折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

クレマチス、バラを待っていたようです。

2012年05月16日 23時36分16秒 | 立夏

◇ このところ天気も好くなくて、数日くらいは涼しいような毎日が続いていましたが、久しぶりに夏日となりました。

  5月は月初にゴールデンウィークで始まりますから、とにかく日が経つのが早いこと、もう月半ばを過ぎました。

  庭のバラはと言えばすでに半数以上が開花して、そろそろ遅咲きの部類の品種が咲き始める頃です。

  5年前にバラとのコラボを夢見て植えたクレマチス、毎年遅咲きのバラを待てずに「お先に」状態でしたが、今年はバラが早めに開花して何とか間に合いました。

 

□ 雨の中を遅咲きのイングリッシュ・ヘリテージがようやく開花して、

クレマチスのダッチェス・オブ・エディンバラとのコラボです(5月15日)。

 

□ バラの枝にクレマチスを誘引した訳ではないのですが…。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

 

□ 清潔感の漂うピュアなピンクが魅力です。

 

□ いつもの年よりも数日早く開花したような気がします。

 

□ 同じピンクでも、早めに開花していた花達も健在です。

ここには3品種が咲いていますが、

右手前のバラの香りが勝ります。

 

□ ガートルード・ジェキル

(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

 

□ ジャック・カルティエ

(Jacques Cartier P 1868 Moreau-Robert France)

 

□ ゼフィリーヌ・ドルーアン

(Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

このバラはそろそろ最終章です。

 

□ 愛らしい半八重のバラの開花です。

 

□ スカボロー・フェア

(Scarborough Fair S 2003 D.Autin England)

株の更新のためにかなりの強剪定を施しました。

開花できるか心配しましたが、蕾もまずまずの数です。

 

□ 鮮やかな赤、今年の一番花は、やや蕾の数が少なかったのです。

 

 □ レディ・オブ・メギンチ

(Lady of Megginch S 2005 D.Austin England)

 

□ 雨が上がって、様々なバラが咲き継いでいますが、

特に気に入ったバラの木立は、この左下辺りです。

 

□ シャルル・ドゥ・ミル

(Charles de Mills G before 1746)

降雨のせいもあって、枝垂れ咲きで咲いている姿が優雅です。

 

□ 定点観察場所、この辺りでは取りあえずピークを過ぎたかもしれません。

 

□ コーネリア (Cornelia HMsk 1925 J.Pemberton England)

ずいぶん咲き進んでいるというか、お仕舞に近いようです。

 

□ コーネリアの隣、ハゴロモジャスミンが申し訳なさそうに咲いています。

2月の寒波で花芽が大部分枯れましたが、残ってくれたのもあったようです。

 


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4 コメント

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素敵な薔薇ばかりです・・・ (アンジェラ)
2012-05-17 05:06:35
 折節さん、おはようございます。

 どれも素敵な薔薇ばかりで、私はすっかり魅了されています。

 クレマチスが薔薇を待っていた・・・

 薔薇に寄り添うようにクレマチスが咲いていますね~・・・二人のコラボは何て素敵なんでしょう!

 透き通るような花びらのやわらかい雰囲気のする ガートルート・ジェキルも素敵ですね。

 ゼフィリーヌ・ドルーマンの色もフリルもいいですね~!

 スカボロー・フェアは丸いカップ状の可愛らしいお花ですね。

 我が家は西側の垣根が数本枯れてしまって、そこに薔薇を植えようと思っています。
この場所にあった素敵な薔薇に出会えたら嬉しいですね。

 今日はバジルの苗を鉢に植えたりする予定です。
デルフィニウムがグングン伸びてきて楽しみです。
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さりげない花の姿でも… (折節)
2012-05-17 22:31:15
アンジェラさん、こんばんは。

デルフィニウム、初めて植えてみたのですが、蕾が害虫に食べられたりて、なかなかむずかしいですね。
無傷な花が咲いてくれたらいいですが、どうなんでしょう。

バラとクレマチス、バラを始めた直後にどこかのお庭で見かけて憧れました。
このイングリッシュ・ヘリテージとダッチェス・オブ・エディンバラが最初です。
ここにはヘレボルスも植えているんですよ。
さすがにヘレボルスはほとんど終わってしまいますが、バラとクレマチスのコラボは期待してました。
それでもダッチェスが早咲きでヘリテージが遅咲きであまり花期が重なりませんでね。
この春は、ダッチェスが若干盛りを過ぎた頃にヘリテージの開花を迎えました。
実は画像以上に、実際に見た感じがほんわりやわらかな雰囲気で、一人悦に入っています。

ガートルード・ジェキルもスカボロー・フェアも、植えてから5年目くらいでしょうか。
どちらも期待通りに咲いてくれますし、イングリッシュ・ローズの中でも気に入っています。
庭にバラの咲く喜びに浸っているような、そんなこの頃です。



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満ちてますね~♪ (りこぴん)
2012-05-18 17:29:49
こんにちは~折節さん
わ~”折節さんの所も沢山咲いてますね~♪
ダッチェス・オブ・エディンバラ、我家のベルオブウォーキングと似た八重のクレマチス
バラと上手くコラボができましたね~
バラとクレマのコラボ私も憧れて何本かやっていますがなかなか上手くコラボして咲くまでにはいきません。
そういえば咲く時期とか全然調べないで植えてました。
スカボロー・フェア毎年見せていただいていますがこのバラを見る度に
あのサイモン&ガーファンクルの曲が聴こえてきます。
甘く切ない曲と重なってとっても魅力的です。
半八重の透き通る様な薄ピンク色も他のバラにない雰囲気ですね~
あらら~?すっかり魅了されてます。
これは買うしかないかな~☆
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憧れと現実は… (折節)
2012-05-18 22:08:56
りこぴんさん、こんばんは。

バラの小園もそろそろ最初のピークを迎えたようです。
5月の乾いた空気の中で、やわらかなパステルカラーが広がり、甘い香りがあちこちに漂います。

そんな中でバラとクレマチスのコラボがようやく実現しました。
りこぴんさんのおっしゃるとおり、バラとクレマチスのコラボなんて、結構難しい感じがします。
ただ並べるだけでは、緑と緑の葉コラボ(!?)で終わってしまうんですね、当たり前ですが…。
どっちも5月に咲くだろうみたいな甘い期待で隣通しに植えましたが、なかなかうまいこといきません。
今年はヘリテージとダッチェスについてはたまたまコラボできましたが、来年はどうでしょう。

スカボロー・フェア、サイモンとガーファンクルのあの曲が必ず(頭の中で)流れてきますよね。
映画「卒業」の様々なシーンが現れては消えていくようです。
半八重のバラって、何といっても愛らしさが魅力で、私は大好きなんですよ。
ジャクリーヌ・デュ・プレやアルバ・セミプレナのように、半八重はいくつか植えて楽しんでいます。
りこぴんさんもどうぞスカボロー・フェアをお庭に植えてみてはいかがでしょう。
以前、港が見える丘公園でこのピンクのバラの木立を見かけました。
庭のバラのお揃いというだけでとてもうれしくなりますよね。


 
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