、Macの外付けHDD内全部のアクセス権を開放の方向に変更しようとしたら、
なぜか、そのHDDがロックされ、アクセス権が「カスタム」となって変更できず、
HDD内のデータにまったくアクセスできないトラブルに見舞われていた。

そのHDD内は、元々最新バックアップ用で、さらに多くの動画ファイルが保存してある。
まずは、アップルのサポートサイトの「ディスカッション」のページで検索したが、不得要領。
ただ、MacのターミナルアプリでUNIXコマンドを使えばなんとかなりそうなので、
ネットでググってみた。

すると、king_of_subcultureなる人の「Ani-came!」というブログサイトに「Mac OSX 10.5.6(Leopard)のカスタムアクセス権解除に苦労しました」という記事があり、ピッタリの解決法が書いてあった!
そこの指示通りに、
chflags nouchg /Volumes/ハードディスクの名前
sudo chmod 1775 /Volumes/ハードディスクの名前
と、2回にわたってターミナルでコマンドを打ったら、見事に直った!

king_of_subculture氏のブログに感謝のコメントを書きたくなったが、
(私なんかとくらべてはるかに)律義に丁寧に返答してくれるのがかえってお手数をかけるようで心苦しいので、
ここに引用して、感謝の印としたい。
ありがとうございましたっ !! 

ホント、ネットは衆知の集合体で役に立つわ。


クラウドサーバの使い勝手比較:訂正

2012年06月30日 | パソコン・メディア

パソコンは持ち歩かず、持ち歩くのはiPadだけ。
でも東京でも名古屋でもファイルは共用し、いつも最新版に同期してほしい。
これを実現してくれるのが、無線環境を前提としたクラウドサーバだ。

AppleのクラウドサービスMobile Meが今日で終了するので、
昨日のうちに新サービスiCloudに乗り換えた。
OSがLion(10.7)でないと使えないと表明していたので、ここまで使わないできたが、
実際には、10.6のOSでもicalは問題なく使えた。
ただiDiskのデータ同期はできなくなった。

実は、MobileMeが使えなくなる代りに、Mac3台+Win3台(いずれも気象観測用)+iPad間でデータを共有できる
無料クラウドサーバサービスをいくつか利用してみた。
それぞれ一長一短があり、メインに使うには問題があったので以下に紹介する。

Dropbox
使い勝手は一番いい。
MacでもMobileMeより同期が早く、以前のファイルを復活できる(らしい)点もいい。
なので、更新頻度が多い「よく使うファイル」専用にしている。
Windowsマシンとの相性もいいので、気象データの保存に使っている。
欠点はもちろん容量の少なさ。
今どき無料の2GBでは、本格的なサーバすなわち、バックアップ用も兼ねた業務用としては使えない。
せめて5GB使えればうれしいのだが…。

Sugarsync
無料で5GBなので、Dropboxの代りになるかと思った。
パソコン間の共用サーバとしてのみ使うので「マジックブリーフケース」に、あちこちのマシンからどんどんファイルをぶち込んだ。
ところが、同期するとファイルがダブルらしく、ファイル容量が5GBを越えて、警告がでる。
サービスに問い合わせたら、全てのマシン内の保存フォルダを空にしてやりなおす必要があるらしい。
Dropboxではそんな必要ない。
それに直観的な操作・管理ができないのでめんどくさい。
なので容量オーバーのままにして、使わなくななった。

SkyDrive

転送ファイルの容量に制限があるので、利用しなかったが、無料の容量が7GBが魅力でユーザ登録した。
さっそく共用サーバとして使おうと、フォルダをどんどんアップロードした。
7GBもあれば、問題ない。
ところが、ファイル名に「:」などの記号が使っているものは「問題がある」と指摘される。。
私は、ファイルの注釈用にファイル名にその記号をよく使う(たとえば電子書籍ファイルでは「書名:著者名」という形式にする。
どうやらアップロードは無事になされるが、×印がついてしまう。
一番の問題は、MacOSは10.7以上でないと使えない点。
なので、しばらくは使えない。

Nドライブ
iPadアプリの方を最初にダウンロードした。
ただいまだにβ版だという(一向に更新されない)。
20GBもあるので、もしかしたらこれだけですむかもしれない。
パソコン上では、アップロードした後にあらためてサーバへの転送作業がなされるので、時間がかかる。
それにマシン内にはデータフォルダが作れないので、ネットに接続していないとまったく使えない。
いいかえるとネットの向うのサーバがいかれたらデータはおじゃん。
一番の欠点は、iPadでファイルをダウンロードしても、他のアプリでは開けないので、電子書籍は読むに耐えず、授業でつかうKeynoteファイルも開けない。
iPadで一番使えないので、パソコン間の共用サーバにのみバックアップ用として使っている。

Pogoplug
無料スペースは5GBだが、今年1年は計20GBつかえる。
それだけでない。
機器に8000円かかるのだが、ネットにつながっているマシンを通して、その機器に外付けHDDをつなげれば、それがクラウドサーバに使える。
すなわち、5GBだの20GBだのというケチなレベルではなく、 数百GBやTB単位のクラウド空間を確保できるのだ。
NASなんいらない。
ただ、もともと個人所有のHDDに保存するのでは、ディスクの寿命等に信頼性がないから、
業者のサーバをクラウドに使いたいという意味もあるので、中心に使うのは20GBにした方がいいと思っている。
とはいっても数百GBの大容量のサーバを専用できる魅力は大きく、しかも動画ファイルの無線ごしの再生もなんとかなる。
というわけで、昔はDVDにしていた動画ファイルの保存先に今のところしている。

