博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『大漢風』第39話ほか

2007年07月01日 | ドラマ『大漢風』
さっきまでNHKスペシャル『失われた文明 マヤ・インカ』を見てました。3回シリーズの1回目で、今回は亡くなった家族や遠い祖先のミイラを守り神として祀るアンデスの人々の風習や、そういったミイラを大切に扱う風習を政治的に利用したインカ帝国の統治がテーマになってました。何か『新シルクロード』より全然面白いのですが(^^;)

で、今週の『大漢風』であります。今回は広武山での漢楚両軍の対峙がメインで、項羽が劉太公と呂雉を引きずり出してまな板に乗せ、劉邦が降伏しなければこの二人を処刑すると脅しつけたり、劉邦が項羽の十の罪状を読み上げて項羽に胸を射られたりといったエピソードが展開されました。

終始オドオドしっぱなしで、広武山で処刑されそうになった時は息子に降伏するよう訴えかけ、しまいには小便まで漏らした劉太公に対して、ひたすら項羽を罵り、あるいは夫が自分達の命など何とも思っていないと達観した態度を見せる呂雉の姿にはさすがとしか言いようがありません(^^;)
コメント
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