折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

返り咲きのバラが一輪咲いただけで・・・

2020年11月15日 21時36分05秒 | 立冬

◇ 先日まであまり気温の上がらない日が続いて、このまま冬の入り口に近づいているような気がしていましたが、この土日辺りからは、小春日和の暖かい陽気となりました。

  風もなく穏やかな日和でしたから、庭仕事にはうってつけの週末でしたし、秋植え球根や宿根草などの植え付け前の作業(土壌改良や雑草引きなど)に終始しました。

  秋のバラの返り咲きは不振を極めている訳ですが、朝起きて庭のバラの株をチェックしながら、花が一輪咲いているだけで、自分だけのニュースになっている感じです。

  それでも、あまり返り咲きの見られなかった品種のバラが思いがけなく開花すると、来年の春シーズンに向きかけている気持ちが、再び揺り戻されるような心地がします。

 

                                                      2020年11月14日

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

淡いピンクの半八重の花が一輪ですが、しっとりとした穏やかな感じは、秋のバラそのものです。

 

                                                                2010年10月2日

□ 10年前の返り咲きの花にも登場してもらいました。

若かった頃の「刷り込み」はすごいと思うのですが、このバラが咲きますと、

サイモンとガーファンクルの「スカボロー・フェア」のなつかしい歌声が聞こえて来る気がします。

 

                                                  2011年7月4日

□ ずいぶん前の画像ばかりで恐縮ですが、春夏のシーズンはこれくらいは咲きます(おそらく三番花)。

 

                                                      2019年5月24日

□ 木漏れ日の当たるところに咲く姿(こちらは鉢植えです)が、特に気に入っています。

 

                                                      2020年11月14日

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England)

真紅のバラの蕾が色づいて来て、そのうちに開花すると思われます。

 


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4 コメント

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自分だけのニュース♪ (越後美人)
2020-11-17 16:30:11
スカボロ・フェアが咲きましたね♪
「自分だけのニュース」というがよく分かって、良い表現だなあ~と嬉しくなりました。
その内に転用させて頂くかも知れませんので、ご了承下さいね(*^^*)
私もこのバラの名を聞くと、サイモンとガーファンクルの歌声が頭の中で響きます♪
良い歌でしたね(^_-)-☆
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Unknown (Haru)
2020-11-17 17:34:22
折節さん、こんばんは。
スカボロ・フェアと言うと私のサイモンとガーファンクルですね。
当時、LPを買って彼らの歌をあれこれと聞いていたことを懐かしく思い出しています。
可愛いバラですね。

なかなか咲かないバラにがっかりされていて寂しいですね。
Googleで色々と調べたのですがやはり夏の暑さのダメージ、と言うのが多かったみたいですね。
もし参考になれば、私は夏の間に薄めの液肥や、リキダスという活力剤をときどき
あげています。夏の体力回復に液肥が良いとバラの家のサイトで見たものですから。
それが良いのかどうかはわからないですが〜〜
来春のお花を楽しみにしていますね。新しいバラも来るのかしら?
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暖かい日が続きます。 (折節)
2020-11-17 22:17:46
越後美人さん、こんばんは。

今日も引き続き暖かい日になりました。
ほとんど曇っていましたが、風もなく穏やかな小春日和の一日、ジョウビタキが近くに飛んできていました。
それにしても、ボーッとしていても、あたふたと忙しくしていても、一日はあっという間に過ぎ去ります。

スカボロ・フェアは、今日は散ってしまっていました。
これに続く蕾は見当たりませんので、今シーズンはこのバラは「一件落着、お疲れさまでした!」ってところでしょうか。
次の「自分だけの開花ニュース」が、そろそろ待たれます。

サイモンとガーファンクルの暖かな歌声は、高校から大学にかけてのはるかな昔の思い出につながります。
いつまでも褪せることのない歌の数々ですね。


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Parsely, sage, rosemary and thyme ♪ (折節)
2020-11-17 23:02:03
Haruさん、こんばんは。

何だか季節が1か月くらい前に戻ってしまったような陽気ですね。
なかなかすんなりと冬に向かう訳でもなさそうです。

サイモンとガーファンクルは、ビートルズとともに若かった頃の思い出とつながる歌ばかりです。
スカボロ・フェアのバラを迎えたのも、名前に惹かれたのがその一番の理由でした。
もちろん、半八重のバラがほしかったのですけどね。
歌詞の中の「パセリ、セージ、ローズマリー、タイム」は、以前に庭に植えてました。
でもいつの間にか、ローズマリーとタイムを残すのみになりました。
セージの花は、また来年にでも楽しもうと思っています。

返り咲きが不調のバラ、きっと夏場の猛暑のダメージから立ち直り切れなかったんだろうと思っています。
そうですね、夏場の体力回復に液肥というのは、私も毎年気をつけてあげているんです。
今シーズンはそれもあまり効かなかったんでしょうね。
明日か明後日くらいに、ジュード・ジ・オブスキュアが咲いてくれそうです。

とにもかくにも、返り咲きが終わったら、今度はバラの冬作業が控えていますね。
新しいバラですか? 実は注文しました。
こんなことばかりは、なぜか抜け目なく早いんです。
ギヨーのバラで、マルク・アントン・シャルポンティエという、黄色からクリーム色に変わっていくバラだそうです。
フランスのバロック音楽の作曲家が名前の由来です。
ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートのテレビ中継開始の曲(トランペットが高らかに鳴る・・・)は、そのお方の作曲だそうです。
来年のコンサートも、無事に開会の運びになるといいのですが・・・。

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