博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

リレー講義

2007年10月29日 | 雑記
本日母校の「関西文化と異文化交流」という科目で、「漢字の伝来と受容」というテーマで講義してきました。この科目は毎回講師が変わるリレー講義というやつで、今回は私の出番だったわけです。ここしばらくこれのための調べ物に追われてましたが、これでしばらく一息つけそうです。
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『楊家将』その4

2007年10月29日 | 中国古典小説ドラマ
『楊家将』第19~24話まで見ました。

楊家軍の奮戦により遼軍は撤退。しかし楊八姐は軍から抜け出して幽州に潜入し、父の形見の金刀を探し求めることに。運悪く遼の部将に捕らえられたり、男装していたせいで彼女を男性と思い込んだ瑤娥公主に惚れられたりと色々あったものの、無事に金刀を取り戻し、木易、すなわち兄の四郎の手引きで瑤娥公主とともに幽州を脱出。

一方、八姐を捜索に出た六郎一行は山賊の孟良・焦賛を配下に収め、また行方不明になっていた兄の五郎と再会。五郎は金沙灘の戦いで負傷した後、五台山の僧侶に助けられ、そのまま出家して修行に励んでいたのでありました。

このように着々と功績を挙げ、陣容を固める楊家軍ですが、好事魔多し。真宗の寵臣の謝金吾は楊家を妬み、真宗にあることないこと告げ口をして、楊家の邸宅・天波府の門前に建てられた太宗御製の玉碑を撤去させてしまいます。潘仁美がいなくなったと思ったら今度はこんな奴が現れ、まさにエンディングテーマの歌詞にあるように「古往今来 毎毎是昏君寵佞臣」なんであります(;´д⊂)

これにショックを受けた佘賽花は病に倒れ、王欽からその事を知らされた六郎は焦賛を連れて密かに都へと戻りますが、逆上した焦賛は「楊家に仇なす奴はこの俺が成敗してくれるッ!」とばかりに謝金吾を斬殺してしまいます。ああ、杜金娥といい、どうして楊家の身内は考え無しに行動する奴らばかりなんでしょうか……

実行犯の焦賛とともに、謝金吾殺害の黒幕として、また勝手に戦場を離脱したことが罪に問われて六郎は捕らえられてしまいます。しかし六郎はこの期に及んでも王欽を頼りにしております…… そもそも謝金吾に楊家を挑発するようけしかけたのがこの王欽ですし、また六郎に佘賽花が倒れたことを知らせて都に戻るよう促したのも彼の策謀だったわけですが、それでもまだ六郎に遼のスパイだという疑いすら持たせないあたり、同じ悪役でも潘仁美や謝金吾とは格の違いを感じさせます(^^;) 蕭銀宗は楊六郎の不在を狙って再び総攻撃を開始しますが……
コメント (2)
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