折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

五月晴れの空の下、バラ一番花

2012年05月12日 23時38分21秒 | 立夏

◇ 連休明けの今週は週の半ばは黄砂がひどくて、晴れているのに青空が望めないばかりか、アレルギー性鼻炎と頭痛に悩まされる日が続きました。

  金曜日からは強風のおかげで空気が入れ替わり、土曜日になってようやく五月晴れの空を仰げましたし、気温も20度に届かず、からりと心地よい週末になりました。

  けさは午前7時過ぎで早くも庭は日の光が燦々と降り注ぎ、バラの花も光のベールに包まれているようで、見ている方はとにかく眩しく目がしぱしぱしてしまいます。

  次から次にバラの一番花が咲き始め、まるで今日のこの日にそこに咲くことを約束されたかのように、五月の爽やかな風にゆらり揺れているのでした。

 

□ 五月晴れの空の下、バラの一番花が佳境を迎えています。

 

  

□ ハーロウ・カー (Harlow Carr S 2004 D.Austin England)  左 2012年5月12日 右 5月11日

 

□ 庭の北東方向、赤いバラの見えるところに向かってみると…

 

□ 北東側、定点観察の場所、少しずつ色づいてきました。

 

□ 赤紫のバラ、山吹色のバラが目立つようになりました。

 

□ 一日に一輪ずつ咲いているような…

 

  

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

  

□ ゴールデン・セレブレーション

(Golden Celebration S 1992 D.Austin England)

 

□ アンジェラも花数が多くなりましたし、コーネリアもずいぶん咲き進んでいます。

 

□ コーネリア

(Cornelia HMsk 1925 J.Pemberton England)

 

□ そのうちにアーチの片方、ティー・クリッパー(ER)も開花となります。

 

□ アルバ・セミプレナ

(Alba Semi-plena A before 16th century)

北側には真っ白なアルバ系オールド・ローズも咲いています。

 

□ もちろん、ガリカ系オールド・ローズも開花が進んでいます。

 

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)

 

□ 庭の南東方向に向かうと、アプリコット・ピンク色した一番花。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

□ こちらはかなり眩しい南東一帯、でも清楚なクレマチスが健在です。

 

□ クレマチス・早咲き大輪系「ダッチェス・オブ・エディンバラ」

(Clematis 'Duchess of Edinburgh')

 

□ 南側はまるで光の園のよう、ふわふわの花びら…

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

 

□ この花の昨日5月11日の様子です。

 

□ クロッチ、猫の額の向こうに大輪のバラ、一番花。

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

 

□ クレマチス ・テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」

(Clematis texensis 'Princess Diana')

 

□ 一輪ずつ切り花にしてみました。

アルバ・セミプレナ

カルディナル・ドゥ・リシュリュー

バーバスカム

ヒメウツギ

 

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お気に入りのバラ、咲き始めました。

2012年05月10日 00時05分01秒 | 立夏

◇ タイトルを当初「大好きなバラ」にしてましたが、お伝えしたい気持ちとニュアンスがちょっと違うなあと…。

  バラの花が大好きでそのうちでもお気に入りの品種が咲き始めました、そんな気持ちを表したかったわけです。

  これからそんなバラが次々に咲いて来ると思いますが、今咲いている花を出来るだけご覧いただけたらと思います。

  朝の出勤前にあわてて撮った画像ばかりですが、朝は空気も冷たくピンと張りつめていて、その分バラも目にきれいに映るようです。

 

□ オベリスクに誘引しているお気に入りのバラの開花…。

 

□ ガートルード・ジェキル

(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

 

□ イングリッシュ・ローズの中でもオールド・ローズのような

この花の特に彩りと上品な香りが大好きです。

 

□ 先月咲いた牡丹のすぐ北側でオールド・ローズの開花が始まりました。

 

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)

ガリカ系のオールド・ローズ、この野性味が大好きです。

 

□ 庭の北東側、この中に10品種程度のバラが写っています。

今後、定点観察のように開花の変遷を追いかけてみます。

 

□ 左側は先日開花の始まった、ウィリアム・シェイクスピア2000(ER)

オレンジ色の蕾はアーチに誘引のゴールデン・セレブレーション(ER)