容量の点で、ここがベストになったらいいのだが、
重要な問題が最初から発生していた。
ファイルのサーバ(20B,HDD双方)へのアップロードが失敗するのだ。
すなわちアップロード中にエラーが出て作業が中断されてしまう。
設定やファイル側の問題ではない。
特定のファイル形式やファイル容量には関係ない。
その証拠に、数度トライすると、成功する。
すなわち、確率50%くらは何度もアップロード作業を繰り返してやっと成功する。
フォルダ単位だと失敗率が高い。
これでは使えない。
iPadとの相性も悪くないのに惜しい。
サービスに問い合わせているが、結局、アプリの更新を待ってくれという。
もちろんパソコン内にはフォルダは作られないので、ネット環境外ではファイルを使えない。

こういう状況なので、最後の頼みになるのはGoogleドライブ(5GB)か。
ただ「統計情報を送信する」にはチェックを入れない。


見捨てられるファイル形式

2012年06月09日 | パソコン・メディア

土曜の今日、パソコン内の特定のファイル形式のファイルを全変換する手作業に費やした。
といっても今日一日では終わらなかった。
Mac一筋の私は、過去の画像データはpict形式にしてあり、作画(ドロー)データはApple Worksのcwk形式、
またデータベースもいくつかはApple Worksで作成していた。
ところがアップル社は、自社のpict形式、そしてマイクロソフトのOfficeに対応するApple Worksのファイル形式を見捨てた。
すなわち、これらのファイルが開けなくなりつつあるのだ(現在インストールしているOS10.6ではpictが開けず、
最新の10.7ではWorksが動かない)。

今年の6月いっぱいでアップルのクラウドサービスのMobile meが閉鎖され、それまでにiCloudに移行しなければならない。
ところがiCloudはpictもWorksも使えない10.7にする必要がある。
つまり猶予は今月いっぱい。
できるだけ汎用のファイル形式で保存しなおしたいが、再利用しやすさを思うと、
Office形式にしまう(そういえばdoc形式もいつまで読めるか)。

いままで使っていたファイル形式がすべて読めなくなる、という恐ろしい事態はこれからもくるだろう。

一番恐れているのは、pdf形式のファイルが読めなくなること。
なにしろ、このファイル形式は、OSを作っているマイクロソフトでもアップルでもない、
そしてGoogleでもない、単なる1ソフト会社のアドビ社によるもの。
なぜ恐れているかというと、”自炊”で紙の本をどんどん電子書籍化しているのだが、そのファイル形式がpdfだから。
はたしてアドビ社は10年後も健在だろうか(なにしろ、Photoshopさえ最近は使わない)。
という懸念もあって、一番大事な本は電子書籍化できないでいる。


MacOS10.7 Lionでできないこと

2011年08月16日 | パソコン・メディア

最新のMacBookAirを購入すると最新OS(Lion)がインストールされている。
一般的には、OSは進化しているほど使いやすいのだが、逆に切り捨てられる機能もある。
以下の点を、アップルストアのテクニカルサポートに予約して確認した
(ちなみに予約時間に5分遅れたばかりに2時間も待たされた)。

1.一箇前のOS Snow Leopardに搭載されていた PowerPC時代のアプリを動かす機能(Rosetta)が削除されてしまった。
なので昔から使い続けている一部のアプリとそれで作ったファイルが使えない。
個人的には、 Apple Worksのドロー(簡単な作図に便利)が使えないのが痛い。
その他ずっとアップグレードしていないアプリ(Photoshop、 FileMakerなど)も有料アップグレードしないと使えない。

2.OSの再インストールは、再起動して隠しボリュームを選んでできるという触れ込みだが、実際には、アップルとつなげるための無線LAN接続が必要で(LANケーブルの差し込み口は無い)、しかも無線LANならどれでもOKというわけではない。
実際、家で使っている環境では使えない。イー・モバイルなどもダメ。
これは要改善だ。(※USBメモリ版が発売されたそうだ。6200円もするが)

特に1.の点で、私にとってはメインのOSにすることはできない。
最低限過去のApple Worksで作ったファイルをすべて移行しないと…。


脱マウスの流れ

2011年08月14日 | パソコン・メディア

iPad(iPhone)に慣れてくると、パソコンの操作時も画面を指で触りたくなってしまう。
目的の挙動と指の動き(操作)がマッチしている方が”思い通り”なので体感的に快適なのだ。
マウスは、キーボードだけの操作よりはそれに近いが、iPadの操作と較べると雲泥の差。

というわけで、自分のパソコン(Mac)もマウスをやめて、 外付けのマジック・トラックパッドに切り替えている
(ノートパソコンにはすでにトラックパッドがついているが、お世辞にも使いやすいとはいえず、かえってマウスを使っていた)。

新OS(Lion)だと、トラックパッド上での指の操作が豊富になり、操作感覚的にiPadに近づいた。
もともとiPadこそ、(1960年代にアラン・ケイが構想した)パソコンの理想に近い姿なのだから、これからはiPadがパソコン(のユーザ・インタフェース)をリードする位置になろう(電子書籍だけの用途ではもったいない)。
文字入力もiPadの方が古くさいタイプライターのキー配列に縛られないので、携帯電話での文字入力に慣れた人にも楽。
実際、 qwertyでのローマ字入力って、もうとっくに慣れたけど、非効率的であることには変わりない。
もっとも20インチ以上のパソコン画面を指で操作するのもこれまた非効率的(実はマウスも非効率的)。
なので、パソコンにはトラックボール(効率的な操作なので一時、愛用)の後継ともみなせるトラックパッドが適しているだろう。