『浣花洗剣録』第3~9話まで見ました。
方宝玉は祖父の仇討ちを誓ったものの、祖父の方針によりこれまで武術を習ったことがありません。で、武林の大侠と名高い「紫衣侯」に弟子入りするため、幼馴染みで「黄河狂侠」王巓の娘・珠児(ジリアン・チョン)とともに旅に出ます。ところが色々あってこの珠児とはぐれてしまい、宝玉は紫衣侯の養女の奔月と出会いますが、珠児はなぜか大臧とともに旅をするハメに……
「紫衣侯」こと侯風は実は宝玉の父の侯淵の弟で、兄嫁の白艶燭に恋慕して彼女を苦しめ、それが彼女の死の一因となったという暗い過去がありました。それからはや二十年。その間に色々と悔い改めたのか、なよなよした優男から武林の好漢の信望厚い大侠へと不自然なまでに転身を遂げています(^^;) 紫衣侯は正派の剣客たちの求めに応じて大臧を打ち破り、その後で方宝玉の弟子入りを認めますが、双方にわだかまりがあるのかなかなか打ち解けません……
一方、大臧は紫衣侯に敗れた後に魔教の一派である白水宮の白水聖母に命を救われますが、この白水聖母こそが死んだはずの母の白艶燭でありました!二十年前に断崖絶壁から飛び降りた後、先代の白水聖母に救われてその後釜になっている模様。しかし彼女は大臧に正体を明かそうとしません。
で、大臧は紫衣侯を国師として迎えるべく中原にやって来た大宛国の王女の脱塵郡主、そしてやはり魔教の一派である青木堡の跡取りの木郎神君と知り合い、それぞれ中原江湖のはぐれ者同士ということで義兄弟の契りを結びます。お互いに惹かれ合っていく大臧と珠児、そして脱塵郡主と木郎神君のカップル。
ということで古龍原作らしく展開が行き当たりばったりのうえに、人間関係が思いっ切り錯綜してます(^^;) 少林・武当を中心とする正派に対し、魔教の方は青木堡・白水宮・火魔神といった勢力に分かれて抗争を繰り広げているようです。
大臧が九つの名剣を探し求めるという話はどうなったのよ!と思いきや、武当派掌門で武林盟主の赤鬆道人の持つ赤霄剣を奪い取るべく決闘を申し込みます。珠児の父親の「黄河狂侠」王巓は正派の領袖ですが、さる黒幕の指令で赤鬆道人に内功を失わせる薬を密かに飲ませるなど、背後で暗躍。この黒幕の正体というのもバレバレなんですが、その辺は次回更新で明らかになると思われ……
方宝玉は祖父の仇討ちを誓ったものの、祖父の方針によりこれまで武術を習ったことがありません。で、武林の大侠と名高い「紫衣侯」に弟子入りするため、幼馴染みで「黄河狂侠」王巓の娘・珠児(ジリアン・チョン)とともに旅に出ます。ところが色々あってこの珠児とはぐれてしまい、宝玉は紫衣侯の養女の奔月と出会いますが、珠児はなぜか大臧とともに旅をするハメに……
「紫衣侯」こと侯風は実は宝玉の父の侯淵の弟で、兄嫁の白艶燭に恋慕して彼女を苦しめ、それが彼女の死の一因となったという暗い過去がありました。それからはや二十年。その間に色々と悔い改めたのか、なよなよした優男から武林の好漢の信望厚い大侠へと不自然なまでに転身を遂げています(^^;) 紫衣侯は正派の剣客たちの求めに応じて大臧を打ち破り、その後で方宝玉の弟子入りを認めますが、双方にわだかまりがあるのかなかなか打ち解けません……
一方、大臧は紫衣侯に敗れた後に魔教の一派である白水宮の白水聖母に命を救われますが、この白水聖母こそが死んだはずの母の白艶燭でありました!二十年前に断崖絶壁から飛び降りた後、先代の白水聖母に救われてその後釜になっている模様。しかし彼女は大臧に正体を明かそうとしません。
で、大臧は紫衣侯を国師として迎えるべく中原にやって来た大宛国の王女の脱塵郡主、そしてやはり魔教の一派である青木堡の跡取りの木郎神君と知り合い、それぞれ中原江湖のはぐれ者同士ということで義兄弟の契りを結びます。お互いに惹かれ合っていく大臧と珠児、そして脱塵郡主と木郎神君のカップル。
ということで古龍原作らしく展開が行き当たりばったりのうえに、人間関係が思いっ切り錯綜してます(^^;) 少林・武当を中心とする正派に対し、魔教の方は青木堡・白水宮・火魔神といった勢力に分かれて抗争を繰り広げているようです。
大臧が九つの名剣を探し求めるという話はどうなったのよ!と思いきや、武当派掌門で武林盟主の赤鬆道人の持つ赤霄剣を奪い取るべく決闘を申し込みます。珠児の父親の「黄河狂侠」王巓は正派の領袖ですが、さる黒幕の指令で赤鬆道人に内功を失わせる薬を密かに飲ませるなど、背後で暗躍。この黒幕の正体というのもバレバレなんですが、その辺は次回更新で明らかになると思われ……