右側のピンクの点やアプリコットの点点は…。

 

□ アンジェラ

(Angela F 1984 W.Kordes Germany)

 

□ コーネリア

(Cornelia HMsk 1925 J.Pemberton England)

まだまだこれから咲き上がるバラばかりです。

 

 

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バラの一番花、品種が増えてきました。

2012年05月08日 23時26分18秒 | 立夏

◇ 昨日は最高気温30.2度の真夏日となりましたが、今日は23.5度でどちらかと言えば過ごしやすい一日でした。

  先日から咲き始めたバラが、少しずつですが開花の品種が増えてきて、花の広がりがようやく感じられるまでになりました。

  前日に蕾がほころび出すと、必ずと言っていいくらい、翌朝には花びらが開いています。

  5月の日付が二桁になる10日以降、一季咲きのオールド・ローズも加わって、一番花の開花ラッシュへと向かうはずです。

 

□ けさの庭で目立ったのは、庭の南側中央のブッシュです。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

庭で淡いローズピンクの代表、朝がとりわけ美しいと思います。

 

□ 先日までこの辺りには、クレマチスのモンタナ・メイリーンが咲いていました。

庭で数少ない深紅のバラ、ゴージャスな趣で登場です。

 

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

ピュアのローズピンクの中輪、これから開花の数が増すはずです。

 

□ 昨日の夕暮れ、開花寸前、妖艶な感じすらします。

 

□ 今朝、ほんわりと開花していました。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

もう何度かご紹介しましたが、

早咲き品種はここまで開花が進んでいます。

 

□  ゼフィリーヌ・ドルーアン

(Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

窓に映る姿、東側ですからこれも朝特有です。

 

  

□ 開花の途中、様々な花の姿が楽しめます。

 

□ ウィンチェスター・キャシードラル

(Winchester Cathedral S 1988 D.Austin England)

メアリー・ローズの枝変わりですから、花びらにピンクが入ることがあります。

明日の朝はどんな姿で開花しているでしょうか。

 

+----+----+  2012年5月9日追記 +----+----+

 

□ 翌朝、こんな風に開花していました。

  

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一輪、また一輪、バラの開花

2012年05月06日 21時35分16秒 | 立夏

◇ 今日もこちらは気温が上がって最高気温28度くらい、日中はとても暑く日差しの眩しい一日でした。

  こんな日はバラの開花も一段と進むのかと思いきや、予想に反して朝方蕾が緩んだ花だけが咲いていった感じです。

  月初にかけて3日間雨が降り、その後の気温の上昇でバラにはお決まりの害虫があちこちで発生して、午前中はその駆除に追われました。

  それでも一輪、また一輪と、バラの一番花の開花が今年もあちこちで静かに始まっています。

 

□ 東から朝日が差し込んで、眩しい南東側一帯で白いバラの開花です。

 

  

□ 昨日5月5日から6日の朝にかけて少しずつ花びらが緩んで…。

 

□ ウィンチェスター・キャシードラル

(Winchester Cathedral S 1988 D.Austin England)

 

□ こちらは庭の北東側、アプリコット・ピンクの「点」が見え始めています。

 

  

□  コーネリア (Cornelia HMsk 1925 J.Pemberton England)

 

□ 北側の塀には、ハゴロモジャスミンが若干「復活」しています。

 

□ 昨年は寒波でほぼ全滅、今年も2月に花芽がずいぶん枯れました。

 

□ 朝の陽ざしを浴びて、一昨日から開花が進んでいます。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

□ ゼフィリーヌ・ドルーアン

(Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

こちらはずいぶん咲き進んで来ました。

 

□ 室内から窓越しに外を眺めると、こんな感じになります。

 

 

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次に咲くバラの花を予想したり

2012年05月04日 19時50分57秒 | 穀雨

◇ 今日は朝から北寄りの風が強く吹いて、最高気温も22度と快適な陽気の一日でした。

  明日はこどもの日、予報ではこちらは最高気温26度まで上がるそうで、さてさてどこにでかけましょうか。

  バラの一番花がほんの少し咲き始めて、この時季の楽しみの一つは、次の開花の品種を予想すること。

  ほんの数日で咲くとはわかっていても、わざわざ目をつぶって想像したりして…もうすぐそこなのに、気持ちは相当に逸るものがあるんですね。

 

□ バラより先に、クレマチスのダッチェス・オブ・エディンバラの開花です。

 

□ こうして、バラのイングリッシュ・ヘリテージ(ER)の開花を待ちます。

 

  ⇒  

□ 黄色いアイリスとマーガレットが待つのは、その上方の…。

 

□ 黄色い花のシャルロット・オースチン(ER)です。

 

□ エグランタイン(ER)の蕾も急速に色づいてきました。

 

□ デルフィニウム、もう明日にでも開花するでしょうが、

その向こうのパット・オースチン(ER)もスタンバイ。

 

□ ローズピンクの中輪、ハーロウ・カー(ER)ですが…。

 

□ 鉢植えですが、いつにない程の蕾の数で楽しみです。

 

 

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早咲きのバラの開花の始まり

2012年05月04日 13時06分50秒 | 穀雨

◇ 朝方は眩しいくらいに天気が好かったのに、強い北風とともに空が暗い雲で覆われて来ました。

  朝の明るい日差しに誘われたのか、庭では早咲きのバラが咲き始めています。

  他のバラはまだ少し早いようですが、毎年庭の南東側から順番に開花が広がっていきます。

  これからは朝に夕にデジカメを片手に、その日の開花を楽しみながら病害虫に目を光らせている、そんな毎日となるわけです。

 

□ ここは庭で最も日当たりの好いところ、一足先に開花です。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

  

□ 朝はこれくらい眩しい日差しがありました。

 

  

□ 昨日の開花の途中、かすかに桃色がかっています。

 

□ 今朝は、こんな風に開花していました。

 

□ こちらは、横這性のチャイナ・ローズの開花です。

 

□ 葡萄紅 (Pu Tao Hong Ch)

実際はもう少し濃いピンクの花です。

 

□ テキセンシス・プリンセス・ダイアナの蕾が充実して来ました。

向こうは前回ご紹介したバラです。

 

□ ゼフィリーヌ・ドルーアン

(Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

これからぐいぐい咲いていくと思います。

 

□ 娘と帰省している孫(Kちゃん)です。

まだ7か月なんですよ。

 

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雨の中、今年のバラの季節の始まりです。

2012年05月02日 12時26分57秒 | 穀雨

◇ 4月下旬には、庭のあちこちで日に日に膨らんでいたバラの蕾がありました。

  孫を連れての帰省から戻って来たら、そのうちの一輪がようやく開花していました。

  ただ残念なことに夜半からの強い雨で、せっかくの開花もその特徴を存分に発揮するまでには至りません。

  何よりまして五月晴れの爽快な空がほしい、そんな感じの今年のバラの季節の始まりです。

 

□ ゼフィリーヌ・ドルーアン

(Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

黄色いしべが愛らしいのですが、まだ見えません。

 

□ 物心ついた頃の記憶に残るバラは、こんな色をしていました。

 

□ 画像、上に向かって咲き進んでいきました。

 

□ 明日以降、次第に開花することでしょう。

 

□ クレマチス・テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」にも蕾でしょうか。

左向こうに、冒頭のローズピンクのバラが見えます。

 

□ クレマチス・パテンス系「ハーモニー」

金木犀の隣、雨の中を咲き進んでいます。

 

□ 金木犀に誘引のクレマチス・モンタナ系「メイリーン」

そろそろ終わりに近づいて来たようです。

 

□ モンタナ系の一季咲きの迫力、全部で200くらいの花(左の方)が咲きました。

 

□ 庭の花にも変化が出て来て、デルフィニウムの蕾の隣、

このジャーマン・アイリスは、2年ぶりの開花です。

 

  

□ 春の宿根草もまだまだ健在ですよ。

 

+----+----+----+----+ 冒頭のピンクのバラ、2012年5月3日の様子を追加しました。 +----+----+----+----+

 

□ 明るい5月の日差しを受けて、ローズピンクが映えます。

 

□ このお天気で、次第に開花が進むと思います。

 

□ リビングの外、東側で午後2時からは半日蔭です。

オベリスクは、ガートルード・ジェキル(ER)です。

 ローズピンクの香りのバラ、開花は少し先でしょう。

 

 

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